ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人形の呪い
- 日時: 2009/11/07 12:00
- 名前: ちょこクロワッサン ◆JEhW0nJ.FE (ID: RqJf1b70)
初めまして。 あたし、ちょこクロワッサンって言います。
初めてなのでアドバイスおねがいします。
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
主人公 野の原 花梨 (ノノハラ カリン) ♀
心友 笠原 舞 (カサハラ マイ) ♀
幼なじみ 星島 光 (ホシジマ ヒカリ) ♂
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
人形の呪いはじまります。
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- Re: 人形の呪い ( No.1 )
- 日時: 2009/11/07 12:20
- 名前: ちょこクロワッサン ◆JEhW0nJ.FE (ID: RqJf1b70)
第一話 人形の呪い
キーンコーンカーンコーン
「やっほ〜」
チャイムと同時に舞が話しかけてきた。
「ねぇねぇ知ってる?」
「何を??」
「今はやってる人形の呪いだよ。」
「人形の呪い??」
「まぁはっきり言うと魂がこもった人形が捨てられると、呪い殺されるんだって。」
私は背筋がゾワっとした。
だって・・・・・だって・・・・・
今日の朝、大好きだったあの人形を捨てちゃったんだもん。
「まぁ、ただのうわさだしね。」
・・・・・放課後
「ねぇ、舞。今日帰れる??」
「ごっめーん。今日は塾なんだ〜。」
「ならいいよ。」
私はひとりで帰りたくなかった。
だってだってもしあの話が本当ならと思って・・・・
家に着くとお母さんが来てこう言った。
「あらぁ、お帰り。さっき親せきのおばちゃんが来ててねぇ。これ、お土産ですって。」
「何だろう」
ガサガサ・・・・・「キャァーーーーー!」
中には今朝黙って捨てたフランス人形がはいってあった。
「あらぁ。かわいいわね。良かったわね〜」
すごく怖かった。
だって、人形の視線がこっちを向いていたから・・・。
- Re: 人形の呪い ( No.2 )
- 日時: 2009/11/07 12:41
- 名前: ちょこクロワッサン ◆JEhW0nJ.FE (ID: RqJf1b70)
第二話 あの子と私
前回でお土産として送られてきた人形。
この子とは、いろいろな思い出がある。
まだ、幼稚園に入ってなくて友達がいなかった私の遊び相手だった。
おままごとしたり、お人形遊びしたりして遊んだ人形。
きっと魂はあると思う。
なのに・・・・・
今日の朝、黙って捨てて来ちゃった。
「はぁ・・・」
暗いため息をついた。
「おはよー。あれ??元気ないね。どうしたの?」
「えっべつに〜。そんなことないって。」
「あっ!そうだ!昨日の続きでさぁ」
ごくり・・・私は息をのんだ。
「その人形、すてられた3日目の夜。ノコギリを持って追いかけてくるんだって。どこまでも。」
嘘でしょ?私、殺されるの?いやだ。いやだ。いやだ。やだよー!!!
「どうしたの?大丈夫??」
「え?何が?」
舞が心配そうに言った。
「足だよ。すごいふるえてるよ。」
ガクガク ブルブル
私が足の方へ目をそらす。
ふるえてる。・・・・「やだっ。止まらないよ・・・」
ガクガク ブルブル・・・・・
はっ!!
ここはどこ?
気がつくと保健室のベットで横になっていた。
「大丈夫?保健室だよ。」
横に舞が座っていた。
「先生〜花梨おきたよ〜」
「はいはい。分かったわ。」
「私、どうなったの?あの後の記憶が・・・」
「あの後ね、ふるえが収まった瞬間気絶しちゃったんだよ。あの子が追いかけてくる!とか言いながら・・」
「花梨ちゃん。大丈夫??」
保健室の先生がやさしく言ってくれた。
「はい。大丈夫です。」
その後、とんでもない事が起きるなんて思っても見なかった。
- Re: 人形の呪い ( No.3 )
- 日時: 2009/11/08 09:36
- 名前: ちょこクロワッサン ◆JEhW0nJ.FE (ID: RqJf1b70)
第三話 私の部屋が・・・
その日の帰り、舞と帰った。
「な〜に。そんなに落ち込んでるのよぉ。つらいことがあったら言ってよ。心友でしょ。」
「え・・・・。いっいやぁ。別に何もないよ。」
「そうかな??な〜んかいつもの花梨じゃないよぉ。」
だって・・・・
お気に入りの人形すてたなんて・・・・
言えっこないよぉぉ・・・・!!!!!
「大丈夫??また足ふるえてるけど」
ガクガク ブルブル
「あっ・・・・・・。大丈夫だよ。」
「そう。ならいいけどさ」
あれっ??
何??
・・・・・・・・・どこからか視線を感じる・・・。
「ごっごめん。私、先、帰るね。」
「えっ!何でよ。ねぇ、花梨〜」
「ごめんっ!!」
タッタッタ・・・・・・
「花梨・・・・・どうしたのかな?」
はぁ・・はぁ・・・・
私は息が止まるくらい走り続けた。
はぁ・・・・ゴホッ・・・・はぁはぁ・・・・・
走って走って走り続けてやっと家にたどり着いた。
「はぁ・・・・つッ着いた・・・。」
やだっ・・・・まだ視線を感じる・・・
ガチャッ
「ただいまー・・・・」
「おっかえり〜今さっきねくじ引きがあたったのぉ」
「あっそぅ」
私はいつものように目をそらしながら言った。
「早く見てみて〜あなたの部屋にかざっといたから」
飾った?何を言ってるの??
トットットット・・・・階段を上がって自分の部屋へ入る。
ガチャッ・・・・・・「きゃあああぁぁぁーーーー!」
とんでもない溢れるくらいの人形が飾られてあったのだ・・・・・。
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