ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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†嘘つきの印†
日時: 2009/11/17 20:41
名前: 礼音 (ID: trgNtCiB)

こんにちわ。

元心音であります、礼音です。
『嘘つきの印』を立て直すのは3回目です。汗
でも、頑張ってやるので・・・
よろしくお願いします!!

†礼音の作品(過去)
『嘘は、駄目でしょう?』

†注意
・荒らしはやめて下さい。
・誤字・脱字が多い可能性アリ!
・少しグロイかも・・・・・・です。汗

でわ、どーぞ。

†お客さま

白魔女様

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Re: †嘘つきの印† ( No.2 )
日時: 2009/11/15 17:50
名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)

題名からして面白そうですね〜。

三回目とは……お気の毒に。

頑張ってください!応援しています!

Re: †嘘つきの印† ( No.3 )
日時: 2009/11/17 20:31
名前: 礼音 (ID: trgNtCiB)

おお・・・!コメントがある!!
嬉しい〜〜〜

白魔女s!
コメントありがとうございます!!
面白そうですか・・・?!
頑張ります☆

Re: †嘘つきの印† ( No.4 )
日時: 2009/11/17 20:41
名前: 礼音 (ID: trgNtCiB)

†プロローグ†

毎朝、ある少年は村の教会の鐘と共に叫ぶ。
最高の悪戯だ。村人は起き上がり、家から出てくる。
さて、少年は何て叫んだのだろう?

『狼の群れが来たぞー!逃げないと、襲われる!』

こんなことを叫ばれたら、驚くだろう。
しかも毎朝。村人にとっては、最低な悪戯だ。
驚いて家から出てくる、無様な村人たちを見て少年は笑う。
あははははははは。あーはははははははははははは。

勿論、村人たちは怒り狂った。
そしてある日の朝。
いつものように、少年は教会に来た。

そこで待ち伏せしていた、村人たちは少年を捕まえる。
悪戯は今日までだぞ・・・!これでおしまいだ!

その少年の体のどこかには、深紅の狼の刺青ができた。
そう・・・罰として。嘘つきの印として。

Re: †嘘つきの印† ( No.5 )
日時: 2009/11/18 16:00
名前: 礼音 (ID: wJNgr93.)

†第一話 少女、エーバーハルテ†

「おはようございます、リイさんっ!」

冷たい空気が流れる、冬の朝のことだった。
とあるサーカスのテントの中に、少女の声が響いた。
肩より少し長い茶髪に、蜂蜜色の瞳をした、少女。

「おぅ、エバ。今日もはやいね。おはよう」

「はい!少しでもリイさんたちの力になりたくて!」

この少女の名前は、エーバーハルテ・アベーユ。
つい最近、このサーカスにやって来た。
エーバーハルテには、親がいない。一人っ子なのだ。

「よし、エバ、今日もナイフ投げ、頑張ってもらうよ」

リイ・ダラン。このサーカスの座長である。
そして、エーバーハルテの命の恩人でもあるのだ。

深夜に、教会の前で蹲っているエーバーハルテを見つけたのだ。
ボロボロで、まさに親に捨てられた、という感じだった。

でも今は、このサーカスで元気にやってるし、大丈夫だろう。

「わッ」

エーバーハルテは、思い切り誰かにぶつかった。

「ごごご、ごめんなさいッ」

「・・・・・・大丈夫」

蛇使いの、レンだった。銀髪に、灰色の瞳をした少年。
エーバーハルテと同い年。
とても無口で、不思議なオーラを放っている。

「レン!今日も、わたしの練習に付き合ってくれる?」

「・・・・・・あぁ」

レンは、静かに食堂に入ってしまった。
本当、無口なんだから。

「・・・エーバーハルテ」

ひょこ、と食堂からレンが顔を出す。

「エバ、よ。エーバーハルテはやめて」

エーバーハルテは、自分の名前が大嫌いだった。
だから皆に、「エバ」と呼んでもらっている。

「・・・エバ。食べたらすぐ行く」

レンはめんどくさそうに言うと、食堂に戻った。


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