Seven Fighter | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Seven Fighter: 日時： 2009/11/23 17:07; 名前：ゆうちゃん（ID: otobrH.u）; シリアス・ダークかと言われると微妙ですが、
ファンタジーです＾ω＾

よかったら、感想とかお願いします(^_^)

荒らしとか中傷てきなものはやめて下さい(>_<)

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Sevan fighter ( No.1 ): 日時： 2009/11/23 17:15; 名前：ゆうちゃん（ID: otobrH.u）; -プロローグ-

暗く埃っぽい部屋の中。

うっすらと光るその本は少年へと語りかける。

少年はおそるおそる本を手にとると、

ゆっくりと開く。

そこへ浮かびあがった金色の文字。

『今こそ我の力解き放たん』

「何だこれ・・・」

その下にまた文字が浮かびあがる。

『時の戦士バンブルウォークの力、今ここに解き放たん』

まばゆい光が部屋を満たしてゆく・・・

Re: Seven Fighter ( No.2 ): 日時： 2009/11/23 17:45; 名前：ゆうちゃん（ID: otobrH.u）; ・登場人物

カイランド・クロスリー(男)
主人公。
言葉遣いが荒く、エミリー曰く『単純』。
バンブル・ウォークと契約を交わし彼等の住む星を救うため、戦士を探す旅に出る。
体術には自信あり。

バンブル・ウォーク(男)
数千年前、この星を魔界の主から救った7人の戦士の１人。
今は亡霊のようなもので、カイランドと契約を交わすことにより実体を保っている。
時を操る力をもつ。
金髪碧眼の美青年で、カイランド曰く『話が長い』。

エミリー・クロスリー(女)
カイランドの妹。

7人の戦士
・バンブル・ウォーク(男)
・フロウラウェイ(女)
・アクアリーン(女)
・リライター(女)
・リダーカー(男)
・スカイラグーン(男)
・ファイアラーン(男)

魔界の主
かつてこの星を絶望で満たし、支配したと言われている。
数千年前7人の戦士たちによってある地に封印され、星には平和が訪れたという。

契約者
7人の戦士と契約を交わした者たちの総称。
戦士が実体をとるために契約は必要不可欠であり、
契約者はその対価として、望みをひとつ叶えてもらう事が出来る。

Re: Seven Fighter ( No.3 ): 日時： 2009/11/23 18:01; 名前：ゆうちゃん（ID: otobrH.u）; 第一章『樹々は萌え花々は唄う』

①

「おい！バル！まだ気配感じねーのか？
いったい何処まで行きゃあいいんだよ！」

短い栗色の髪を、馬車の荷台に揺られながら乱す少年が荒々しく問う。

「うむ。我にもさっぱり分からぬ。しかし気配は感じる・・・。必ず近くにおるはずじゃ。」

彼の問いに答えたのは、彼の後ろでまた馬車に揺られ、バルと呼ばれた、金髪碧眼の美少年だった。

「いつまで馬車に揺られりゃなんねーんだ！いい加減体動かさねーと、なまっちまってしょうがねーよ」