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Cross 第一章 -殺人鬼-
日時: 2009/11/12 23:15
名前: alto (ID: Vn0ufRQg)

今日、初めてやってきた〔あると〕です。



初めまして。

「Cross」というのを書かせていただきます。



簡単なキャラの説明を。


主人公〓〔汐里/siori〕
ごく普通の女子高校生。
みたいな未来人。
未来人というより、アンドロイド。
未来からやってきた事に変わりはないが・・・

〔咏途/eito〕
汐里と同じ、未来から送られてきたアンドロイド。
年齢は汐里と同じ、なしだ。
彼等に年齢はない。
年齢設定は17歳。



他にも出ます。

今はこの二人でご勘弁を・・・

他の登場人物も半分アンドロイドです。

半分、人間達。


ヘタレが書く小説でも『おk』な人はどうぞ。

明日から書きます。

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Re: Cross 第一章 -殺人鬼- ( No.1 )
日時: 2009/11/14 00:17
名前: alto (ID: Vn0ufRQg)

*-*-*-------------------


第一章 -殺人鬼-


*-*-*-------------------




博士「中々の出来だな・・・」


女性「博士、そろそろ・・・」


博士「そうだな・・・。だが、私は断らせてもらう」


女性「・・・。それは・・・」


博士「ああ、そういう事だ。すまんな。」


女性「では、私は先に行きますね。」


博士「じゃあな・・・。」


*-*-*-------------------




汐里「咏途〜」


咏途「・・・。」


汐里「咏途〜」


咏途「汐里・・・。」


汐里「・・・。もう少しくらい盛り上がっても良いんじゃないか?」


ムッとした顔で汐里は言う。



咏途「ヤだ。」


汐里「なんで?良いだろ、別に。」


咏途「それより、お前。」


汐里「なんだよ・・・?」


咏途「女なんだからさ、もうちょい喋り方気ぃ付ければ?」


汐里「う、うるさい!俺はこれで良いんだ!」


咏途「女が『俺』とか言うな」


汐里「なんで、お前にそこまで言われんといけんのだ!他人(ひと)の勝手だろ!」


あの手を使おう。


咏途「いや・・・ごめん・・・。
俺は・・・女の子らしい汐里が可愛いと思ってだな」


汐里「・・・。じゃあ、ちょっとだけだよ?」


デレだ。


・・・。

・・・。

・・・。



咏途「なんやかんやで、今日も一日すぐ終わるな。」


汐里「そうだな・・・。咏途と過ごす時間少ないな。」


咏途(今のは、思わせぶりなだけか・・・?)


汐里「おっと、もうこんな時間だ。
お父さん、帰ろ!」


咏途「誰がお父さんだ」



帰り道も何故か早く感じた。



咏途「ただいまー」


母「お帰りーご飯できてるけど」


咏途「今日いらない。また弁当もらったから。
あ、洗い物頼む。」


母「また、弁当箱こんなに・・・。」


俺は何故か弁当をもらう。
モテ期ってやつ?
モテ期、遅いんじゃないか?なんつって。


部屋にあがり、パソコンをつけた。

すると、いつもとは違う空気が流れ始めた。

誰かの視線を感じる。

俺しかいない筈の空間で。

振り向いたが誰もいない。

気にしない事にした。


*-*-*-------------------

Re: Cross 第一章 -殺人鬼- ( No.2 )
日時: 2009/11/14 15:51
名前: alto (ID: Vn0ufRQg)

*-*-*--------------------



次の日の朝。

休みなのでゆっくり過ごす。

両親は妹、弟を連れ、今日から三日間旅行に行っている。



TVでも見て、ゆっくり過ごそう・・・。




パソコンは消えていない。


俺は何を調べていたんだろう。


「男子生徒自殺」


なんだ?これは—


?「自殺の原因は他の生徒からの虐めと見ています」

“田中・博文 17歳”


俺がリモコンを踏んでしまい、TVがついた。


田中博文ねぇ・・・。

うちの高校にもいたような・・・。

まあ、ありふれた名前だよな。



丁度、パソコンで調べていたニュースだった。


「男子生徒の体には虐め等によるリストカット等の後が発見され—」


咏途「ふぅん・・・。今更リスカねぇ・・・。」




“ピンポーン”



俺が呟いた瞬間、チャイムがなった。



咏途「はーい。今でまーす。」


ガチャ・・・


咏途「おお、汐里!どうしたんだよ」


汐里「咏途・・・。」


咏途「ん?どうしたんだ・・・?」



暗い声をだし俺に何かを話そうとしている。



汐里「ニュース・・・見た?」


咏途「ああ、見たよ。虐めで自殺って奴だろ。」


汐里「うん・・・。それ、うちの高校だって。」


咏途「・・・え・・・。まさか・・・」


汐里「そうだよ。あの博文君だよ。」



*-*-*--------------------Cross

Re: Cross 第一章 -殺人鬼- ( No.3 )
日時: 2009/11/14 18:04
名前: nanasi (ID: e.d4MXfK)

おお。

さっそく殺しちゃいますか。

未来から来た機械って設定、役立てて面白いのにしてくれるのを期待してます。

Re: Cross 第一章 -殺人鬼- ( No.4 )
日時: 2009/11/15 16:21
名前: alto (ID: Vn0ufRQg)

コメント有難う御座います。


*-*-*--------------------Cross

俺と博文は仲良かったし幼馴染だったから
ショックは大きかった。



咏途「でも・・・俺たちに出来る事なんて今更・・・。」


汐里「で、でもさ。俺はさ・・・。」


咏途「なん・・・だよ・・・?」


汐里「俺達はさ、何か。
周りとは違うと思うんだよな。」


咏途「だから・・・どうしたよ・・・」


汐里「俺等で・・・探さないか・・・?
犯人を・・・さ。」


咏途「・・・犯人なんていねえ!
あいつは・・・自殺・・・だろ・・・?」


汐里「違う!絶対違う!
博文君が・・・
博文君が・・・死んだのは・・・殺人事件だよ!」


咏途「何の根拠があって言ってんだよ!
博文は怨みを買う様な事なんてしてねえし!」


汐里「でも、分かるんだ!
咏途も・・・分かる・・・だろ?」


咏途「分かんない・・・よ・・・。」


汐里「咏途は・・・逃げてるだけなんだ。
そうやって、人に言ってる様で
自分に言い聞かせてるんだろ・・・。」


咏途「違う!
とにかく・・・俺は探さないから・・・。
探すなら、お前一人で探せよ・・・。
じゃあな・・・。」



ガチャ。



何やってんだろう。

俺は汐里の話を十分に聞かずに追い出してしまった。

俺も、なんとなく分かっていた。

博文は・・・自殺なんかじゃないと・・・。



*-*-*--------------------Cross


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