ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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KILL FPS
日時: 2009/10/30 20:04
名前: カニマロ (ID: H/WQNWxZ)

初めまして!カニマロといいます!

未熟ながら、小説を書かせてもらいたいと思います!

皆さんはFPSをご存知でしょうか?

自分視点のシューティングゲーム、それがFPSです

これは主人公が体験する、FPSを物語った話です。

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Re: リアルFPS ( No.2 )
日時: 2009/10/31 19:40
名前: カニマロ (ID: H/WQNWxZ)

プロローグ
「新担任」



俺の名は針谷恵也、普通の中学生だ。 好きな事は毎日通ってるゲーセンでシューティングゲームをする事。特にゾンビを銃で撃ち落すゲームをしている。

スコアは結構いい方。ランキング3位だ。俺の他にもまだ強い奴は二人いる・・・。まだまだこれからだと
思う。



ああ、こういう事を思っている内に、すぐさまゲーセンに行きたいと体がムズムズしてきた。

とはいえ、学校はまだ始まったばかりだ。チャイムが鳴る。



「・・・ねぇ知ってる?恵也?」


隣の席の千裕が小声で話しかけてきた。


千裕「この前、先生が突然学校にこなくなったでしょ?でさ、今日、新しい先生が来るんだって!」


この前・・・とはいえ、もう一ヶ月前の事だ。
チャイムが鳴った瞬間に必ず入ってきた、あの真面目な先生が、突然来なくなったのは。

それから副担任が授業をやってきたが、千裕の話によると、それも今回で終わりらしい。




新担任が来るのだから。






・・・・・・・・・・・・・・・





千裕「来ない・・・ね・・・」

恵也「・・・うん・・・。」

来ねぇ!まじで来ねぇ!
もう三時間目のチャイムが鳴ったぞ!

千裕の報告からもう二時間近く経っていた。それなのに、新担任は来る気配さえない。


ましてや、副担任も来ないなんて、何かがおかしい様な気がする。

周りの生徒達は、もうすっかりだらけていて、席から立って歩いたり、そこらへんでトランプをしたりしている。


ああ、俺もそろそろだらけて、友達と遊ぼうかなぁ・・・



ガラッ!

と、思いきや、新担任のおでましのようだ。
二時間も待たせるとはいったいどんなクソ担任なのか
一顔見てやろう。


「うぃっす!元気か諸君!」


ああ・・・いかにもアホそうな担任が入ってきた・・・。アホ毛がそこらにある髪、シワクチャの
服。何故か片手にはスプーンを持ち

そしてさわやかな笑顔を放っている。



「こらこらー!皆席に戻れー!」

生徒達がダラダラと席に戻る。新担任は全員が席に戻ったのを確認すると、黒板にチョークで字を書く。


豊「今日から君達の新担任の水田豊だ!よろしく!」


・・・水田豊か・・・一応名前だけは覚えておくか。
どうせこいつの事だ。授業もグダグダなんだろう。


豊「さて、じゃあまず一時間目から行くか!」


クソ担任、もう授業は三時間目に突入してるぞ。


豊「まずは、君達の判断力がどれくらいか見てみようか!」




プシューーーーーーーー!


何だ・・・?天井から白いガスが噴出される。
あの、クソ担任、・・・何かしかけ・・・たのか?

・・・・・千裕・・・なんで倒れてるんだ・・・・皆・・・も・・・なんで・・・倒れて・・・
あのクソ担任だけ・・・倒れて・・・ない・・・

あれ・・なんだか・・・眠たく・・・・・



視界がフェードアウトする。





この日から、俺達の人生が狂い始めた。


プロローグ 終

Re: KILL FPS ( No.3 )
日時: 2009/10/31 20:00
名前: カニマロ (ID: H/WQNWxZ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12202

第一話
「KILL FPS START」






恵也「うっ・・・ここは・・・」

どうやら目が覚めたようだ。まだ眩暈がして、少し具悪い。胸に異常な違和感を感じる。

恵也「なんだ・・この地震が起きたような町は・・・」

辺りを見渡すと、どれもこれもが半壊した建物ばかりだった。ほこりだらけでまるで
霧がかかっている様だ。


恵也「あのクソ担任、いったい俺達に何しやがった・・・」

あのクソ担任の事をふと、思い出す。あのクソ担任、俺達を急に眠らせやがって・・・
この町に移動させたのもきっとあいつに違いない。それにしても、学校にあんなガスが出る設備があったとは思いもよらなかった。
いつからあったのだろうか・・・。後から付けられた物なのか・・・?

いや待てよ、そもそも学校は子供を教育する施設だろ・・・中学一、二年の頃は、いたって普通の生活だった。それなのに
三年の初めから突然担任が来なくなるし、一ヶ月後にはあの水田とかいうクソ担任がきて、ガスで眠らされて
この町に移動させられて・・・・・・




・・・・・・・・・・




恵也「誰かーーー!」



ごちゃごちゃと考えていたが、肝心な所を忘れていた。俺がここにいるという事は、ほかの皆も近くにいるはず。

ひとまず、大声で叫んでみる。

千裕「恵也!」

ホコリの霧の奥から、千裕がやけにでかい黒いアタッシェケースを両手に持って走って来た。
あのアタッシェケースは何なのだろうかと疑問に思ったが、それを聞くのは後にして、俺は千裕に尋ねた。


恵也「千裕!、いったいここはどこなんだ!」

千裕は戸惑った顔をしている。突然こんな町に連れてこられて困惑しているのだろう。


千裕「わからない・・・」

やはり、ここはどこなのか千裕もわからないらしい。考えてみれば、そりゃそうか。
千裕もまた、ガスで眠らされた一人なのだから。


恵也「・・・そうか・・・ほかの皆もどこかにいるかもしれない。辺りを探してみよう。」


「ここに一人いるぜ。」

後ろから声が聞こえる。この声、どこかで見覚えがあるような気がする。
もしやと思い、俺は後ろを振り返った。

恵也「連!、無事だったか・・・。」

やはり連だ。俺の親友の一人。こいつとは小学5年からの付き合いだ。ある事からきっかけに、偶然趣味が合い
気がつけば親友となっていた。連もまた、千裕と同じく、少し大きめのアタッシュケースを持っていた。


連「ああ。それよりここ、かなり荒れてるな・・・崩れたビルばかりだ。」


恵也「あのクソ担任のせいに違いない。俺達をここまで連れてきて・・・一体何をさせようとしているんだ!」

連「さぁな・・・。それよりお前、このアタッシェケースの中身、見たか・・・?」

連がアタッシェケースを自分の胸ぐらいまで持ち上げて見せつけてきた。

恵也「・・・アタッシェケース・・・?」
ふと、辺りを見回す。すると、自分の足元に小さなアタッシュケースが二つ
置いてある事に気づいた。


恵也「これの事か・・・?」

恐る恐るアタッシェケースを手で持ち上げて見る。手触りは冷たくて硬く、表面がザラザラだ。

俺はアタッシェケースの真下にあったマグネットボタンを左手でゆっくりと開け、慎重にアタッシュケースを開けてみた

パカッ



恵也「こ・・・これは・・・拳銃・・・二つも・・・」

中には拳銃が二つ、綺麗に埋め込まれていた。予備弾としてマガシンも六つ入っている。
恐らく、この拳銃もあのクソ担任が用意したのだろう。あのクソ担任、一体この拳銃で何をしろというのか。

動揺している俺に連は自分のアタッシェケースのマグネットボタンを開ける。

ボタンがパチンと音をたてて、勢い良くアタッシェケースが開く。

その中からは、何か長い鉄の塊がとびだして来た。


連「俺の中には、これが入ってたんだ・・・」

無機質な音を立てて鉄の塊は地面に落ちる。それは長い鉄の塊でも、バットでも、鉄骨でもない。

連の身長の半分くらいの大きさに、輝くボディ。

そして細長い銃身。

恵也「ア、アサルトライフル!?千裕は!?」

アサルトライフルだ。俺は拳銃に、連はアサルトライフル。

じゃあ、千裕は・・・

千裕「私・・・開けるのが怖くてまだ見てない・・・今・・・開けてみるね・・・」

どうやら千裕は開けるのが怖かったらしい。

決心がついたのか、左手でマグネットボタンを外し、アタッシェケースを開ける。

パカッ

恵也「・・・・ショットガン!?」

千裕の身長とは釣り合わない代物だ。しかし、このアタッシェケース、俺含めて
計三人の中身を見たが、どれもこれもが人を殺したり、戦争につかったりする物だ。

嫌な予感が俺の頭をよぎる。

恵也「まさか・・・あいつ、俺たちに・・・」

ザー・・・ザー

突然、後ろのもう使えそうにないスピーカーからノイズ音が聞こえてくる。

二三秒経った後、それは人の声に変化した。

豊「こんにちは諸君!水田豊だ!」

こいつは・・・クソ担任の水田だ・・・こいつがこれで話しかけてくるとすれば
ここに連れて来て、こんな物を俺たちのそばに置いたのも、やはりあいつの仕業だったか・・・

恵也「あのクソ担任!」

思わず声が漏れてしまう。突然の俺の声に、千裕は一瞬ビクッとしたが、連は微動だにしない。
ただ、そのスピーカーからのクソ担任の声に耳をかたむけている。

豊「君達の近くにあるアタッシェケースの中身を見たかい?その中には、君達の武器となる物が入っている!
罠ではないから安心してね!」

罠ではないと言われても、もう開いてしまったからわかっているぞクソ担任。
だがこいつ、君達の武器となるものと言ったな・・・。


俺の頭に、またさっきの予感がよぎった。

豊「さっそくでは悪いが、君達にはその武器で20人になるまで潰し合いをしてもらう!」

千裕 連「はぁっ!?」

恵也「・・・・・。」

俺の予感が的中してしまった。このクソ担任、俺たちにこの武器で殺し合いをさせるつもりだ。
俺たちのクラスは全員で56人。この中で36人が死ぬまでやる気なのか。

とてもじゃない、正気じゃない。

豊「この戦場は五キロ平方センチメートルまである。その中で潰し合ってもらう予定だ。ちなみに、
戦場外に出ると君達の胸に埋め込まれている端末が爆発するから、注意する様に!」




恵也「端末・・・!?俺達が意識を失ってる内に埋めたのか・・・?」

自分の服を襟口をめくり、胸を見る。うっすらではあるが、皮膚の奥から赤い光が

点滅しているのが見える。俺たちが意識を失っている間に埋めたのか・・・。



豊「もちろん、20人まで減ればいいのだから、他と組んでも良し!一人で行動しても良し!
それは諸君等の自由だ!」

他の組んでもいいのか。とはいえ、俺は相手を殺す気なんてさらさら無い。
この端末を胸からなんとか取り出して、皆で脱出するんだ。

クソ担任の命令なんて聞くわけが無い。いや、普通は聞かない。


連「・・・どうするよ恵也?俺達、組むか?」

連が不安そうな顔をして俺に話しかけてくる。この誘いに断るわけはない。連とは親友だ。

恵也「お前とは親友だ・・・組もう・・・。」

千裕「わたしもいいよね・・?」

千裕が話しかけてくる。もう、千裕の目は涙目になっていた。



恵也「もちろんだ。」

豊「タイムリミットは三日目の夜明け!それまでに20人にならないと、全員の端末が爆発
するから、急ぐように!それではっ!がんばってくれたまえ!」



KILL FPS START



第一話 終

Re: KILL FPS ( No.4 )
日時: 2009/10/31 20:34
名前: +架凛+ ◆V3sV8pUxpk (ID: nujUYaTi)

 こんばんゎ。先程は私の駄作wwにコメして頂き、ありがとうございました〜☆
 そしてカニマロsの小説を発見したので、思わずみにきてしまいました!!
 読んでいると自分までドキドキしてくるようなお話ですね☆
 私の小説を思うと恥ずかしくて地の底まで潜っていきたいくらいですよww

 あ、私の事は気軽に「架凛」とか「かりん」とかで読んでください〜(o^ω^o)

Re: KILL FPS ( No.5 )
日時: 2009/10/31 21:17
名前: カニマロ (ID: H/WQNWxZ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12202

+架凛+さんコメントありがとうございます!
駄作だなんてとんでもない!
私の小説のほうが地に潜るくらい恥ずかしい小説ですよ!
って架凛さんそんな気軽に呼んでいいんですか!?

Re: KILL FPS ( No.6 )
日時: 2009/10/31 21:58
名前: +架凛+ ◆V3sV8pUxpk (ID: nujUYaTi)

 いいんですよ〜☆
 「架凛」とか「かりん」とか「バカりん」とかww
 何でもどうぞ〜。
 


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