ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 殺し屋悪魔
- 日時: 2009/11/27 15:41
- 名前: Zero ◆jChV7AGnnI (ID: LpcnUUvD)
覗いてくれてありがとう!
なるべく面白くなるように頑張ります!
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- Re: 殺し屋悪魔 ( No.1 )
- 日時: 2009/11/27 16:00
- 名前: Zero ◆jChV7AGnnI (ID: LpcnUUvD)
メザメノトキ————————————ソレ、スナワチカリノトキ——————————————
ヒトトテンシハ、ワレワレヲコノセカイニトジコメタ
マオウガデムケバヨイノダガ、デルタメノトビラガチイサイ
ゲカイニテ、コノケッカイヲツクッテイルジュウニンノテンシトゴニンノ<シールド>をハカイセヨ
コレニテ、セツメイヲオワル
カナラズ、サクジョスルヨウニ
キタイシテイルヨ————————ヴィラ————————————
- Re: 殺し屋悪魔 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/27 16:16
- 名前: Zero ◆jChV7AGnnI (ID: LpcnUUvD)
下界に下りて五日が過ぎた。
けど、いまだにこの生活には慣れない。
「チルぅ。どこいったのさぁ」
いきなり出る、弱音。
街中でだらだら歩いているため少し目立っている。
「よぉし・・・こうなったら!」
ヴィラは悪魔が発する異常電波を大量に発した。
チルがソレに反応する
「ヴィラ・・・あの馬鹿っ!!」
チルは急いでヴィラの元へと戻る。
サイレンが遠くから聞こえた。
天使たちが動き出したのだろう。
「ヴィラぁ!!」
「うおぉ!チル!」
「この馬鹿がぁ!」
「ぬおぉ?!」
ヴィラはチルに連れられ、走った。
「どどどど・・・どゆことこれぇ!?」
「馬鹿!異常電波を発すると、天使たちが何らかの方法で感知して、捕らえに来るのよ!!」
「それ、聞いてないしぃ〜!」
ヴィラはチルに開放され、今度は自分の足で走る。
空に数人の天使が舞う。
「発信源発見。捕らえます」
内の一人が喋った。
ヴィラは舌打ちをすると天使に向かって行った。
「邪魔すんな!っつぅか、なにもしてねぇし!!あんたら、誤解してんだよ!!」
ヴィラはそう言うと、体をひねり、元に戻っていった。
「こらっ!ヴィラ、行くぞ!」
チルの一言でヴィラは頷いた。
「魔渦!!」
ヴィラは唱え、二人は現れた渦の中へと入っていったのだった。
- Re: 殺し屋悪魔 ( No.3 )
- 日時: 2009/11/27 16:37
- 名前: Zero ◆jChV7AGnnI (ID: LpcnUUvD)
魔渦から出ると、二人は座った。
「はぁ〜。良かった」
ヴィラは言う。
すると、上から何かが降りてくる音がした。
「ん・・・ぬぉおおおおお?!」
「なに!?あんた達!」
人間だった。
けど、ただの人間ではない。
「ヴィラ。こいつが<シールド>だ。天使の骨を秘める者」
「こいつが・・・・・・」
二人は人間を見た。
「き・・・気持ち悪い!ジロジロ見んな!!」
枕を投げられ、ヴィラはひっくり返った。
「ぬぁあ!や、やめろって!!」
「あ・・・ごめんなさーい」
こんなあっさり終わっていいものなのか・・・・・。
ヴィラは人間に近づいた。
「こんな人がそうだなんて・・・少し可愛そうな気がするけど・・・。ごめんな」
「こ、こら!ヴィラ、謝るんじゃない。殺せ!!」
「うるさい!!かわいそうじゃん!!殺さなきゃいけないんだぞ!」
人間はヴィラの手を取った。
ヴィラは人間を見る。
「貴方が、悪魔なのね。間違いない・・・本物の悪魔」
人間は言う。
殺されるというのに、嫌に冷静というかなんと言うか。
「どうして・・・?」
「お願い。私を殺して。こんな世界は嫌」
「えっ・・・・・・?」
「ヴィラ」
「・・・うん」
ヴィラは剣を手にする。
「人間よ、偉大なる魔王の元に、その身を捧げよ」
「はい・・・・・・」
ヴィラは魔王から預かった三又のフォークで人間を貫いた。
血が飛び散り、人間は闇と消えた。
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