ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 夕陽の沈む三丁目
- 日時: 2009/10/31 19:15
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
展望台に1人
そう、私“闇乃 蛍”
展望台とは言い過ぎたな
ただの開けた丘の上
ここに沈む夕陽は綺麗だ
この空も綺麗だ
私の心は…
Page:1 2
- Re: 夕陽の沈む三丁目 ( No.2 )
- 日時: 2009/10/31 20:23
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
第二話「学校」
きたよ、きたよ。きたよ!!
私がうつなのは半分はこいつが原因だ
“光乃 烏子”
「奈央〜今日も可愛いな」
「やだ〜触らないでよ〜蛍助けてー!!」
レズだただの、
「やめなよ〜」
「え〜嫉妬?あたしすきだよほ・た・る・も♪」
「やめてよ〜〜」
毎朝このやりとり
ハァ〜
「烏子もほら学校ついたよ」
ナイスフォロー奈央
愛してる
ダメだ烏子とかぶってしまった
「おらぁてめぇら遅刻は厳重処分だぞー!!」
でた通称“オニセン”
“鬼瓦 春鬼”先生
あれ?字違ったかも
こんなに鬼あったっけ?
「すみませーん×3」
「こらこら早く」
やべッ“キモハゲメガネ”だ
“キモ村 祐キモ”じゃなくて
えーっと“北村 祐樹”
現国のカス
目つけられっとうぜぇな
「奈央、烏子、ダッシュ!!」
- Re: 夕陽の沈む三丁目 ( No.3 )
- 日時: 2009/10/31 22:05
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
第三話「発生」
キーコンカンコーン
「やっと終わったぁ」
「これでやっと二人のじ・か・ん♪」
なんで私はこのレズとクラスがいっしょなんだ
「二人じゃないでしょ奈央は?」
「しらない」
「しらない?」
意味不。
「どこにもいなぁいの〜」
「先帰った?」
「下駄箱見にいこ〜」
「靴無〜い」
「いいじゃんもぉ二人のじ・か・ん♪にしよっ」
「しないって言ってんでしょ」
なんか嫌な感じがするな…
〜♪
「あ、奈央からメールだ」
「まふねめ」
「「まふねめ??」」
- Re: 夕陽の沈む三丁目 ( No.4 )
- 日時: 2009/11/03 19:10
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
第四話 「事件」
どーも
蛍です
閲覧が少なくて
作者がやる気を失いつつ
あるこの中で
“主人公の私が元気がなくてどうする”
と思っていたやさき
奈央と連絡がとれず萎えてるよ、
どっちかというと烏子で萎えてるよ
やっと家だよまったく
「ただいま〜」
ただいまマイホーム
ただいま父
「おかえり〜」
〜♪〜♪
電話だ!!
「あ、悪い電話とって」
「はーい」
「もしもし、闇乃です」
「どうも、こんばんは奈央の母です」
奈央のお母さんだ
このお母さんも奈央と一緒で
良い方だ「綾小路です」
と言わないのも権力の象徴と
思われたくないからだろう
今はもう比べることはできないが
うちの母よりいい人だと思う
「この声は、蛍ちゃん?」
「はいそうです、ごぶさたしています」
「そんな硬い挨拶はいいのよ
蛍ちゃんには感謝してるんだから」
感謝とはあのことだろう
また後々話すとしよう
「ところで、どうかなさいました?」
「あ、もう嫌ね、この歳になると入らない話ばかり
しちゃって。それが奈央お邪魔してないかと
思って」
たぶん烏子にも電話はいっただろう
遅くなる時はいつも
三人で烏子の家出ゲームをしている
「ベタな話なんだけど陶器割っちゃってね
ちょっと不吉な感じだったからさ
今時笑えるでしょ」
…笑えない
奈央が帰ってない
「すみません、お母さん、
軽く考えていました
今日は帰りに奈央がいなくて
先に帰ったのだと思っていました
でも変なメールがきて、返しても
返信なくて、お母さん、私どうしたら…」
「落ち着いて蛍ちゃん、
きっとどこかに行ってるんでしょ
最近やっと今の女の子っぽくなったんだから」
この人は楽観視しすぎだ
「いないならしょうがないわ
時間をとらせてごめんなさいね
また奈央と遊んでやってね」
「はい、わかりました
失礼します」
探しに行かなきゃ
- Re: 夕陽の沈む三丁目 ( No.5 )
- 日時: 2009/11/07 20:43
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
第四話 「手がかり」
「お父さん、ちょっと外出る」
「おいちょ…」
どこ探せばいいんだって…さむっ
もうこんなに暗いのか
パーカーでも着てこう
「お父さーん、私の部屋から羽織るものちょうだい」
「補導される前に帰ってこいよ。晩飯は?」
「てきとーに食べてて、ありがと、いってきます」
バタンッ!!
「ふー、また変な事にならなきゃいいが」
ってそうだ
どこ探せばいいんだ
あ、メール
「まふねめだ!!」
まふねめってなんだ
MAHNEME?
違う携帯からのメールはローマ字じゃない
76665555777?
いやちょっとまて
まふねめって打つぐらいだ
ちょっとヤバイ状況?
ということは間違えかも
まふねめってなにと間違える?
それだけ間違えたなら送る時確認していない
“見ていない”可能性が
見ないでまふねめ
「たふねめ」
あ、たふねめになっちゃった
…た…ふねめ?
ほかもずらすと「助けて!!」
そうだ助けてって打ったんだ
“打とうとしたんだ”
これは
絶対やばい
奈央のお母さんに連絡しよう!!
- Re: 夕陽の沈む三丁目 ( No.6 )
- 日時: 2009/11/13 18:47
- 名前: monaka ◆/yYXkOrq3c (ID: ixDFu4/i)
第五話 「発覚」
蛍が走ってるそのころ
綾小路家では
警察が家中を駆け回っていた
「A班逆探の用意は?」
「オーケイです」
「B班出撃準備!」
「了解」
ルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
「逆探開始!!!!」
奈央の父は電話をとった
「もしもし?蛍です。」
スピーカーに蛍の声が流れても
安堵にはならず
一家には緊張の糸がはっていた
「お父さん、私が代わるわ。もしもし蛍ちゃん?」
「お母さん!!大変なんです!!
メールの内容がわかりました
“たすけて”でした!!」
「やっぱりね、蛍ちゃんよく聞いて」
「やっぱりって何ですか!?」
「奈央は誘拐されたわ
さっきね、犯人から電話があったの
身代金の要求よ、再度電話が
くるかもしれないから
もう切るわ
気をつけて帰るのよ」
ピーピー
蛍は立ち尽くした…
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。