ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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魔女の唄
日時: 2009/11/14 14:43
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

消えました(;ω;)
最近よく消えるなー

*前スレ
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12012

*イメソン
http://www.youtube.com/watch?v=OTMxV_eaYOc&feature=related

*注意(必ず見てください)

1、荒らし&チェンメ厳禁
2、これは駄文です
3、有り得ない事が沢山出てくるかもです
4、何かに似てた場合はすみません。悪気は無いので
5、これは前の小説の立て直しです。続きからとなります

1は必ず守ってください
*主な登場人物*

ベル・レーシア(beru re-sia)

主人公で魔女
冷静で頭脳明晰
【花】と【音】を操る

シェリー・クロス(syeri- kurosu)

ベルと同じく魔女
こちらも冷静で頭脳明晰
【水】と【風】を操る

ルル(ruru)

ベルの使い魔
黒猫の姿をしている

レレ(rere)

シェリーの使い魔
黒い犬のような姿をしている

*プロローグ*

漆黒の闇の中で唄が聞こえる

深い、闇の音楽

願いを叶える音

叶えたくば祈りなさい

———代償を払う勇気があるのなら

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Re: 魔女の唄 ( No.11 )
日時: 2009/11/15 16:43
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

第三章 10話:終わりが見えた時

+。・*アリス&無夢*・。+

ドサッと人が倒れる

黒い光が揺れる

「もう少しね」

アリスが呟く

「そうね」

無夢が答える

「破壊神よ。今、対象を破壊せよ。我、黒薔薇の名の下で」
アリスが呪文を唱えると地面に魔方陣が現れ、青く光り始めた

「出よ、邪悪なる破壊神よ!」
グオォォォォ、と大きく鳴いて、巨大な竜が魔方陣から姿を現した

バレないように屋敷の周りには結界を張ってある

「さぁ、この人達を消してしまいなさい」

アリスが囁くと竜はひとなきして、使用人たちに突っ込んでいった
赤い血が飛び、砂のように人が消える

黒魔女だから平気だが、普通の人間だったら耐えられないだろう
きっと、恐ろしさとグロテスクさの所為で吐き気さえ覚えるだろう

真っ赤に染まった庭園を見ながら、アリスはそう思った

+。・*シェリー&クラウン*・。+

「た、助けてぇ! お、お金なら差し上げますからぁっ!」

怯えながら口を動かすメイド

それを冷酷な瞳で見下すクラウン

「お金なんて、要らない」

ジリジリと詰め寄る

「私は、貴方を消しに来ただけ」

そう、言い放った

メイドの表情が曇る

「紅桜葉切」

紅い桜の花と葉がメイドに襲い掛かる

暫くすると、そこにはもう、メイドの姿はなかった

+。・*ベル目線*・。+

「紅椿風斬」

ドサリとメイドが倒れ、砂のように消えていった

此処までで何人の人間を消しただろう

ふとそんな事を思う

……いけない、今は任務中だったわ

自分を現実に戻す

瑠璃華さんの部屋はもうすぐ

早く、着かないかしら?

暫くして、ベルは止まった

目の前にあるのは1つの部屋の入り口

そう……

瑠璃華の部屋だった

Re: 魔女の唄 ( No.12 )
日時: 2009/11/15 16:46
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

そらそら

分かんないね;
管理人さん! help!

コンバロシドさん

はい、分かりました
気をつけます
警告ありがとうございます

Re: 魔女の唄 ( No.13 )
日時: 2009/11/15 17:06
名前: そらそら ◆KtKsDuZC0Q (ID: KtwqslFV)

help me!
管理人さーん(無駄ww

赤い血無理ッッ>_<
でも読む。。
頑張りしゃい←?

Re: 魔女の唄 ( No.14 )
日時: 2009/11/15 18:08
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

そらそら

あたしもグロいの無理;;
でも読みたい
頑張るさ☆

Re: 魔女の唄 ( No.15 )
日時: 2009/11/15 21:06
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

第三章 11話:高慢な女王の最期 滅びた屋敷

ギィィィィッと音を立てて扉が開く

部屋の主はまだ寝ている

ベルは部屋を見渡した

広い。普通の部屋の3,4倍ね

無理はない。何故なら、瑠璃華は、あの明川財閥の御令嬢だから
嗚呼、そんな事より任務だわ

ベルは自分に言い聞かせると、コツコツコツと靴音を響かせながらゆっくりとベットに近づいた

「ふふ、悪く思わないでね?」

怪しく微笑む

その時、瑠璃華が目を覚ました

「うーん……修斗ぉ? 今何時だと思って……」

眠そうに目を擦りながら瑠璃華が言う

まぁ、眠そうなのは仕方ないかしら?

私達が夜中の零時に出て……もう、2時間経っているから……午前2時ってとこね
「ん……って、何故無音さんが居るのです!?」

あからさまに驚いている

「さ、さっさと出て行きなさい!」

「この屋敷は、貴方以外全員消されているわ。愛菜さん以外は」

「はっ!? 何故ですの!? ま、まさか——」

今、やっと気付いたみたいね

「そう、泉の噂よ。さて、貴方には消えていただかないと」

ジリジリと詰め寄る

「ま、待ちなさいよ! 明川の者が消えたら大変な——」

「桜花集塊人形」

するとベルの手の中にわら人形に似た人形があった

「……?」

何なのか分からない瑠璃華をよそにベルは微笑んだ

「これは……貴方の分身。痛みも、熱さも全て貴方と共有する人形」

「は? そんなのある訳……———あああっ! 苦しいッ」

ベルが人形の首を絞めると、瑠璃華も苦しんだ

「ね? 言ったでしょう……?」

人形の首を絞めるのを止めた途端、瑠璃華はペタッと座り込んだ

「フフ、苦しむといいわ」

不気味に微笑みながらベルは、花弁を集めナイフを作り、人形の足を刺した

「あああああっ!」

瑠璃華の足から流れる紅いもの

「次は……ここね」

ベルはそう呟き、人形の肩を刺した

「ぎゃああああああああっ! 痛い、痛いわ!」

「終わりにしてあげる」

そして勢いよくナイフを人形の胸に振り落とした

その刹那、凄まじい悲鳴を上げ、瑠璃華は散った

高慢な女王の最期

それは紅く染まって、砂のように散ったのでした……


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