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何も書かれていない絵本
日時: 2009/11/12 21:19
名前: 兎夾@ (ID: hVBIzJAn)

「題名の無い絵本」
殺人?ものにしたいとおもいます

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何も書かれていない絵本0話 ( No.1 )
日時: 2009/11/12 21:25
名前: 兎夾@ (ID: hVBIzJAn)

何も書かれていない絵本

真っ白なページが何枚も続く

絵本ではない絵本

さぁ、絵本を埋めていきましょうか

内容は貴方次第

何も書かれていない絵本1話 ( No.2 )
日時: 2009/11/13 21:45
名前: 兎夾@ (ID: vcVvkkAV)

さぁ、開けてごらん。
新しい世界を作るために・・・。




「あれ、新しい絵本?」
机においてある、表紙が真っ赤で綺麗な絵本。
そんな絵本の内容が気になって、絵本を開く。

その時。
いきなり周りが光りだす。
「え・・・?えぇ・・・!?」

その瞬間意識は途切れた。





「ん・・・んん〜」
目を開けると不思議な場所にたどり着いていた。
分かることはただ一つ。
さっきの場所とは違うこと。
周りが木ばっかりで、そのほかの特長は何も無い。
どうして、さっきは自分の部屋に居たはずなのに。

ふと手元を見るとさっきの絵本が落ちていた。
そうだ、コレを見ようとしたらこうなったんだ。
また、ページをめくる。
しかし何も変わりは無い。
そのかわり、まるで自分のことを示しているかのように一ページ目には森の中で迷子になった女の子が描かれていた。

「これ以降何もかかれてない・・・」

あとのページはただ真っ白だった。

何も書かれていない絵本2話 ( No.3 )
日時: 2009/11/15 21:30
名前: 兎夾@ (ID: XK5.a9Bm)

題名が無く、一ページしか描かれていない絵本。
多分、コレが原因なんだろうと考えるほうがいいだろう。

「でも、どうやってここに・・・」

こんな非科学的なこと・・・。
もしかして、夢?
夢にしてはリアルすぎるし・・・。
ましてや、漫画やアニメじゃあるわけないし。

絵本をまじまじと見て、空に翳す。

「・・・これからどうしよう」

とりあえず今の現状を現実と考えて。
これからどうするか、だ。

周りを見渡してもさっきと同じで木だけしかない。
どこへ行けばいいのか、さっぱり分からない。

「食料だけでも探したほうがいいのかな」

生きるためには食べ物を探さないと。
ここは森なのかもしれない、だから木の実とかきっとあるだろう。
運がよければ、川も。

・・・探すか。

立ち上がり、森の奥を進む。

「・・・ん、草が多い」

道には成長しすぎた雑草がたくさん生えている。
進もうとすれば、その雑書が邪魔をして前へ進めない。

「誰もこの森に来ないの?」

誰も来ないことを示すかのように、道はないし、雑草は伸びっぱなしだし。
これじゃぁ、どこを歩けばいいのか分からない。

「はぁ・・・」

ため息をついて、また歩き続ける。
いったいどこへ向かってるのやら。

あーあ、とりあえず食料だけでもほしいな。


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