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いらない....あなた以外、何もかも_
日時: 2009/11/17 21:28
名前: 美緒 (ID: BOCX.xn2)

ぷろろ-ぐ


 いらない...


    いらない....

私はあなたのもの。

 あなたは、私だけのもの。

だれにも触れたりさせないよ_??

 
 私の宝物はあなた、ただ一人。


だから、だから_


  滅ぼしてやる_何もかも...


ぐちゃぐちゃにしてやる_

 だいたい、あんたが悪いのよ。

私の宝物に触った、あんたがね_


 ぐちゃぐちゃにサレタクナカッタラ、

     

     『イマスグキエロ』


ただ_


        それだけ。

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Re: いらない....あなた以外、何もかも_ ( No.1 )
日時: 2009/11/17 21:36
名前: 美緒 (ID: BOCX.xn2)

#001 私の宝物


私の名前は長嶋 ルイ。


 私には、大好きなお兄ちゃんがいるの_


もう、好きで好きでしょうがないくらい♪


       *

「早くっ!!!おに-ちゃん!!!」

「んん...あッやべえ遅刻する!!!」

俺の名前は長嶋 悠。

高校2年。

今日も慌てて起きる。

「行ってきまー...」

「お兄ちゃん!!!!慌てちゃダメ!!!
  ご飯、食べないと!!!」

グイッ

 「んがああぁッ_」

妹、ルイが俺の口に無理やりパンを押し込む。


「はいっ行ってらっしゃい!!!!」


「んぐぅ...っってきまあ_むぐぐ」


お母さんもお父さんも、共働きでいつも俺とルイだけ。


朝ごはんも夜ごはんもみ-ぃんなルイがやってくれる。


 なんて頼もしい妹なんだッ


その分、俺がルイを守ってやる_

Re: いらない....あなた以外、何もかも_ ( No.2 )
日時: 2009/11/17 21:50
名前: 美緒 (ID: BOCX.xn2)

#002 彼女


「はよー...」

「おはよっ♪悠君」

「あ、美羽。はよー」

今日も可愛いな。

 いい笑顔だし、元気だし、性格いいし_


「お-い、お-い。悠く-ん、どうしたのぉ??」


「はっ!?」

「ったく、悠君たらあ♪ぼ-っっとしてぇ、んもおっ」

「おい、要。その喋り方、やめろ。」

「だってえっ」

 はあ_

要は俺の親友。

 ばしっ

「ったあー...叩くな!!!」

「ごめんごめん。」

「調子のんな、悠。」

 「ごめんって言ってるじゃん。
   そこはノリだって♪な??」

「なーにがノリじゃぼけ。」

こんな会話、日常が毎日続くなか、俺には好きな人?と言う物が出来た。


「のさあ、要。」

「何??」

「恋...しちゃったんだよねぇ、俺。」

「悠があ!?女に見向きもしなかったのに!?」

「うん。」

「って、相手は誰よ!!!???」

「美羽!!」

「美羽??」

「そう!!」

「はあ??マジかよ!!」

「マジっす。誰にも言うなよ。」

「コくっちゃえよ。」

「えーでもさあ、、、」

「告るんだよ」

「はいはい。」

_______________________________


「美羽、俺さお前のコト好きみたいなんだけど??」


「え_???ホント!?」


「え..まあな。」

「私も、好き_」

「あっああぁ_あの付き合ってください。」

「はい。お願いします。」


っしゃあ!!成功♪

  ありがとう♪神様!!!
       
        *

「ただいまあ〜♪」

 「おにーちゃんっお帰り!!今日はねえ、
   おにーちゃんの好きなグラタンだよ!!!」

「あ、うん♪」

  「機嫌、いいようだけど...なにかあったの??」


「ん〜??なんでもなあぁぁいです♪」

 「そ..っか。」

「うん、ふんふぅ〜ん♪」

  どうしたのかな??

お兄ちゃん...もしかして、

   『彼女でもできたの??』_


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