ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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50日間 恐怖のはてな
日時: 2009/10/30 17:42
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: VQ5Z3lvG)

クリック感謝です。小説初投KO!
ってことで、頑張って書きたいと思います。

あー。私は一応初心者なので、
あんま期待はしないようにお願いします^^;
凄い下手すぎかもしれませんが
全員強制エントリーということで
私も一応皆さんに見られても恥がないように
バリバリ頑張って熱中するので応援願いまし!

面白怖い?という感じの小説になってしまう
かもしれませんが、どうぞお楽しみください。

>>01プロローグ

>>02第一話 >>09第六話
>>03第二話
>>06第三話
>>07第四話
>>08第五話

———主な登場人物
神無月 心愛(13)
カンナヅキ ココア

神無月家に生まれた
瀧ノ介と遥の次女、
長女の心の持病は喘息。

神無月 瀧ノ介(35)
カンナヅキ タキノスケ

心愛の父親、ある場面では
家事で亡くなってしまった。

神無月 遥(34)
カンナヅキ ハルカ

心と心愛の母親だが、
虐待の罪で服役中。

神無月 心(15)
カンナヅキ ココロ

神無月家の長女、
成績も優秀で賢いが
遥の過虐待の為、喘息に。

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Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.5 )
日時: 2009/10/28 20:08
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: aYwQGfB6)

>>04 よぉさん

コメありがとうございます!
中々面白いだなんて・・・。
お褒めの言葉アリガトウゴザイマス!

人物の件については、これから
徐々に改良を重ねていきます。
アドありがとうございました!
頑張ってもっと面白い小説に
していけるようにしたいと思い
ます!

Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.6 )
日時: 2009/10/28 20:18
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: aYwQGfB6)

第三話

翌朝————  二日目

     ハッッ

「え、夢じゃなかったの・・・。」

そう、夢ではない。現実だった。
これは現実。真面目に考えなくてはいけない。

「あら、お目覚めですか?」

「誰?誰なの?」

       エッ??!!

声がしたのはピエロのロボットからだった。
なんでピエロがしゃべるんだかわからない。
まあ、これはいいや。でも不思議だなぁ・。

「おっと、驚かれておりますでしょうか。
 それは、失礼。失礼。あなたを・・・。

      ノロイニキマシタ」

  
        エッ

今、何て言った?確か、「呪いに来ました」
だったような気がする。私を呪うって。?!
何者なの?こいつは何者なのよ。誰か。誰か。

「助けて!助けて!誰か助けてよ!ねえみんな」

声をめいいっぱい張った。死ぬほど張った。
それでも人のいるような気配は全くなかった。

「残念っ。ここにはお前と俺だけナンダヨ」

「何のためにあなたはここに来たのよ!」

「さあ」

       バタッ

この感覚は昨日のと同じだ。この感覚だった!



そして私はまた眠りについた・・・。

Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.7 )
日時: 2009/10/28 20:30
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: aYwQGfB6)

第四話

三日目

    フワァアアァ

昨夜は結構ゆっくり眠れたなぁ。
でもなんか不思議な夢を見た・・・。
本当にあの世界にいるかのような・・。
そうだわ!本当の地球にいた夢よ!
お母さんが逮捕されてお父さんと
二人暮らしで・・・。

「ユックリネムレタカ」

       ハッ

昨日のピエロ・・・。!

「あああ・・・。はい。眠れました。」

「アッソウカ、ヨカッタナ」

意外と良い奴じゃないか・・・。

     バタッ

また私は倒れた。何か早くない?
でもまた地球に帰れるからいっか!

「ここあ、学校に遅れるぞー」

お父さんだぁ。スーツ姿・・・。
でもカレンダーを見たら日曜日・・・。

「おとうさ〜ん。今日は日曜日だよ」

「えっ??あっ。そうだった!」

お父さんは慌てて片付けた。
そして政治のテレビを見てる。クスクス

「え」

早くない?もう21時・・・。

      ドタンバタッッタンバタッッ

私は急いで日めくりカレンダーを
本屋に買いに行った。凄い勢いで
私は買うつもりはなかったんだよ。
でもからだが勝手に・・・・。

「あっ」

目の前が真っ暗になった。
でも今日の用事は済んだからいっか・・・。

Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.8 )
日時: 2009/10/29 20:23
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: VQ5Z3lvG)

第五話

四日目

   フワァアアァ

「ふぅ。用事も済ませたし、気持ちイイな」

      アッ アッタ、アッタ。

「よしっ。昨夜、百均で買ったカレンダーだ!」

今日からこれで日を計算していくんだぁ
はぁ、50日経つのが凄く楽しみで仕方無い
早く現実のお父さんにも会いたいし・・・。
何よりも一番最初にお見舞いにわざわざ、
病院まで来てくれたサーヤに会いたいんだ!

「画鋲ハ、あそこにアルゾ。壁ニ貼レ」

「あ、はい。ご親切にどうもー!!!」

ピエロさんとも仲良くなってきたし、
ピエロさんとのお別れも少し辛いけど…。
あっ、そうだ!ピエロさんも家に呼ぼっと。
お父さん、めっちゃ驚くだろうなぁ。
今晩はピエロさんを当日、入れてく宝箱を
デパートに買いに行こうかなぁー。

    キーンコーンカーンコーン

もうお昼、さすがに朝飯食べてないと
お腹が空いてきちゃったなぁ・・・。

「腹減ッタダロ、コレヲ食ベロ。」

「ピエロさん。ありがとうございます!
 お腹空いてて餓死しそうだったんです。
 よっ。命の恩人〜〜。」

       パクッ

ほぉ〜。この半熟卵とターメリックライスの
まさにマイルドなハーモニ〜本当幸せ〜。

「このオムライス不思議だけど。
 ふわっふわで凄く美味しかったです!
 できたらでいいですけど、明日も
 作ってくれちゃったりしませんよね?!」

「チョット図々シイナ。デモイイゾ。
 ソンナニ美味カッタカ。マタ・・・。
 ナンドデモ作ッテヤルカラナァ。」

「ありがとうございます!料理人ピエロ様!
 なんちって!ははは。」

         バタッ

なぬっ?!こんな良いところで睡眠時間なの?!
本当に不思議!!でもあれは美味しかったな。

Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.9 )
日時: 2009/10/30 17:34
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: VQ5Z3lvG)

第六話

五日目

     フゥ・・・。

「ふわぁあっ。良く寝たぁっ!!!」

「ヨク寝レタカ。ヨカッタ、ヨカッタ。」

「はい!!凄くゆっくり眠れました!!」

「良カッタナ。オムライスはアソコニアルゾ」

嘘!!ピエロさんオムライス作ってくれたの?!

「ありがとうございます!感激です!いただきます!」

「ドウゾ、食ベナサイ。元気ニナレヨ・・・。」

ピエロさんってやっぱ優し〜っ!!!

「ありがとうございます!美味しいっ!!」

「良カッタ。モシ、マズカッタラ俺ノプライドガ
 傷ツクカラナ。本当ニヨカッタヨカッタ。」

「ははは、気にしすぎですってば〜っ!!!
 ピエロさんは料理上手なんですから、
 失敗なんて今はもうあり得ませんよ〜。」
 
「ソウカナ、ソウイッテクレルト嬉シイゼ」

「ははははは」

        プツッ

えっ。今のプツッってなに?!

「ヴォオオオォオオギャアアアアアアアアァアアッ」

「お父さん!?お父さん?!」

お父さんの絶叫だ。何があったのか。
下を見るとちぎれたコンセントから
火花がブチブチ出てきている。そして・・・。
家は全焼し、お父さんは助からなかった。
姉貴のこころと私だけ生き残った・・・。

何があったのか本当にあいまいだ・・・。
でもこれだけははっきりと言えるの・・。

『 家 事 が お き て 
   あ た し は ・ ・ ・。
    父 親 を 亡 く し た。 』


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