ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 剣士と魔法使いが逆だって!
- 日時: 2009/11/14 13:29
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
どうも、こんにちは。
ヨシュアさんと申しますww
とりあえず、完結できるよう頑張りたいww
まずはプロローグかな……。
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- Re: 剣士と魔法使いが逆だって! ( No.1 )
- 日時: 2009/11/14 15:09
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
プロローグ
一面、砂しかない砂漠。ギラギラといつもより近く感
じる太陽の光を遮るものは何も無い。
こんな灼熱の砂漠が夜になると極寒の地のなるなんて
信じられない。
そんな砂漠を歩く一組の男女。
「はぅ〜……賢者様〜〜……。蜃気楼が見えてきそうです。」
女の方は、背が小さく年齢も13、4歳といったとこ
ろ。赤と白のフード付きローブを着ていて、気の杖で
何とか支え歩いている。髪の長さはわからないが、フ
ードから覗いている髪はピンク色をしている。
彼女の翡翠色の瞳が自分より、背の高い男の方に向い
た。
「もう少しさ。夜になる前には着かなくてはな……」
男も黒いフードローブを着ており、長く黒い髪は
太陽の紫外線を吸収して熱くなっていた。
男も少女の同じ杖を持っていたが、少女とは違って
体力には余裕があるようだ。
汗が一筋垂れた端整な顔には何かの覚悟をもってい
た。
「あぁ……。ついにはベルティナの街の蜃気楼が見えてきました〜……」と言いながら少女はうつ伏せに仰向けに倒れた。
「いや、着いたんだ。ベルティナだ……」
- Re: 剣士と魔法使いが逆だって! ( No.2 )
- 日時: 2009/11/14 23:50
- 名前: 闇神 ◆hak88wiKBM (ID: hj9a4sJB)
頑張って!
良かったら私の小説にも来てください!!
『地雷空間』 『秒 殺』
やってます㌰(๑・⋖⋗・)ノ
- Re: 剣士と魔法使いが逆だって! ( No.3 )
- 日時: 2009/11/15 10:32
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
>>2ありがとうございます
是非見に行かせてもらいますww
- Re: 剣士と魔法使いが逆だって! ( No.4 )
- 日時: 2009/11/15 12:01
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
風の吹かない丘。半径百kmほどの、この街をほとんど
見渡せる場所だ。
電線も何も視界を遮るものは無く、この街を護る
透明なドームの先の空もよく眺められた。
といっても、あのドームの向こう側で飛ぶ鳥は一羽
もいない。
この丘の木に住む鳥が飛べる場所はこの街の中だけ
だ。
外の砂漠の気温に左右されるなく、快適に過ごせる
環境にはなっているが、それでも自由を奪われてるよ
うな感覚はある。
いつか、出てやるこんな街……。
「お〜い、カイ〜。」
誰かが自分の名前を呼んだ。
後ろを振り返ると、黒髪と銀髪の少女達がこっちに
歩いてきた。
短い黒髪のほうは、運動会の時とかに付ける長く赤い
ハチマキを額に付けている。
服装も半そでシャツに短パンと動きやすそうな服装
だ。
もう一人は、黒髪少女よりもほんの少し長めの銀髪
で、青い羽の髪飾りを付けている。服は学校帰りの
制服のようだ。
「学校休むと良い事ないよ」
「ん?あぁ……」
「とりゃ!」
「ぎゃっ!」
言葉にならない痛みが脳天にはしった。
もう一度後ろを振り返ると、こっちに竹刀を
向けて、銀髪の少女が言い放った。
「もう!だらしない!」
まだ、頭に痛みはあるが、何とか言葉を出した。
「何すんだよ……。竹刀やら木刀やら持ち歩くなよ
危なっかしいなぁ……。」
「仕方ないでしょ!剣道部なんだから!」
「防具付けてない人に向けて素振りすんなよ」
「素振りなんかしてないわよ。あんたに気合いれてやろうとねぇ……」
「まぁまぁ、メイスも怒鳴らないでさ。カイ君も
見つかったんだし。」と黒髪少女、いやソラに制され
てしまった。まぁ、自分は喧嘩などしてるつもりは無
かったが。
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