未来を掴む | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
　入力例）鳴(な)かぬなら　鳴(な)くまでまとう　不如帰(ホトトギス)

Page:1

Re: 未来を掴む ( No.2 ): 日時： 2009/11/12 19:13; 名前：へはははは（ID: td1rF6tx）; 太陽の暖かい光りが降り注ぐ。俺は学校の授業をサボり、空をながめていた。　　　これといった意味はない。空を眺めている時間が俺にとって日課のようなものだった。　人との関わり合いはない。　俺は右目に眼帯を付けている。怪我をしているわけではない、俺には生まれつき右目の視力がない。そのせいか、右目の瞳はふつうの人とは違う赤い色をしている。　　そのせいか、周りの人間は俺を避けている。それがいやで俺は眼帯を付けたが、それでも結果は変わらない。　　　「退屈だ」　　　　　　　　友達と遊ぶことない俺は毎日が退屈でつまらない人生を生きていた。　どうして俺の瞳はこんな色をしているのだろう？　俺はただ友達と下らないことを語り合い、みんなで買い物をしたり、夜遅くまで遊んで親にしかられる。　　そんな人生が送れればそれ以外には何もいらなかった。　瞳の色が違うだけでどうしてみんなは俺を避けるのだろう？