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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒色アリスとわたし
- 日時: 2009/10/12 16:07
- 名前: 紅羽 (ID: d/IlFCIL)
初めまして!こんにちは!紅羽(クレハ)です。
素人なので、誤字がいっぱいあると思います・・・
でも、頑張りたいと思います!!
読んでくれた方・コメントくれた方、とても感謝です<(_ _)>
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- Re: 黒色アリスとわたし ( No.1 )
- 日時: 2009/10/12 16:17
- 名前: 紅羽 (ID: d/IlFCIL)
第0話 さいしょ
何も見えない。
暗闇の中で、恐怖と孤独と闘ってきた。ずっと、ずっと。
今日の空の色は何色・・・?
この部屋はどんな色・・・?
わたしの顔はどんな顔・・・?
何も見えない。何も知らない。孤独な、わたし。
わたしの願いごと・・・たった一つの願いごと。
誰が、いつ、叶えてくれるのだろう?
叶えてくれるまで、楽しみにしてるよ。
暗闇の中で、ずっと待ってるから。
『いろんなものを、見てみたい』
- Re: 黒色アリスとわたし ( No.2 )
- 日時: 2009/10/12 16:25
- 名前: 紅羽 (ID: d/IlFCIL)
第1話 見えない光
冷たい空気が流れている部屋。
この部屋に、ある少女がいた。
「誰かッ!わたしの願いごとを聞いてッ!叶えてッ!」
少女の叫びが、部屋に響いた。
たくさん叫んでも、泣いても、声を出しても。
少女の声は誰にも届かない・・・
「誰か、いないの?!ねぇ、誰かーッ!」
少女の声は、だんだんかすれてきたようだ。
実はこの少女・・・盲目なのだ。
ある事件がきっかけで、盲目になってしまった。
そして、この部屋に閉じ込められていた。
「だ・・・レか・・・!たスケ・・・てヨ!」
ガク、とひざをついた少女。
今日はもう叫ぶことはないだろうな・・・
この光景をずっと見ていた人がいた。
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