ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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復讐屋の娘<オリキャラ募集中>
日時: 2009/10/26 20:28
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
参照: http://youtube.com/watch?v=antSxpMFaSg

消されてしまったので新しく書き直す!今までと内容が異なる場合があります。

登場人物(レギュラー)

ジェイド・ユナカイト

紫のストレートの髪に黄色い目の美人。全ての力を司る『総力』を使う魔女で復讐屋。

アイオライト

ジェイドの第1子分の魔界猫。真っ白な毛に紫色の目が特徴。魔力は水。

レピドライト

ジェイドの第2子分。まだ2ヶ月の魔界子猫だが、やることと性格だけは大人にまけず劣らず卑劣で残酷。真っ黒な毛に黄色の目が特徴。魔力は電気。

フローライト

ジェイドの第3子分。天才的に頭がいいが、気を抜くとドジをしたり馬鹿になったり。ちょっと不憫な猫。赤茶色の毛にオレンジ色の目が特徴。魔力は炎。

ソードライト

ジェイドの新しく入った仲間。本当は・・・?黄金色の毛並みに緑色の目が特徴。魔力は植物。

ラリマー

ジェイドの秘書で猫のお守り役。発明大好き!淡い桃色の髪に灰色の目が特徴。魔力は天候操作。



オリキャラを出してくださった方、申し訳ないですが書き直してください・・・orz


復讐屋とは?

人間の恨みを晴らし、自分の魔力を高める職業。ジェイドは復讐サイトを開いているがほかは・・・?


魔界猫とは?

人間界の猫と違って、喋るんです、変身しちゃうんです、ある意味スーパー猫です!普通の猫にはない頭の上のアホ毛や、尻尾についた魔力の毛玉、千里眼を持っています。



プロローグ〜午前2時の宵闇〜

「あああああ!助けてくれ!」

真っ赤になった復讐の標的が悲鳴を上げる。その周りには、何10、何100もの凄まじい猫の数。

「誰が助けるか。おい、お前達!こいつを要望どうり、むごたらしくしておやり」

「はい!ジェイド様。皆、突撃!」

真っ赤に染まった裏路地。猫の行列。

ジェイドは横目で見ると宙高く舞い上がり、ジュッと言う何かが焦げたような音を出して消えた。

復讐屋ジェイド、今日も人の恨みを午前2時の宵闇から届けに行く—————————————

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オリキャラ応募用紙

このキャラは・・・ジェイドの仲間?依頼人?「」

名前「」 性別「」

性格「」

容姿「」

魔力「」(依頼人の場合は書かなくていいです)

どんな理由で復讐する?「」(仲間キャラはいいです)

その他「」

どうもありがとーございました!
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皆様のオリキャラ

リジミー・ブルーローズ 猫sオリキャラ

かなりクールなジェイドの仲間。風と水を操る。ジェイドによく潜入操作を頼まれるが、そのたびに男子に追い掛け回されるという美人。


七星 北斗 北斗七星オリキャラ

ジェイドと星が三度の飯より大好き!な男子。魔力は銀河と現実。魔界国家の最終兵器だったが、脱走してジェイドの仲間になった。星と会話が出来る。浮遊ヶ丘の星が綺麗な日にしか出てこない。でもジェイドがたまに家に遊びに行っているらしい。

赫結 レナ 桜姫オリキャラ

天真爛漫で明るいムードメーカー。紫のリボンが特徴の魔女仲間。惹きつけ属性で蝶を操れる。未熟だが現実属性も持っていて、ジェイドの仕事に使っている。「奇跡の魔女」「黄金蝶の魔女」で知られている。

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Re: 復讐屋の娘<オリキャラ募集中> ( No.32 )
日時: 2009/11/02 09:40
名前: 砂漠の薔薇 (ID: GrVDPcij)
参照: http://youtube.com/watch?v=antSxpMFaSg

おお!私がいない間に3人もオリキャラが・・・!

皆さんありがと〜!

Re: 復讐屋の娘<オリキャラ募集中> ( No.33 )
日時: 2009/11/02 10:14
名前: 砂漠の薔薇 (ID: GrVDPcij)
参照: http://youtube.com/watch?v=antSxpMFaSg

第2件目の依頼 1 夕暮れ教室

「よし、今日の授業はここまで!」

『ありがとうございましたー!』

いい終わらないうちに教室の引き戸が勢いよく開き、生徒が飛び出してきた。

そのほとんどの生徒が廊下で他のクラスの子と話をしていたり、ふざけて追いかけっこをしながら帰って行く。

誰もいなくなったオレンジ色の教室に、2つの影が映しだされた。

「よし、皆行ったね。ちょっと由香にとってはショックかもだけど、話があるんだ」

「香織が深刻な顔をして話すなんて珍しいー! もしかして、給食の時間何か変なもの混ざってた?」

2つの影、由香と香織はそれぞれ全く異なる表情で向かい合っていた。

「んで、何が言いたいの?」

「実はね…見ちゃったのよ、由香の彼氏の竜也が他の子と歩いているとこ…その時の竜也の顔、とっても幸せそうだったの…つまり言いたいのは、由香に内緒で浮気しているってことを言いたかったの」

香織は少しうつむいて言った。それからいきなり顔を上げ、由香にずいっと顔を近づけた。

「私、そんなんだったら竜也と分かれたほうがいいと思う。もしかしたら由香、竜也の金ズルになっているのかもよ」

だったら分かれたほうがいいと思うな、と続けると由香は勢いよく立ち上がった。座っていた机が大きな音を立てて後ろへ倒れる。香織は驚いて机から降りてしまった。

「そんなんだったら許せない!香織、言っていること本当だよね?」

「うん、大真面目よ!」

「だったら、明日にでも別れる。情報ありがと香織」

それだけ言うと鞄を持ってそそくさと教室から出て行ってしまった。

「ふっ、馬鹿だね…竜也が簡単に浮気するわけないじゃん。それなのに信じちゃって…ま、捨てられたら私がもらうけどー」

香織は悪魔のような形相で笑いながら学校を後にした。

何かをたくらんだ香織の通った道で、1匹の猫が寒そうに体を震わせ、しばらくして夜の闇へと消えていった。

Re: 復讐屋の娘<オリキャラ募集中> ( No.34 )
日時: 2009/11/02 11:33
名前: 月 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12728

初めまして、月と言います^^
話、とてもお上手ですね♪
続きが楽しみです♪

早速ですけど、オリキャラ良いですか?

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オリキャラ応募用紙

このキャラは・・・ジェイドの仲間?依頼人?「仲間」

名前「神崎 威風」 性別「♂」

性格「結構短気で好戦的、キレると静かになるが同時に冷徹になる。」

容姿「黒髪の点パに青目、黒い長袖に白のGパン、首には十字架のネックレスをしている」

魔力「暗黒と獣」(依頼人の場合は書かなくていいです)

どんな理由で復讐する?「」(仲間キャラはいいです)

その他「長剣に暗黒魔法をまとわせて攻撃したり、十字架のペンダントを外すと獣の魔法を使える。
変わったキャラですけど、良かったらどうぞ^^」

どうもありがとーございました!
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Re: 復讐屋の娘<オリキャラ募集中> ( No.35 )
日時: 2009/12/02 17:29
名前: 砂漠の薔薇 (ID: vjv6vqMW)

うわわわわ(うるさい

更新遅れてすみませんでしたぁ〜!

月sと桜のオリキャラはじき出しますよ〜

Re: 復讐屋の娘<オリキャラ募集中> ( No.36 )
日時: 2009/12/02 18:07
名前: 砂漠の薔薇 (ID: vjv6vqMW)

第2件目の依頼 2 裏切り者、揺れる想い

次の日。由香は酷く落胆した様子で学校にいた。もう6時間目だが、朝と同じように机に突っ伏していた。

「由香?ちょっとちょっと、大丈夫?」

心配してきたのは竜也だったが、昨日の事もあって由香は誰もいない屋上へ竜矢を引っ張っていくと、すごい勢いで扉を閉めた。

「竜也、他にも彼女がいるって本当なの?」

「は?何いってんの、いるわけないじゃん」

へらへらして言う竜也に由香はイラついた。元からいろいろ不満がたまっていたせいでそのイラつきは怒りへと形を変えた。

「そんな顔していう事じゃないでしょ!?もういい、竜也、今日でお別れだから」

ムカついたらしく、屋上からさっさと出て行ってしまった由香を呆然と見ている竜也は、1つため息をつくと、何もないフェンスに話しかけた。

「ねえ、そこの人、何してるの?」

返事はない。竜也が姿を見せてよ、見えているんだから、と言うと、黒い光が砂のようにさらさらと落ちてきて、何もなかったフェンスにジェイドが座っていた。

「・・・なんか用か」

「いや?ただそこにボーっとしているからどうしたのかなって思ってさ」

「・・・別に何もしていない、とっとと帰れ」

「おー、怖っ。ま、なんでもないんならいいけどね」

あはは、と笑いながら帰っていく竜也を、ジェイドは目で追っていた。

「あー、やっと見つけた!ジェイド様ぁ〜いつもいつもどこかに行かないでくださいよ〜」

フローライトがジェイドと同じ黒い光の中から現れた。

「夕日なんか見て楽しいですか?それにさっきのにんげんったら本当に生意気なんだかおぶぅっ!!」

ジェイドは竜矢の事を言い出したフローライトの首根っこをつかんだ。まるで・・・

「なんなんだ、これじゃあ恋愛感情持っているようじゃないか。馬鹿馬鹿しい」

ジェイドは鼻を鳴らすと、屋上のフェンスから飛び降りて、すぐ下の魔方陣の中に掻き消えてしまった。


その夜の魔界で、ジェイドがなぜか痛む心を抱えながら猫と一緒に部屋にこもっていた。


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