ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 未知の同居者X
- 日時: 2009/11/05 18:35
- 名前: トム君105 (ID: tgMaGFHR)
みなさんこんにちわ。
以前このサイトでトム君又はティアルドと名乗っていた者です。
これからはトム君105として小説を書かせていただきます。
所属しているサークルはコールドハーツです。
得意ジャンルはホラーファンタジー又はホラーです。
とにかくこれからよろです!!
以前はとても文がへたでしたが今度は成長したつもりです!!
目次
序 ナイトメア
>>1
Page:1
- Re: 未知の同居者X ( No.1 )
- 日時: 2009/11/09 09:28
- 名前: トム君105 (ID: vehLH22f)
序 ナイトメア
私は夢を見ていました。
それはとても冷たい物。
例えるならば真冬のとてもさむい日に地面に積もった雪の上を素足で歩くような物。
それくらい恐ろしい夢でした。
でもそれは夢。
現実には入ってこれない存在。
でもそれが現実だったらどうでしょう・・・。
- Re: 未知の同居者X ( No.2 )
- 日時: 2009/11/05 18:45
- 名前: クックマン01 (ID: rUpk0CSp)
おっ書いてるやん
がんばり
こっちもよろしく
- Re: 未知の同居者X ( No.3 )
- 日時: 2009/11/05 18:58
- 名前: トム君105 (ID: tgMaGFHR)
1 闇夜
プップー。
「でさ〜あのおやじがさ〜」
「おい!!どこ見てんだよ!!」
「こちら本格洋食店でございます」
「こんどはどこに飲みに行く〜」
「おい!!ひろし!!やばい!!さつだ!!」
夜の町に木霊する車の音や人の声。
その日は雪が降っていた。
その町の名は中岩市。
中岩市は日本 富岡県に位置していた。
その町は日本の中では一番の都会。
だから深夜の1時などに女子高生などがうろついていてもなんの不思議もない。
その町の中に一人の女性がケータイをいじりながら歩いていた。
信号が青になると女性は歩道を渡った。
女性の名は川村沙紀。
年齢は23歳。
職業はOL。
つまりごく普通の女性なのだ。
彼女が暮らしているのは中岩市の隣に位置する黄猿市の中にあるマンションウォールORアップル。
この日彼女は珍しく残業してやっと仕事が終わりこれから電車に乗って帰宅するところだった。
徐々に駅が見えてきた。
タクシーがたくさん止まっている。
看板には中岩の文字。
彼女は石段を登ると駅に入って行った。
- Re: 未知の同居者X ( No.4 )
- 日時: 2009/11/09 09:31
- 名前: トム君105 (ID: vehLH22f)
沙紀は切符の販売機に向かった。
彼女は金を入れ黄猿までの切符を買った。
その切符を手に改札に向かう。
機械に切符を入れるとゲートが開いた。
そして目的地に向かう電車のホームに向かう。
ホームに着くと彼女は再びケータイを開いた。
画面には新着メールありの文字。
彼女はメールを開いた。
次の瞬間彼女は言葉を失った。
メールの送り主は不明。
アドレスは11111111@jp。
この様なアドレスを彼女は見たことがなかった。
そしてこの様なアドレスを設定する人間もいないだろう。
普通の人間ならばもっと複雑な内容にするはずだ。
しかし彼女が驚いたのはこれが原因ではなかった。
その内容である。
君ってきれいだね〜❤がドキドキしちゃう❤。
彼女の友達でもこの様な内容のメールは送ってこない。
ましてや知り合いが送ってくるわけがない。
彼女はホームを見回した。
おかしい、私はメアドを交換した人は覚えている、そして知り合いなら画面に名前が出るはず、しかし出ない、出ないという事はそれが知り合いでないという事よ。
彼女の鼓動は高まった。
体中から汗が出る。
今の彼女にはホームにいる人間全員が変人に見えた。
- Re: 未知の同居者X ( No.5 )
- 日時: 2009/11/06 22:26
- 名前: トム君105 (ID: tgMaGFHR)
沙紀は喉の奥から流れてくる悲鳴を必死に止めた。
その理由は二つ。
一つはみっともないという単純な理由。
二つはこのホームにメールの送り主がいて彼女が悲鳴を上げると送り主が興奮するという理由だった。
電車が到着した。
その名はレインボートレイン。
車体全体が虹色に輝いている。
日本を走る一般的な電車だ。
ガーとドアが開き中から乗客が降りてきた。
乗客が降りると沙紀は電車に乗った。
幸い彼女は椅子に座ることができた。
二分後電車が動き出した。
彼女は電車に揺られながらメールのことを考えた。
あの送り主は誰?ああゆうメールを送ってくるのは少なくとも女じゃないわ、私がメアドを交換してるのはたかしさんとひろゆきさん、それにお父さんにお兄ちゃん。
でもたかしさんたちはそんなことをする性格ではない。
第一アドレスが違う。
そしてお父さんのわけもない。
お兄ちゃんのわけもない。
あ・・・もしかして着うたのダウンロードサイトに登録した情報が漏れたとか?
彼女の兄の名は川村賢。
沙紀が彼と最後に会ったのは一年前の春。
彼女と賢が公園に花見に行った時だった。
去年は結構会えたが現在はお互い仕事が忙しく会える状況ではなかった。
しかしやっとお互い都合のいい日が見つかり会えることになったのだ。
その日は今日からちょうど二週間後の水曜日。
彼女はその日に兄に相談することにした。
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