ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 死神
- 日時: 2009/11/16 16:59
- 名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)
空気のような存在。
全てが闇に包まれた神。
あなたの後ろに・・・
死神は・・・
Page:1 2
- Re: 死神 ( No.1 )
- 日時: 2009/11/13 20:29
- 名前: 劉翔 (ID: vUvL6WlQ)
面白そうですね。
- Re: 死神 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/16 15:04
- 名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)
第一話 「退屈」
ビルの屋上で、
金色で中心が紅に染まっている瞳が光る。
三メートルを超える黒い体。
死神、ルイ。
死神は人間を殺すことが出来る。
その人間の寿命の余りを食べる。
ルイは退屈で仕方なかった。
自分の姿は誰にも見えないからだ。
イタズラのネタも尽き、
座ってため息を落とす。
ガチャッ・・・
屋上に、このビルで働いている
一人の男社員が来た。
・・・
ルイには見えた。
その男の心が。
死んでしまいたい。
男社員は柵に手をかける。
ルイ「死ねないくせに。」
ルイは男社員の後ろに立った。
男社員は体を震わせている。
ここから落ちたら即死だろう。
・・・
男社員はうつむいたまま
動かなかった。
・・・
男の体が浮いた。
男社員「うっ!うあぁぁ!」
ルイは男社員を軽々と持ち上げ、
ビルから落とした。
ルイ「退屈だ。」
- Re: 死神 ( No.3 )
- 日時: 2009/11/13 20:35
- 名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)
劉翔>
コメントありがとう。
応援よろしく。
- Re: 死神 ( No.4 )
- 日時: 2009/11/15 08:31
- 名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)
第二話 「出会い」
死神。
なぜ俺は死神なのか。
ルイは汚い空を飛ぶ。
人間。
ルイにとって人間はクズ。
理由なんて多過ぎて言えない。
暗い路地。
三人組の不良。
煙草を捨てる。
ルイ「(殺してやる。)」
ルイは不良達を殺そうとした。
・・・
煙草が拾われた。
・・・
ルイは視線を移す。
・・・
茶髪でショートカットの女。
顔立ちは非常に美しく、
大学の制服を着ている。
女は捨てられた煙草をゴミ箱に捨てる。
そして、
不良の後姿に声をかける。
「ちょっと!
あんな達!
煙草はゴミ箱に捨てなさい!」
不良達は女を見た。
不良「なんだテメェ。」
「なんだはこっちのセリフよ!」
不良「よく見ると可愛い顔してんじゃん。
俺達と遊ばない?」
「その顔でよく言えるわね。」
不良「なんだとぉ!」
不良達は女に近づき、
肩を掴んだ。
「痛い!」
不良「調子に乗ってんじゃねーぞ。」
不良は力強く肩を押した。
女は倒れた。
不良「いい気味だ。」
不良達は笑った。
不良「うっ・・・」
低く重い声がする。
不良「くっ!苦しい!」
一人の不良が倒れた。
次々に不良達は倒れる。
そして顔を真っ青にして息を引き取った。
女「・・・」
女は不思議そうな顔をした。
数秒たち、状況がつかめたらしく、
携帯をとった。
救急車を呼ぶのだろう。
ルイ「(馬鹿。)」
ルイは不良達を持ち上げ、
暗い路地に投げ捨てた。
女は手を止め、
気絶した。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。