ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 強運の持ち主が挑んだあるゲーム(更新しました!)
- 日時: 2009/11/19 18:01
- 名前: リクヤ (ID: 1PBp3kLr)
$ぷろろーぐ$
『金に息詰まっている人、人生を心機一転させたい人、運命を逆転されたい人などを集めるゲームを開催したいと思います。応募用法は下記に書いてあるので参考にしてください。尚、見事このゲームを受ける資格を与えられた方々は後日、メール・郵便にて詳しくお知らせいたします。』
この文があるサイトに書き込まれていた。
「金を得られる」ということでこの文は注目を浴びた。
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まだ書いてる途中の「黒兎」と平行に書かせていただきたいと思います!
コメ大歓迎です☆
- 強運の持ち主が挑んだあるゲーム ( No.3 )
- 日時: 2009/11/11 22:59
- 名前: リクヤ (ID: mPSeqaWl)
友人から勝手に応募されたことを聞いた3日後、俺の家に黒い不気味な手紙が届いた。
俺はだいたい見当はついていた。それがゲームを受ける資格の証の手紙ということを。
その日は土曜日。大学をさぼり俺は自分の部屋にこもって黒い手紙を読んでいた。
手紙の内容は下記のとおりだ。
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このたびはご応募誠にありがとうございました。
あなたは見事ゲームを受ける資格を獲得したのです。
さてご存じだとは思いますがこのゲームは最後に大金が待ってます。これを何に使うかはあなたの自由です。
ゲーム開催日は夏休み期間全てです。この期間を使って勝者を決定いたします。勝者は一名です。
参加費用は不要です。命に関わるゲームではないのでご安心を。
ゲーム初日は7月21日。時間帯は午前9時から夜の9時までです。
場所は別紙の紙に記載してるので見ておいてください。
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手紙を幾度か読み直す。夏休み期間ずっと………?
そんな長い期間をかけて一体どんなゲームをするのか気がかりだった。手紙を持つ指を見ると小刻みに震えているのがわかった。
ゲームは21日…………………。
- 強運の持ち主が挑んだあるゲーム ( No.4 )
- 日時: 2009/11/12 22:26
- 名前: リクヤ (ID: mPSeqaWl)
21日の朝—————。
いつものラフな格好で指定場所の目の前に来ていた。
時間は8時50分。ゲーム開始まで10分前。
そこは古い洋館の外見をした建物。煉瓦張りの壁をしており草木が絡まっているいかにも怪しき館というところ。
入口の門に近づきゆっくり開ける。
ギギィといういかにも年季の入った音を鳴らし門が開く。
中にいたいくらかの視線が自分に集中する。皆、険悪な表情をしているが金を勝ち取るという欲が溢れ出しそうで仕方がないようだ。
中は外よりはどんよりとした空気で実際に暗かった。こもったような臭いもして気分が悪くなった。
広さは20㎡で隅には上に通じる階段があった。
一番奥には巨大モニターがあり今は何も映っていない。
ギギィと後ろで扉が音を鳴らし閉まった。見るとそこにはここから誰も逃すつもりのないようにガードマンが10名ほど立ち並んでいた。
“みなさんお集まりでしょうか。いよいよ始まります。”
モニターの方から機械音のような声が響く。モニターには何も映っていない。
“まず初めにみなさんには最後に貰える金額を決めてもらいます。”
金額を……決めていいのか…
周りにいる人々全員がざわつき始める。
“ただし最低でも1000万円。それ以上は好きなだけ決めていいです。”
- Re: 強運の持ち主が挑んだあるゲーム ( No.5 )
- 日時: 2009/11/16 21:26
- 名前: リクヤ (ID: 4X/qcGc0)
上げです!
近い内に更新しますね☆
- 強運の持ち主が挑んだあるゲーム ( No.6 )
- 日時: 2009/11/16 21:59
- 名前: リクヤ (ID: 4X/qcGc0)
1000万円……。そんなに……。
“ただし、このゲームに負けた場合はご自分で決めた金額分だけ支払っていただきます。”
何ッ!?っということは…負けたら最低でも1000万円払わなきゃいけないのかよ。
周りがまたもやざわつきだし焦る顔が目立つ。
“10分後にお聞きしますので十分お考え下さい。”
そう言った途端、モニターの横に設置されたデジタル時計がカウントダウンを刻み出す。
最低でも1000万…。けど俺は運がいい。負けるはずはない。ここは思い切って……。
“ではお聞きしていきたいと思います。私が名前を上げるのでその時にご指定の金額を言ってください。
中山霞様。”
モニターの男が名前を言う。名前を言われた人は震えた声で暫く黙り込んだ後、ゆっくり呟くように言った。
「1000万でお願いします。」
“江崎徹様”
「1000万だ。」
“海道剛様”
「1000万です。」
暫く1000万と答える人が続いたが…
“須藤眞二様”
「1億だ。」
- Re: 強運の持ち主が挑んだあるゲーム ( No.7 )
- 日時: 2009/11/17 19:23
- 名前: ピックアップ☆ (ID: 8RQwjYd1)
なんか
ライアーゲーム
と
カイジ
に似てるね^^;
もうちょいオリジナルせいを
投入しよう!
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