ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 逃亡者
- 日時: 2009/11/06 22:00
- 名前: くるみ★ (ID: QxIgp5vM)
どうもお初です!!
シリアス・ダークで書くのは初めてですので若干ドキドキのくるみ★です。
普段はくるみ☆です。(読みはくるみほし)
ダークという事で星を黒にしてみました★
これから逃亡者、というのをかかせていただきます。
コメントなどしてくださると嬉しいです(●´ω`●)
逃亡者/スタート
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- Re: 逃亡者 ( No.1 )
- 日時: 2009/11/06 22:07
- 名前: くるみ★ (ID: QxIgp5vM)
はじめに注意(`・ω・)シャキン!
この小説は「アンネの日記」のような感じにしようと思います。
つまり、主人公の日記が主になるわけです。
題名どおり主人公は逃げ回るわけですが、生死がかかっている時に日記を常に持ち歩いていちいち書くというのは珍しいと思います。
この発想があったのもアンネの日記のおかげです。
このようなところで勝手に題名を出していいのか分かりませんが、アンネの日記を参考にしているという事をお伝えしたく、このように書かせて頂きました。
それでは主人公の説明をしようと思います。
*加藤 碧*カトウ ミドリ*
年齢:14歳。中学2年生
性別:女
血液型:A型
家族構成:父、母、碧の三人
彼氏:斉藤 啓 サイトウ ケイ
性格:性格は明るいと皆に見せている。
心の中はいつも不安でいっぱい。
本当に心を開いた人にしか本性をあらわさない。
日記などには本当の姿で書く。
それでは......お楽しみあれ。
- Re: 逃亡者 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/06 22:09
- 名前: くるみ★ (ID: QxIgp5vM)
9月3日
なんで....?
なんで、私がこんなふうに追われなきゃいけないの?
怖いよ。
啓だって味方かどうか分からない。
信用できないよ・・・・・皆。
私がこんなふうに追われるまでの、過程をまとめよう・・・・。
- Re: 逃亡者 ( No.3 )
- 日時: 2009/11/06 22:19
- 名前: くるみ★ (ID: QxIgp5vM)
まず最初は、夏休みの市民プールでの出来事から。
あの日に、私は啓と、智香と須藤君の4人で市民プールに行った。
皆で遊んでいた私は、プールの隅にいる人を見つけた。
その人の体調が悪そうに見えたので、私は声をかけた。
たしか..............
『あの...大丈夫ですか...?』
その男の人は黙っている。
『....あの?』
すると男の人はこちらを向いた。
うわぁ・・・・綺麗な人だな・・・
整った顔に、サラサラの髪の毛。
俗に言う「かっこいい」人だ・・・。
「・・・・黄色・・・・黒・・・・混ざってる・・・・逃亡者だ・・・・見つけた・・・」
黄色?黒?.....逃亡者?
『あの・・・?逃亡者って・・・?黄色とか、何ですか?
』
「やった・・・見つけた・・・。これで俺は・・・・」
男の人が途切れ途切れに言う言葉を必死で聴いているときだった。
「みーどーり。何やってんの?」
『あ・・・啓ちゃん・・・』
「さっきから隅で1人で喋ってー。怖いぞ、お前」
そういい啓ちゃんは笑う。
...1人?どういう事?
あれは....幽霊?
(違うよ。)
....え?
(僕は幽霊なんかじゃない)
頭の中で声がする。
『...誰?』
「何いってんの、碧?向こういこ。」
(聞いて。君は「逃亡者」なんだ。君の周りの黄色と、内側の黒。50年に1人の逃亡者が君なんだよ)
《まってくださいよ》
...聞こえてる...かな?
心の中で話しかける。
《黄色とか黒とか何ですか。逃亡者ってのも理解できません。それに...それに、今この状態で話されても分からないんですけど》
それからしばらく沈黙があった。
私は、ただ相手の返事を待った。
(分かった。また、後で静かになったら僕から話しかけるよ。・・・それじゃ)
市民プールでのこの出来事がキッカケ.....
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