ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- —夜雨——
- 日時： 2009/11/12 21:39
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
———なぁ、絶対絶対見つけるから
お前が見たかった景色も全部
もう見れるんだよ
だから、安心して 逝って。
あとは俺等に任せろよ・・・
＊＊＊＊＼(^o^)／＊＊＊＊＼(^o^)／＊＊＊＊
初めまして!
コメディ・ライトでもかいています
ふう汰です。
この話は、残念ながら
ホラーではなく
殺された友人の犯人を見つける!という話です。
期待してた方、ごめんなさい・・・(´・ω・)
できればコメントほしいです。笑
ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ更新
11月10日 執筆開始
>>1ぷろろーぐ >>2登場人物
>>3一夜 >>4二夜 >>5三夜
>>6四夜 >>7五夜
ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ更新
壱 暇な時と忙しい時があるので更新はまばらです。
弐 荒らしなどは帰ってください。
参 見てくれるだけで嬉しいです。コメントももっと嬉しいです。
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- Re: ——夜雨* ( No.4 )
- 日時： 2009/11/10 22:11
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
二夜
翌日の朝、俺は朝7時に起きた。
いつもは7時半なのだが、
30分早く起きてしまった。
梨花の部屋を見てみる。
電気がついていて、カーテンが動いた。
窓の向こうには、梨花が眠そうな顔だった。
俺は手を振る。 あっちも振ってきた。
外は快晴だった。
またどうせ、今日も雨だろ・・・？
「あ、おはよう健人。お父さんもう行ったから」
「・・・はえーな、父さん」
「今日は早く行かないとダメらしいわ」
「・・・ふぅん あ、姉貴は?」
「寝てるわ」
俺には4つ上の姉がいる。(専門学校通い）
今時の女で遊び人だが根が強い。
俺でも尊敬している、笑
「姉貴、おい姉貴。 おねぇ!!」
「・・・キモイからそれやめて」
「ご飯だから、学校いかねぇの?」
「行くから、あと5分ね」
俺は姉を蹴り、支度して学校へ向った。
いつも俺は、梨花と学校へ行っている。
「健人、今日は由紀姉起きれた?」
由紀姉とは、俺の姉貴だ。
「ムリでした」
「ふふ」
今日も1日うまくいけそうだ。
天気も晴れだ。
放課後—
「・・・雨だ」
「健人傘は〜？」
「ねえよ」
「俺も〜!でも愛実と一緒に帰るからい〜しっ!」
「あっそうですか」
静希はニヤニヤしながら俺の元から去っていった。
今日は委員会だ。
梨花は委員長で委員会だからいない。
・・・走って帰るか。
雨だ。
何だよ 天気予報
まじくそくらえ・・・
「健人、あんた帰ってきたの〜?」
「・・・なんで姉貴、早くね?」
「今日、夜友達と飲みに行くの〜」
「だからって・・・」
ドクドク・・・ ドクドク・・・
血が騒いでる
今度は何？ このドクドクは、俺の周りで悪いことが起こる証拠。
月1で起こる。
先月はこのドクドクの翌日、姉がスリにあった。
今度は何？
何なんだ・・・？
- Re: —夜雨—— ( No.5 )
- 日時： 2009/11/11 17:32
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
三夜
「健人ーお母さんに電話してよ」
「何で!」
夜8時、今だに母は帰ってこない。
・・・専業主婦なのに、どうしてだ?
「だって帰ってこないじゃ〜ん」
「絶対帰ってくるって・・・姉貴心配性だ」
「黙れっ!」
1時間、俺等は待ち
9時になった。 丁度・・・ドアが開く音がした。
「ごめんなさい・・・弟の家に行ってたから・・・!早くご飯作るわね＾＾」
「・・・浩輔さん家に行ってたのか」
母の弟、浩輔さんは隣町の住宅街に住んでいる。
母は時々、その家に行っている。
2階の自分の部屋へ行き、梨花の部屋を見る。
電気はついていた。
・・・宿題かな。
俺は受験生だ。 勉強しよう。
受験勉強をしていると、眠気が襲ってきた。
・・・ヤバイ、このままでは寝てしまう。
・・・—— 梨花
どうした？ 俺は今何をしている？
「健人、健人」
何で梨花、そこにいんの？
もしかして、俺の家に来て、俺に告ろうとしてんのか？
「健人、バイバイ 健人、勉強頑張れ 健人・・・ ・・・よ」
何言ってるんだ？
何がバイバイだ？
「けんと・・・
好き」
・・・いきなりなんだよお前
・・・なんなんだよ—
夜中の12時、俺は目が覚めた。
「・・・夢か」
ご飯を食べようと1階へ行くと、皿の落ちる音が聞こえた。
「・・・どしたの」
「健人・・・ ・・・テレビ・・・見て」
「何だよ」
——
速報です。
今日午後11時20分
中学3年生の女性が、何者かに刺され 意識不明の重体になりました。
女性は、金堂中学3年の久田梨花さん
コンビニへ行こうとすると、前から刺されたようです。
———
梨花。
梨花。
どうせ、
どうせ・・・
同姓同名だろ？
どうせ
誰だよ
久田梨花って・・・ 誰だよ!!
- Re: —夜雨—— ( No.6 )
- 日時： 2009/11/11 22:48
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
四夜
「健人・・・健人・・・」
「嘘だって、こんなん・・・!!」
俺は自分にも母にも言い聞かせる。
久田梨花は・・・いるよ!
2階の部屋に行き、梨花の部屋を見る。
・・・電気はついていなかった。
携帯を取り、梨花の携帯に電話をかける。
「・・・梨花、おい梨花! 出ろよ!」
——おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、
電源が入っていないため、かかりません——
「健人、梨花ちゃん・・・」
「言うなよ・・・黙れよ！1人になりてぇんだよ!」
「・・・」
姉貴が部屋に入ってきたが
俺はドアを閉める。
梨花が死んだ
梨花が死んだ・・・？
犯人は?
犯人は誰? 何故梨花?
何故梨花が殺されるんだ・・・?
「・・・ぜってぇ 犯人 ぶっ殺す」
そう思った俺は、深い眠りに落ちた—。
翌日。
今日は朝から雨だった。 ・・・学校に行く力もない。
だが、行かなきゃ梨花に怒られるだろう。
玄関先では梨花の話で盛り上がっていた。
・・・気に食わない。
「健人、久田・・・」
「・・・犯人誰だ」
「しらねぇよ・・・」
一番ショックを受けているのは俺か?
いいや、もしかしたら・・・
「・・・おぉ、木村、おはよう」
「梨花・・・」
髪が巻かれていない。ボサボサ。
制服もスカートは長く、シャツもよれよれ。
メイクもしてなく、目の下にはくま、そして腫れている。大丈夫か、コイツ
「健人ぉ・・・健人、犯人見つけてぇ・・・!!」
「おう」
俺は今日、学校を休み 梨花の家へ行った
まずは、コンビニへ行く前何していたかだ。
- Re: —夜雨—— ( No.7 )
- 日時： 2009/11/12 17:10
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
五夜
「・・・すいません、お邪魔して」
「いいのよ・・・梨花の部屋分かるわね?」
「はい」
俺は、梨花の家へ行き、部屋の中に入った。
「・・・これ何」
梨花の机の上には、手紙のようなものがおいてあった。
中を見る、 だが、中には何もなかった。
「何だよ・・・」
・・・懐かしい。 早く
早く犯人を捕まえなきゃいけない。
この家の近くのコンビニは、歩いて5分、走って3分という近い場所にある。
殺されたのは5分の間だ。 ・・・まずは身近な人か見知らぬ人かを調べよう。
ガチャ—
ドアが開くと、警察官が立っていた。
「君、何してるんだ!」
「・・・えっ、俺は・・・梨花の幼馴染でして・・・」
「幼馴染だからといってここは立ち入り禁止だ!」
「・・・何で!!」
「出て行ってもらう」
「ここは現場じゃないはずです!梨花の遺留品があるだけじゃないですか!」
「・・・っ」
俺が発言すると、警官は黙り込んでしまった。
15の少年にこんなことを言われる警官はだらしない。
「梨花の犯人は俺が見つけます!」
「・・・だがしかし・・・」
「必ず見つけます!!だから・・・だから、お願いします!」
「・・・」
絶対に 絶対に——
犯人を見つけてやる。
- Re: —夜雨—— ( No.8 )
- 日時： 2009/11/13 22:42
- 名前： ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk （ID: msPhCitR）
六夜
「健人〜健人〜!」
「・・・なんだよ」
「犯人見つかったか!?」
「・・・わからん」
翌日の登校日。
静希が走って俺のとこに向ってきた。
「そいえばさ、梨花に彼氏いたって知ってた?」
「・・・ちょっとしか聞いてないけど・・・いたってことはまぁ耳にした」
「あいつ、梨花の浮気で別れたんだってよ」
「まじ!?」
犯人1
梨花の元彼
梨花の浮気で、あっちは別れを告げたらしい。
「名前は!?」
「確か俺等のクラスの堤下太一だったような」
「・・・太一!?」
太一と梨花が・・・?
・・・これは本人に聞かないと分からないことだ。
「あのさぁ、太一」
「おうー 何だ健人」
「梨花と付き合ってたんだよな?」
「・・・まぁ、梨花が浮気したからなぁ」
「誰に・・・浮気を?」
「おめぇだよ、おめぇに梨花とられたんだ〜っ」
ないよな。 太一はねぇよ。
うん。
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