ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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*。_______Bloody rose 
日時: 2009/11/22 15:54
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

 真っ暗闇の中を、少女は駆ける。

 まるで、何かから逃げているかのように。

 ただ、ひたすら走る。


 黒い雲の合間から、月が静かに顔をだし、

 優しい光を大地になげかけ、全てを赤く染めあげる。


 少女は立ち止まり、空を見上げた。

 月の光に照らされ、その横顔がちらりとのぞく。

 
 少女はどこへ向かう……。


   過去?未来?それとも_________


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 *ご挨拶+
 クリックありがとうございます〜☆
 私を知っている方も、そうでない方もこんにちゎ(( `o*
 この小説は2作目です。
 何故1作目も完結していない私が2作目を書いているのでしょうかッ!?
 という疑問は置いといて……。

 まだまだ未熟者ですが、生暖か〜い目で見守ってやってくださいww
 ご意見、ご感想いただけると嬉しいです((^o*∞。.:*

。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。o°o。

 *。__________C o n t e n t s
  *。C a s t >>1
  *。1 伝説 >>4
  *。2 選ばれし者 >>5
  *。3 異例 >>6

 *。__________お客様
 [No,1] さい様。*
 [No,2] 瑠希様。*
 [No,3] b'`*) ノ桜姫°*様。*
 [No,4] くまごろう様。*
 [No,5] 藍羽様
 [No,6] あひる様
 [No,7] nanashi様
 [No,8] 紗莉也様。*
 [No,9] 鈴様
 [No,10] 黒翼様

   只今[10]名です。

    †*:.。.Thank you.。.:*†

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Re: *。________Bloody rose ( No.1 )
日時: 2009/11/21 17:41
名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

 *。_______C a s t

 ”星 幻雫” [Kanna-Hosi]

 ”飛翔 叶夜” [Kyoya-Hisyo]

 ”桜桃 杏” [An-Yusura]

 ”Rose”

Re: *。________Bloody rose ( No.2 )
日時: 2009/11/21 17:50
名前: nanasi (ID: e.d4MXfK)

なんかふいんきで、話始まってないのにいきなりコメしちゃいました

(もう赤く染まるでKO)

これからチョコチョコ見に来ますね☆

Re: *。________Bloody rose ( No.3 )
日時: 2009/11/21 19:46
名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

>>nanasiさん
 コメありがとうございますm(_ _)mカンシャ
 チョコチョコ見にきてくださるとは……!!
 もう感謝感激ですッ((A<o*
 頑張ります〜(( `o*+。.:*

Re: *。________Bloody rose ( No.4 )
日時: 2009/11/21 20:44
名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

 *。I 伝説

 「薔薇」

 それは、美しきもの__________

 少女はまさに薔薇のようであったと言う__________

 「綺麗な薔薇には棘がある」と言うけれど……

 それはどこまでも、どこまでも美しくあった。

 森の奥深くに住むと言われる少女。

 雪のように白い肌薔薇色の頬。

 彼女を知る者はいない。

 正確には”もう”いない。

 もちろんそこにいるあなたも彼女を知らない。

 どこからか噂を聞いた者は少女を探した。

 だがその者達は二度と、帰ってくることはなかった。


 「望月の夜。月赤く輝きて、全てを染める。

       その時扉は開かれ、薔薇咲き乱れん。

           少女、開かれし扉の向こうにて待つ」

 少女が住むと言われる[ルージュの森]にまつわる伝説だ。

 彼女の名を知る者はいない……。

 そして、人々は少女をただこう呼ぶ。





    「Rose」と_______________

Re: *。________Bloody rose ( No.5 )
日時: 2009/11/21 20:28
名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

 *。2 選ばれし者

 ここは、ルージュの森の入り口である村。

 名は、[夢想村]

 この村には、約60人程の人々が暮らしている。

 今村の住民は、徐々に減りつつあった。

 それは、ルージュの森のせいだ。

 夢想村では一年に一度十五夜の夜、選ばれた一人が森へ入る。

 ルージュの森へ捧げるために……。

 これは、何百年も前から続いている儀式。

 捧げなければ……どうなるかはわからない。

 過去に一度あったようだが、古文書ではその部分だけが破りとられていた。

 選ばれるのは老若男女を問わず、ある年はよぼよぼのお爺さんであったり、

 ある時は小さな子供であったりした。

 そして、それがどんな人物であろうとも、

 二度と村にその姿を現すことはなかった。

 選ばれることを恐れた者は村を出ていき、

 選ばれることを誇りと思う者だけが残された……。


 今年も十五夜が近づく。

 選ばれるのは、男かもしれない、女かもしれない、

 老人かもしれない、子供かもしれない。

 今これを読んでいるあなたという可能性も勿論あるが……。




       さあ、選ばれるのは……誰?


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