ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ログアウト禁止☆2章突入!
- 日時: 2009/10/25 23:25
- 名前: まさ (ID: dC.CMKF3)
初めまして。
こんな駄文にしかならないような小説にようこそ
他所で色んな物を書いていたんですがダーク路線は初めてです(笑
ホラーではないですよw
では。よろしくです
プロローグ
生きたいって?
だったら死んでもっかい生まれてこいや。出来たらな
もうやだだ?
じゃあ何でこのゲームにのったんだい?
やめる?
無理だな
このゲームはクリアするまでログアウトできねえって決まりだろ
ゲームの自分が死んじまったら復活はできねえのさ
死にたくなきゃクリアしろよ
人が殺せるもんならな
第一章「ゲーム開始」第1話〜第4話
第二章「9としての」第5話
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- ログアウト禁止 ( No.1 )
- 日時: 2009/10/12 22:09
- 名前: まさ (ID: dC.CMKF3)
第一話
ログイン
「おい……マジでやんの?」
「やるに決まってんだろ。」
「そうよ。クリアで100億ってすごいゲームよ?」
「でもよぉ、ルールがログアウト出来ないってだけなんておかしくね?リンク先がただのブラクラってことも……」
「そんときゃ驚きゃいいだろ。見るだけ見るさ。」
「あ……あぁ。」
カチッ
本当はカチッなんて音はしないマウスを左クリックする
カチッという音以外に例えようがないからな
それが共通の音なんだ
現れたのはゲームを開始しますかの画面
その文字の下にはOKのアイコン
これを押せということだろうか……?
「押すぞ?」
「ああ。」
「おーけー。」
カチッ
その共通の「音」を聞いた数秒後
僕らは全く知らないところにいた
「は?」
なんだ?
どこだここは?
記憶を辿るもここらしき場所はしらない
「どこだよ……ここ。」
ゲームに乗る気だった建も覚えがないらしい
もちろん同じくゲームに興味心身だった真帆もだろう。
「坊ちゃん達。」
「え……?」
目の前にはサングラスをかけ日本刀を持ってる男が一人
まるでヤクザだ
顔には傷もある
怖くないかと聞かれたら嘘になるが……
「このゲームに乗った理由は?」
男はそう尋ねてきた
「興味……本位。」
そう言うと男は少し驚いた顔をして
「興味本位?そいつは運がよかったな。」
「運がいい?」
「何の情報もなしにこのゲームに乗ると1日ももたずに死んじまうからな。」
「なんだって!?」
「そう急くな。いいか?このゲームには事前にクリア者から情報を聞いておくか……俺みたいにゲーム終盤に差し掛かってるものに出会えるかが重要だ。坊ちゃん達の場合は後者だったな。」
何をいってるのだろうか……
まるでこの世界がゲームの中みたいな言い方だ
いや、この男の言ってることが正しければ
ここはゲームの中みたいではなくゲームの中なのだろう。
汗が止まらない
建も真帆も動揺を隠し切れないらしい
「坊ちゃんよぉ……暫くは俺と組んどいた方がよさそうだぜ。」
続
- ログアウト禁止 ( No.2 )
- 日時: 2009/10/19 19:58
- 名前: まさ (ID: dC.CMKF3)
第二話
ルール
組む?
どういうことだ?
正直ヤクザのような者と一緒にいたいという気はおこらない
だが話を聞いてみるだけはしといたほうがよさそうだ
「組む……って?」
「言っただろ。このゲームを攻略するにはゲーム終盤の人間に出会うのが近道だって。」
「ああ。」
「まあそいつがお前等を殺すような悪人だったらお前らはそこで終了なんだが……」
さっきから死ぬだの殺すだの……人の生き死にがかかわるゲームなのか?
考え込む動作をするが頭は全くまわらない
「坊ちゃんの考えてることあたりだぜ。このゲームは生きるか死ぬかだ。」
「………」
3人とも黙り込んでしまった
無理も無い
平和な環境からいきなり生き死にのかかわる世界に飛び込んでしまった
「クリア条件は……?」
「簡単だ。人を10人殺せばいい。」
「えっ……」
「RPGには経験値ってあるだろ。それだ。10人殺して経験値MAX。そしてゲームの開発者のモブに話しかければいい。」
「他に方法はねえのかよ!」
「ない……な。乗っちまったら仕方ない。ほらお前等、最低限の武器は持っておけ。」
「これ……銃かよ!?」
「ああ。」
3人に手渡されたのは銃だった。
勿論扱ったことなどない
撃ったことも
「幸いこのゲームは中高生が興味本位で参加してくるケースが多い。序盤にその武器を持ってるだけで大きいメリットだな。」
「そんなこといっても……」
「おいおい、参加したのはお前らだ始めたからにはクリア目指せよ?」
「あ……あぁ」
続
- Re: ログアウト禁止 ( No.3 )
- 日時: 2009/10/19 20:12
- 名前: りゅう (ID: 9ntAb32o)
お、おもしろそうですね・・・
人を10人殺せばクリアですか・・・
- ログアウト禁止 ( No.4 )
- 日時: 2009/10/20 19:48
- 名前: まさ (ID: dC.CMKF3)
>>りゅうs
こんな小説とよべるかすら分からない物に面白いなんてありがとうございます!
10人です。殆どの人は1人も殺せずに終了でしょうね(笑
- ログアウト禁止 ( No.5 )
- 日時: 2009/10/20 20:09
- 名前: まさ (ID: dC.CMKF3)
第3話「Witch」
「クリアを目指せって事は今おじさんを殺してもいいと。」
真帆がようやく口を開いた
って!何を言ってるんだ
ルール的にはそうだが……てかそうしなきゃならないが……
「ああ。そうだが?」
おっさんも余裕の笑みでたばこ咥えるなよな……
「やるかい?」
「初心者が上級者に戦っても返り討ち…やめとくわ。」
「賢明な判断だ。殺しの才能あるんじゃないか?」
「やだー、そんなのないよ♪」
「あながち外れでもないと思うがな……で、眼鏡の坊ちゃん。」
そういって建を指差した
「建です。」
「建な。君は何が出来る?」
「いやあ……ナナシみたいに運動神経ないし真帆みたいな話術もないです。」
ナナシ……俺のことだ
学校内サイトで使ってたHN
それがナナシ
名無しではなくちゃんとしたコテハンだ
「ほう……だが人間一つや二つは得意分野があると思うがな。見たとこハッカータイプな気もするが。」
「ハッカー!?俺がか!」
確かに見た目的にはそういう系のタイプだ
実質学校のPCに簡単なウイルスをバラまいたほどだし……
建はあんなこと言ってるがバイクを直したりも出来る
こういうのってメカニックだかエンジニアっていうんだっけ?
「さきほど言ったとおり中高生が多いこのゲームの序盤はルールさえも理解していない者が多い。そいつらは大規模な街にいくまで武器すらも入手できない。」
「じゃあおっさんの日本刀は?」
「ん?ログインしたときに携帯していたものなら持てるんだぜ?」
「え……じゃあナナシの家から色々もってくればよかったな。」
「ああ。建も携帯とノーパソ何故かもってるのはそれが理由か。」
「ナナシ。建。おじさん。あそこに人!」
おっ……見たところ中学生2人組みか
相手は武器もないし負ける要素はないが……
駄目だ。躊躇してしまう
「あんたたちやらないの?」
「え?」
「この距離なら脚ねらって動きとめて脳天にでも撃てば沈むわよ。」
「それなら俺も考えたが……ナナシは?」
「おっ……俺は…」
「なによ情けない。じゃあ私が。」
え?
マジでやるのか……?
「おい真帆まっ……」
ドン!
続
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