ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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†*。_________Bloody rose
日時: 2009/11/21 11:40
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
参照: 別名【*†.°瑠亜°.†*】【迷空】

 真っ暗闇の中を少女は駆ける。

 まるで、何かから逃げようとしているかのように。

 ただただ、ひたすら走る。


 五色の雲の合間から月が静かに顔をだし、

 優しい光を大地になげかけ、全てを包み込む。


 少女は立ち止まり、空を見上げる。

 月の光に照らされて、その顔がちらりとのぞく。


 少女はどこへ向かう。




     過去?未来?それとも————


*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*::;;::*

*ご挨拶+ 

 クリックありがとうございます〜☆
 私を知ってる方も、初めましての方もこんにちは((^●*
 この小説は二作目です。
 何で一作目も完結していない私が書いているんでしょうかッ!?
 という疑問は置いといて・・・。

 ご意見、ご感想いただければうれしいです☆
 一生懸命書くので、暖かい目でご覧ください((`o*
 あ、「†…Crimson World〜紅〜…†」の方もよろしくです☆((←宣伝!?

。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。

 †…◆C o n t e n t s◆…†
 作者から >>1
 *Ⅰ+ 伝説 >>3
 *Ⅱ+ 選ばれし者 >>12
 *Ⅲ+ 異例 >>16

 †…◆お客様◆…†
 [No,1] さい様_____*。
 [No,2] 瑠希様_____*。
 [No,3]  b'`*)ノ桜姫⌒゜*様_____*。
 [No,4] くまごろう様_____*。
 [No,5] 藍羽様
 [No,6] あひる様
 
 只今【6】名です。
 ありがとうございます〜☆

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Re: †*。______Bloody rose ( No.14 )
日時: 2009/11/20 21:04
名前: 藍羽 (ID: UAMHtL4A)

こんにちわ(/*^^)/
架凛さんの小説、大好きです!
新しい小説、頑張ってください!!
応援してまーす!

またまた題名が、カッコイイですねェ☆

Re: †*。______Bloody rose ( No.15 )
日時: 2009/11/21 07:19
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

>>くまごろうs
 はい。架凛ですよ〜☆
 う、上手くないですよ!?
 くまごろうsの方がめっちゃ上手いですよ!?
 祟呪死、また遊びに行きます〜((^o*

 >>藍羽s
 大好き……!?
 そんな風に言っていただけるなんて……。
 架凛は幸せ者ですッ!!
 題名は[血まみれの薔薇]ですね〜。(←意味不?
 応援感謝ですm(_ _)m
 頑張ります〜(( `o*+。

 良かったら、タメで話しませんか??
 私の事は架凛と呼んでください☆

Re: †*。______Bloody rose ( No.16 )
日時: 2009/11/21 15:18
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

 *Ⅲ+ 異例

 シャン———シャン———

 一人の老女が神社の境内で鈴を振り、舞う。

 その姿は気のせいか、暗闇の中でぼんやりと光っているかのようだった。

 そのそばには男が一人、座っていた。


 「ばばさま、どうですか」

 「…………」


 老女は瞳を閉じ、眉間にしわを寄せる。

 そして、ぱっと目を見開くと言った。


 「きた!」


 男は真剣な顔になり、老女の言葉に耳をかたむけた。
 老女は静かにその口から言葉を発する。


 「異例じゃ……。選ばれし者が……」
 
 「どうしたのですか?」


 老女は再び瞳を閉ざし、言った。


 「選ばれし者が……三人」

 「…………なんですと!?」


 男は驚愕を顔に現した。

 いつもなら、選ばれる者はたったの一人。

 なのに、何故三人も……。


 「選らばれし者……。一人目は、【星幻雫(ホシ カンナ)】
  村の端の小さな小屋に住んでいる、13才の少女じゃ。」

 「星、幻雫」


 男はゆっくりと繰り返した。

 老女はうなずき、二人目の名を口にする。


 「二人目は、【飛翔透真(ヒショウ トウマ)】13才。
 あの宿屋の子だ。」

 「透真なら存じております」


 男は眉をひそめていった。

 なぜなら森へ行くことは、村の者にとって死を意味するものなのだから。
 

 「三人目は、【春乃藍(ハルノ ラン)】12歳才の少女。
  そなたの娘じゃ。流よ」
 
 「藍が……!?」


 男は大声をあげて立ち上がりかけ、やめた。

 老女も悲しそうな顔をしていたからだ。


 「わかりました。ばば様、村のもの達に伝えに行きます」

 「ああ。私は疲れた。しばし休むとしよう」


 老女はそう言うと部屋の奥へと姿を消した。

 男は静かにたちあがると、神社から去っていった。

 明日は満月、一年に一度の十五夜の日。

 男は黄色く輝く月を見上げて、何か考えこむと、

 前を見据え、再び足を進めた。
 
 
 

Re: †*。______Bloody rose ( No.17 )
日時: 2009/11/21 10:44
名前: あひる ◆xwjzAyxf0s (ID: VTrHJ6VV)

すごく見ててハラハラする感じです★
頑張ってくださいねw

Re: †*。______Bloody rose ( No.18 )
日時: 2009/11/21 10:50
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

>>あひるs
 コメありがとうございますm(_ _)m
 ハラハラ!?
 そう言っていただけると嬉しいです((∀`o
 応援ありがとうございます☆
 頑張りますッ((ω<o*


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