檻の中のライオン | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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檻の中のライオン: 日時： 2009/11/29 12:02; 名前：八城（ID: nWEjYf1F）; 　僕が初めてサーカスを見に行ったのは、小学3年生の時の事だ。
　人は宙を舞い、象は踊り、ライオンは火の輪を潜る。これに感動した僕は、舞台が終わった後、テントの裏に潜り込んだ。もちろん無断で。するとそこには恐ろしい光景が広がっていた。
　動物たちは皆、檻の中で苦しそうに吠え、唸っていたのだ。人間はなんて勝手なのだろう……。僕は涙が出てくるのを止める事が出来なかった。だが、可哀相だなんて、全く思わなかった。

　初めまして。メビウスリング掲示板で詩を投稿させていただいております、八城と申します。
　小説を書くのは初めてですが、頑張っていこうと思います。
　八城は受験が12月末にありますので、掲載は遅れるかと思いますが、どうぞゆっくりご覧くださいませ。