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- 悪魔番号007番
- 日時: 2009/11/26 17:11
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
初めての作品です。
初めてでヘタなのですが、見ていただければうれしいです。
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- Re: 悪魔番号007番 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/26 17:38
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
☆プロローグ☆
その日は青々とした空がひろがっていた。
私は空を見上げて目をパチパチさせてると、すぐに
誰かの悲鳴が聞こえた。
聞いたことのある声。
悲鳴を聞いたとたん、私の体はすぐに動いた。
ナゼだろう?
走った先にいたのは、幼稚園の先生。
つまり、私の先生だ。
先生は黒い服を着た男にナイフを突きつけられていた
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
その先は覚えていない。
私はそのとき小さかったから。
でも、そのとき私は気づいてなかった。
・・・・・・まさか自分にあんな力があったなんて
皆さんは聞いてくれるだろうか?
私の過去を---------------------------・・・
- Re: 悪魔番号007番 ( No.3 )
- 日時: 2009/11/26 18:41
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
☆第一章☆
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・!?
(ココはどこだろう・・・)
私が目を開けたとき、辺りは真っ暗闇。
ココがどこだかなんて考えも出来なかった。
「・・・〜・・・!・・・・・・!」
何を言ってるんだろう?
私に分かるのはとても近い所で話をしているということだけ。
私、耳はとってもよかったから。
しばらくすると「ウィン」と
暗闇の中から光は見えた。
そのころの私にとっては希望の光にみえただろう。
とってもうれしかった。
・・・・・・・・でも、
「007番・・・すばらしい・・・」
何をいってるの?
「すばらしい?」
私はただの幼稚園児よ?
何を言ってるのかさっぱり分からなかった。
「でも007番、子供だな・・・」
「しかし衣さま、使えることにはまちがい
ありませんよ。」
「それもそうだな。」
007番?
私の名前は桜木・・・桜木よ!
桜木千原っていう名前があるの。007じゃないわ!
・・・・・・なんて思っていたけど・・・
「007番・・・」
やーっぱり番号。
でも番号でもここから出してくれるならいいわ。
(だして!わたしをだして!)
・・・・・・
・・・
・・
でも女はしばらくたったまま。
(・・・・・・・・・まだかな)
暗闇の中の希望の光は希望じゃなく、私に悪夢を
見せるみたい。
私はまだソノコトを知らなかった。
ふさがれていた私の口のテープを女はとってくれた。
「007番、話があるのだろう?」
そう、一言言った女に私は
「わたしはいまドコにいるの?」
「おかあさんはドコ?」
などといってキョロキョロしていた。
すると女はこういった。
「007番・・・オマエの中には力という
虫がいるんだ。」
「からだのなかにぃ?」
「・・・・・・そうよ。
アナタの中には怖い虫がいるの。」
「むしさんはコワくないよぅ?」
「でもこわいの。」
無理やり聞かせるようにして女は言った。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・ガチャン
しばらくして、私は暗闇から脱出した。
(光のもとへ・・・暗闇からのがれられる!!)
きらきらした私の瞳。
でもその瞳に映ったのは・・・・・・
ドスッ!!!
「!?」
- Re: 悪魔番号007番 ( No.4 )
- 日時: 2009/11/26 20:02
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
☆第2章☆
ドスンと私の手に強い痛みが、
いや・・・これは激痛だ・・・・・・
その激痛はじんじんと私の手になじんでいき、
10秒後ぐらいに静かに落ち着いた。
でも、私はまだ子供。
涙がボロボロおちた。
「いたいよぅ〜〜うぅぅ・・・」
メソメソしながら手を見た。
そこには三角形と逆三角形が重なったような、
詳しく言うと魔法陣のような模様があった。
私の目からは涙以上のもの。
つまり、痛さ、悲しさ、苦しさ・・・そういったものが目からおちた。
するとそこに女が現れて・・・
「アナタにはあのお方のパワーが宿ったようね。」
「あの・・・お・・かた?」
女はコクンと首を下にするだけで
答えてはくれなかった。
「・・・・・・・・・」
まわりには自分と同じくらいの子が2人いた。
他は自分より大きいようだった。
しばらくの間、私はココに居なければならないらしい
私の部屋はあの同じくらいの子と一緒だった。
「こ・・・こんにちわ・・・」
1人の女の子は私に挨拶してくれた。
「こんにちわ・・・」
私はちゃんと返事を返した。
「わたしは003番・・・あの子は005番よ」
「0・・・003番っていうんだ・・・」
(わたしのほかにも・・・・)
でも005番はしゃべらない。
どうしてなんだろう?と考えてたら私は
すぐに眠ってしまった。
・・・・・・朝。
「・・・・・・・・・」
食事。みんな一言もしゃべらない。
しーーーんとした空気が部屋中にただよう。
食事の後は勉強。
(普通に数学とかやるのかな?)
そう思ってた私だったが
やはり違うようだ。
「今日は術の練習だ。」
「・・・?」(術・・・?)
「005番、新入りの007番に見本をみしてやれ。」
「・・・・・・・・・はい。」
005番の子がしゃべったのを聞いたのは
これがはじめてだった。
005番の子は姿勢をかえて
手を前にだした。・・・・・・・・すると
ボッ
っと火がでて、あたりは真っ黒に・・・
「次は007番、アンタだ。」
005番はそういって私をドンと
後ろからおした。
ポーズが分からないので手を前に出して
カメハメ波の形にした。
そしたらパァっと光が!
・・・どうやら私にもすごい力があるようだ。
- Re: 悪魔番号007番 ( No.5 )
- 日時: 2009/11/26 22:53
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
☆第3章☆
私にはある方のパワーがあるようで、
それはそれはものすんごく強いパワーらしい。
私の先祖は剣の使いだったようで、
私にもそのパワーがやどった。と聞いている。
私に女は剣の使い方を教えてくれた。
すると、授業が終わったすぐに、
「ビーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
「!!?」
なんの音だろう?
003番の子と005番、さらには女、警備員、
他の私達より大きいメンバー(?)までが
走った。
私は何がなんだか分からなかった。
「ほら!早く行かなきゃ!!」
と、005番にいわれ、しぶしぶ私も走った。
しばらく飛行機にのってた私達。
着いたのはとてもとても寒い所だった。
「さむいよぅ」
私がそういうと、
「何いってるの?早く行かなきゃ!!」
003番がそういって私を引っ張ってった。
そこに見えたのは・・・戦場。
「・・・な・・にこ・・・れ」
私は思わずそうつぶやいた。
「007番ちゃん・・・
私達は戦場に行かなければならない・・・・・・・・・
そしてあの人たちを・・・うぅ・・・」
いってることはすぐ分かった。
001,002,003,004,005,006,007・・・
この7人だけであそこにいかなくてはならない・・・
わたしはガムシャラに斬った。
何人も・・・何人も・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ただ必死に、
「ごめんなさぁぁぁいぃぃぃ!!!」
誤りながらただガムシャラに斬った。
そして私は・・・・・・・・・斬って斬って・・・
斬って斬って・・・・・・・・・・・・・・・
そして 逃げたんだ。
この苦しい戦場から・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- Re: 悪魔番号007番 ( No.6 )
- 日時: 2009/11/26 23:04
- 名前: らいむ (ID: fW1SagZy)
☆第4章☆
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
足を大きく上げて走った。
もうイヤだった。人を斬るなんて。
斬った瞬間でる、あの真っ赤な液体を見るのが
とてもつらい・・・・・・
ボタタと落ちるあの血、
見るのも触るのも斬るのも・・・イヤ・・・
しばらく走ってから私はグルリと後ろを見て
「ごめんなさぁぁぁいぃぃぃ!!」
剣を大きく振り上げ、下に思いっきり振った。
真っ赤な炎がブワっとでて
戦場の方へ一目散にはしっていった。
(おわった・・・)
これで自由になれる・・・!
(よかった・・・)
その言葉をいったあと、私はバタリと倒れこんだ。
(わたし・・・このまま・・・しぬの?)
(でも・・・にげられてて・・・よかった・・・)
そのまま私は意識を失った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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