ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 最強次元師!
- 日時: 2009/11/13 22:56
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: XLtAKk9M)
初めまして。
面白くないと思った方はすぐ逃げてくださっていいです(ぇ
この作品は、バトル物語です
ところどころに恋愛もあるのですが、ほぼバトルストーリーです
では、キャラ紹介です↓
レトヴェール・エポール(男)
14歳の少年。通称レト。金髪で、ひとつ結び。
次元技(武器) 双斬 そうざん(二つの短剣)
ロクアンズ・エポール(女)
13歳の少女。通称ロク。レトの妹(?)
緑色の髪の毛に、緑色のチョーカーをしてる(首に)
次元技(魔法) 風皇・雷皇 ふうこう・らいこう (風邪と雷)
キールア・シーホリー(女)
14歳の少女。レトとロクの幼馴染。金髪の少女。
次元技 ?
セブン・コール(男)
蛇梅隊班長。次元師ではない。第二番隊の副班長。
フィラ=クリストン(女)
蛇梅隊副班長。セブン班長とは、昔馴染み。
次元技(動物) 朱梅 しゅばい (紅い蛇)
コールド・ペイン(男)
蛇梅隊副班長。第一番隊の副班長。煙草吸ってる。
次元技(武器) 罪鎖 ざいへい (鎖)
メッセル・トーン(男)
蛇梅隊副班長。第三番隊の副班長。葉をくわえてる。
次元技(魔法) 毒皇 どくこう (毒)
ルイル・ショートス(女)
蛇梅隊の三番隊。おちゃめな少女。14歳。
次元技(武器) 悲飴 ひあめ (呪い)
ガネスト・ピック(男)
蛇梅隊三番隊。ルイルの世話役。
次元技(武器) 蒼銃 そうじゅう (銃)
ラットール・ボキシス(男)
蛇梅隊隊長。顔に生傷がある。
次元技は使えない
ゴット(男)
神族の一番上
爆発能力
デスニー(男)
神族の一人。謎多き少年。無次元(運命)の守護者。
浸透能力
アニル(女)
神族の一人。動物の守護者。
動物の支配者。
グリン(女)
神族の一人。小さい少女で、緑の守護者。
緑を操る能力
ワール(男)
神族の一人。世界の守護者。
世界をつくる能力。
以上ですねw
多くてすみません。
これからもっと増えます。
それでは宜しくお願いします。
(コメディ・ライトからうつってきました)
- Re: 最強次元師! ( No.3 )
- 日時: 2009/11/14 09:08
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: XLtAKk9M)
第壱次元 砂漠の中の兄妹
「レト〜、休まない?」
「ざけんな。お前体力きれんの早すぎ」
「ふぇ〜〜〜〜〜」
「ほら、もう着くぞ」
そこに見えたのは、古い感じが漂っている町。
老いぼれたじいさんや、ばあさんがいる。
なのに、その向こうの海の上には————
オークション会場があった。
レト達は、ここに任務にきてる。
「おし。いくぞ!」
オークション会場の中は、真っ暗だが、客人は大騒ぎしている。
何故ならここに、人魚がくると噂があったからだ。
「皆さーーーーーん!次の商品は———」
皆が息を呑む。
「右と左とで目の色のが違う11歳の少女だーー!」
おーーーーーーーーー!と響く観客の声。
「うっせぇなぁ・・・」
「我慢すれば?」
そして、
「俺!1100万!」
「あたしは1200万よ!」
「あたしゃ1600万だねぇ」
「すげぇな・・」
「確かに・・」
「準備はいいか?」
「うん」
二人で顔をうなずかせて、いっきに走った。
「お前らそんなチンピラみたいな行動はやめやがれ!」
「どこがオークションよ!ばっかみたい!」
「んだと?お前らなにもんだ」
「蛇梅隊の者だ」
「な、なんだと!?」
「容赦はしねぇぞアホども!」
「あなたたちは・・?」
「あたしたちは、任務できたの」
「へぇ〜」
「余計な邪魔はさせないぞ!次は大注目の人魚だーーーーー!!」
「んな!?」
「あいつ、いつのまに」
「俺は8000万で買う!」
「てめぇ俺の話きいてんのか!」
レトが男に一発切りかかる。そう、レトが持ってるのは、まぎれもなく剣だった。
「レト・・・。やりすぎ・・・」
すると、背後から、見知らぬ男の姿が!
「後ろががらあきだぜ!ねえちゃん!!」
「お姉ちゃん!」
ズバーーン!
「あたしも次元師なの」
「んだと・・・」
「あの女、雷の次元技だ・・」
「逃げろーーーーー!」
「逃がすかーーー!」
「貴方たち・・・大丈夫?」
「平気。でも、人魚さんたちが」
「そうか、逃がしてあげようか」
ロクが鎖をほどく。そして、とてもいい笑顔を浮かべて笑ってくれた。
「ありがとうございます!なんてお礼を言ったらいいか・・・」
「いえいえ。貴方が届けたのでしょ?この依頼」
「そうです。ありがとうございました」
ロクは、人魚を海に返してあげると、
「さぁ、行こうか」
と言って、女の子の手をひいて、町へ戻りました。
「レトー!どこにいるのー」
「お!ロクー。片付いたぞ」
「あのねぇ・・・。これはやりすぎでしょうが」
そこには、さっきの人たちに屍が・・・。
「まぁいいんじぇね?一仕事終わりっと」
「いいのかな・・・;」
そこで、
プルルルルル。プルルルルル。と鳴った。
「班長からか?」
「みたいだね」
「はい、レトっすけど」
「よく頑張ってくれたな。もう帰還していいぞ」
「そのつもりですけど」
「そうかそうか、なら戻って・・」
「班長さん♪また誰かと喋ってるのぉ〜?」
「遊ぼびましょぉ〜よぉ〜」
「だね、うん」
「・・・・・。班長・・・」
「これだからロリコンは・・・」
「ち、違うこれは・・・!」
ブチッ
「切っちゃったね」
「当たり前だろ」
二人は、笑いながら帰っていた。
- Re: 最強次元師! ( No.4 )
- 日時: 2009/11/14 10:41
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: XLtAKk9M)
第弐次元 神と人の戦いとは
大都会、『センター』にある軍事機関、蛇梅隊総本部。ここにレトや他の仲間達がぞくぞくいる。
「ただ今レト・ロク、帰還しました」
廊下を速やかに歩いていた、班長に挨拶した。
「お!ごくろうだったな。今帰還したのも悪いんだけどさぁ、次の任務いってくれる?」
「えーー!?」
「まぁまぁ、君たちなら簡単さ、次も猛暑の街にいってもらう。『フィーチャー』という国だ」
「なんじゃそりゃ。班長は俺等を殺すつもりなのか」
「まぁいこうよ任務だし」
「しょうがねぇな・・」
「んで、その任務内容は、街に時々現れる元魔を倒してほしい、とのことだ」
「元魔ねぇ・・・。わかった」
「元魔ー?それなにー?」
そこに現れたのはルイル・ショートスだった。
「あぁ、ルイルは知らないのか。元魔というのは神族が生み出している忌まわしき魔物だ。それを倒せるのは次元師だけなんだ。神族は知っての通り、私達の宿敵だ。この世の神だからって人を滅ぼそうと考えてるんだ」
「つまり神と人の戦いかぁ〜。ありがとう班長」
「まぁそうだな」
「んじゃ任務いってきまぁーす」
ロクとレトはまた任務にいった。
「神と人か、なんか怖い戦だな」
「そうだね、あたし達は人として頑張らなきゃね」
レトはロクの方を悲しい目で見て、
「そう・・・だな・・・」
「レトー。そういえばこのチョーカーって取っちゃいけないんだっけ」
「あぁ、絶対とるなよ?約束だから」
「うん、なんで取っちゃいけないのか知らないけどね」
レトとロクは、ほぼ無言で任務いった。
その途中、人の声がした。
「やばいぞーーーー!変な怪物がまたでたぞー!」
二人は顔をあわせて、思いっきり走った。
- Re: 最強次元師! ( No.5 )
- 日時: 2009/11/18 15:05
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: XLtAKk9M)
第参次元 わがまま皇女様Ⅰ
「皆ー!またあの怪物だー!」
一人の男の声で、町中の人々が隠れる。
「レト!元魔だ!」
「わかってる。いっきに決めるぞ!」
二人が本部をでて隣町へ行く。二十分程で着き、
「でやがったな、元魔のやろう。俺が相手だ!」
「いや、俺達、が正しいね」
と言って俊足で元魔の元へいく。
そこで一人の女の人が悲鳴をあげていた。
「キャーーー!誰か助けてー!」
元魔に捕まったらしい。
「ちっ!人間を囮にするとはな」
「次元師どもか・・・。ついてこい・・・」
元魔の後を追うと、そこは森のど真ん中だった。
「ん?どこいきやがった」
「あ・・・!レト!後ろ!」
ロクが言った瞬間に、レトは背中に酷い衝撃をうけた。
「ぐぁ!」
「レト!」
ロクが歩みよったが、レトの出血は止まらなかった。
「元魔か。あたしがいってくる!」
「無茶したらぶっ殺すぞ!」
「イエッサー!」
ロクが森の中を走りまわると、そこにはさっきの女性の姿があった。
「大丈夫ですか!?怪我は・・?」
「まぁ、平気よ。だって私、死ぬわけにはいかないんだもの」
「・・・?」
「こっちの話よ!貴方はさっさと倒してきてちょうだい」
「え、ちょ、助けてあげたのにその言い方って・・・」
「なに?私はあの国の皇女なの。従ってくれない?」
「へぇー、まぁいいや。いっちょいってくるか!」
ロクが森の中央に行くと、そこに元魔がいた。
「あ!やっと見つけた!」
ロクの声と同時に元魔が振り返る。
「んぁ?貴様か。勝負するのか?」
「ええ。そうだね。じゃあいかせてもらおうか!」
ロクが空に向かって大きく手をあげた。
「第五次元発動—————」
「雷撃!」
ロクの手から雷が現れた。それを元魔に向かって思いっきり投げつける。
「うわぁぁぁああぁぁ!」
元魔は、一回倒れた。そして、
「おのれぇ・・・。次元師なぞに・・・」
むくむくを起きてきた。
「まだ立てるの」
「なめるんじゃねぇえぇええぇ!」
元魔の手の爪がロクの肩にくいこんだ。
「うわぁあぁ!」
あまりの痛さに肩を必死に抑える。
「お前らのような弱い人間があがこうとするからこうなるんだ・・・。おとなしく死にな!」
「あたしは・・・。死ぬわけにはいかないの。これからもっともっと元魔を倒していかなきゃいけない」
ロクは走りながら、
「そして、神族を倒してみせる———!」
「第六次元発動!雷柱———!」
元魔の下から大きい柱のような雷が現れる。その姿は、まるで火に焼かれた蛙のよう。
「ぐあぁぁぁあぁぁ!まだだ・・・。まだ・・・」
元魔はその木に隠れていた女性を見つけ、
「こいつを殺されたくなけりゃ動くなよ・・?」
と、爪とつきつけそういった。
「キャー!助けて・・!お願い・・・!」
「騒ぐな!殺すぞ!」
ロクは手を下ろして、その場で立ち尽くした。
「逃げて!私は誰一人として傷つけちゃいけないの!」
「んじゃいくぜ!」
元魔のまん前に立っていたロクを容赦なく痛めつける。次第にロクは口から血まで吐いていた。
「やめてよ!あなた次元師でしょ!どうして攻撃しないのよ!なんで・・・!」
女性は泣き始めた。ロクのその姿を見て。
「あたし・・は・・、人間を誰も傷つけたくない・・・の・・。貴方と・・同じなんだよ・・・」
「おらおらおら!!」
「だから、攻撃なんてできないの・・・」
その瞬間、元魔の腹を貫く剣があった。
「俺の妹を傷つけるとはいい度胸だな」
「んな・・・。貴様!倒れたのではないのか!」
「バーーカ!あれくらいで死ぬわけねぇだろ」
元魔が少し後ずさりした。それを責めるようにじりじりとレトが追い詰める。
「たっぷりお礼してやるよ!」
レトが二つの剣を上にあげて、
「第六次元発動————」
「八斬切りー!」
元魔に向かって剣を切りつけた。
「ぐ・・・。おのれぇええぇ!次元師ー!」
そう言って消えていった。
元魔との戦いで、気が抜けたのか、
ロクはその場に倒れこんだ。その後、
「ロク!?お前平気か!?てかこの出血・・・」
「平気平気。慣れてるよ」
レトの顔から不安は消えた。
「義理の兄妹でも、なんか助けたくなっちまうな」
近くにいた女性が近寄ってきた。
「ごめんなさい・・・。私なんかのせいで・・」
「あぁ?まぁ怪我がなくて良かったな」
「あの、是非私のお城に来てね!絶対だから!」
そう言って女性は去っていったかと思ったら。
「あと、私はレイスって言うわ」
と捨て台詞を残して言ってしまった。
「とりあえず行くか」
「そだね」
レトはロクをおんぶしたままその城に向かった。
- Re: 最強次元師! ( No.6 )
- 日時: 2009/11/30 20:12
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: XLtAKk9M)
第四次元 わがまま皇女様Ⅱ
ロク達は言われた通り、城へ向かった。
ものすごくでかいもんだからすぐ見つかった。
「す、すげぇ・・・」
「でかさが半端じゃないね・・・」
その城のでかさは蛇梅隊本部が四つ入るくらいだ。
ちなみに蛇梅隊はおよそ600m3だ。
それが四つ。
2400m3。
「異常じゃねぇか」
「だね。
「こらー!お前ら屋敷の前で何やってるんだぁー!」
するとそこへ兵士が現れた。
「い、いや、俺等はレイスに招待されて・・・」
「あ、そうですか——————」
「あ、良か———」
「ってんなわけないでしょうが!」
「すんなり信じるバカな兵士がどこにいるんだ!」
「・・・。やっぱり?」
「皇帝様ー!不審者ですー!」
「げっ。俺ら捕まるじゃん!」
捕まると思い身を縮こませていると、
「待ちなさい!その方共は客人であるぞ!」
「お嬢様!な、本当ですか・・・?」
「あぁ、本当だ」
「失礼しました!」
兵士達が綺麗に一礼して帰っていった。
「ごめんね、兵士が迷惑かけたみたいで」
「う、うん・・・」
「流石お金持ち・・・。兵士は何人いるんだ」
「ん?ざっと二万人?」
「「二万!?」」
一揆に二人で驚いた。
「やば・・・。二万人ってちょっと・・・」
「蛇梅隊のサポーターより多いじゃねぇか」
「まぁ、トールザ家だからね」
「あ、そういえばトールザなんだっけ」
「そそ」
トールザ家・・・。
それはラブーン財閥の次にお金持ちの家。
ラブーン財閥は世界一の大企業。
ラブーン財閥に逆らえる者なんて存在しない。(と思う)
ロク達は城の中に入っていった。
細かく繊細な絵画。
神々しい光を放つシャンデリア。
燃えるように真っ赤なカーぺット。
どれもこれも高級品ばかりだ。
「ほうほう・・・君達が我娘を助けた恩人じゃな」
「え、ま、まぁ・・」
「お礼を言わせてくれ。ありがとう・・・」
王座の間に現れたのは皇帝様。
ぶしょう髭の多いその顔は何故かサンタを思わせる。
「そこで、君達にもう一つ頼みがある」
「へ?なんですか?」
「それは、さっきのような退治だ」
「胎児?」
「違う」
「え・・・。そんな早く突っ込まないでよ」
「誰がそんなつっこみやすいボケをスルーするんだ」
二人の兄妹コントが終わったと同時に皇帝が話始める。
「さっきのような奴が山のふもとにたくさんいるらしい。だから早いとこ退治してほしいのじゃ」
「これが依頼、か」
「分かった!すぐに行ってくるよ」
「でも、気を付け下さい。そいつらはユウゴウされてるとかいっておった。
「融合・・・?」
「やっかいだな。融合物体は久しぶりだ」
融合物体は、あらゆる元魔が力を望んで仲間と融合した姿のこと。
それを倒すのは非常に難しいと言われている。
「でもいくっきゃないでしょ!あたし達の仕事だしね」
「そうだな」
「言ってきます!皇帝!」
「ご武運を・・・」
「いってらっしゃい。せいぜい頑張ってくるのね」
「こら!レイス!そんな言い方・・・」
「うん、せいぜい頑張ってくるよ」
ロクとレトは二人で一緒にこの城を出て行った。
「死なないといいがね・・・」
「そう、ね・・・」
親子の小さい囁き声は誰にも届かなかった。
- Re: 最強次元師! ( No.7 )
- 日時: 2009/12/29 10:39
- 名前: 橙兎 ◆yDX5QPZKYA (ID: jklXnNcU)
第五次元 わがまま皇女様Ⅲ
ロクとレトが向かった先は森の奥にある洞窟だ。
「なんか気持ち悪くねぇか・・・?」
「確かに、よだれみたい・・・」
「変な想像させるなバカ」
「もっと奥に行ってみようか」
その洞窟の奥に行くと、なにやら甘い匂いが・・・。
「あ、蜂蜜!!」
「は?何でこんな所に・・・」
「頂こうよ!ね、ね?」
「分かったよ・・・。ってもう食ってるし!!」
言い忘れていた。
ロクはかなりの大食いだ。
『お腹いっぱい』という言葉を聞いたことがない。
あの小さい体になんで入るんだ・・・。
そう思ったレトだった。
「!?」
レトが何かを感じたらしい。
「どうふぃたの?ふぇお」(どうしたの?レト)
「来るぞ」
「ふぇ!?」
「まんまとかかったなぁ、小僧ども・・・」
「元魔!?」
「しかもかなりでかいぞ・・・」
「この蜂蜜は人を喰らうための道具さ。家をなくした家族がこの匂いを辿ってここへ来るのさ・・・」
「なんて事を・・・!!」
「人間なんてそんな生き物だ・・・。弱いくせにあがいてあがいて、バカらし・・・」
「ふざけるなぁぁぁぁ!!!」
その一言でロクの雷撃が元魔に直撃した。
「貴様・・・。次元唱なしで・・・・!?」
「黙れ」
「ロク・・・」
「人間が弱いだと?そんな腐った言葉もう一度吐いてみろ、ぶっ殺すぞ!!」
「貴様・・・、まさか・・・!!」
「雷撃____________!!!」
「ロク、落ち着け」
「落ち着いてるよ」
「次もどんどん来るぞ」
そして、二人はもう数えられない程の元魔を倒した。
最後の一体になった。
もう二人の息はあがったいた。
「最後、か・・・」
「なんだ、もう俺の出番か・・・」
「!?」
「融合物体・・・」
「楽しませてくれよ?」
「五月蝿い!!」
「おぉっと、危ないねぇ」
「キャッ」
「ロク!!」
ロクが吊るされた。
そして、思いっきり地面に叩きつけられる。
「ぐぁ!!」
「やっぱり、融合物体は強すぎる・・・」
「おりゃぁあああぁあ!!」
レトが二つの剣を振り回した。
「八斬切り____!!」
「うぉ!!ふいをつかれたか・・・」
「平気か?ロク」
「うん、ありがとう」
「そんな暇があるならこっちを・・・」
「あら?何処を狙ってるの?」
「な・・・!?さっきはこっちに・・・」
「雷柱______!!」
「ぐぁ!!覚えてろよ、糞人間どもめ____!!」
ロクは疲れ果てたのか、地面に倒れた。
「お疲れ」
すぅすぅと眠るロクをおぶって、またしても街へ戻ったロクとレトだった。
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