ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 孤独な少年と道化師
- 日時: 2009/12/03 20:54
- 名前: 藍羽 (ID: mM51WarG)
こんにちわ。
「僕の嫌いなモノ。」を書いている、藍羽です。
このお話は、死神とか魔女とか・・・
そういうのがたくさん(?)出てきます。
頑張ります。
では、どーぞ。
お客さま
(( `o*架凛様
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- Re: 孤独な少年と道化師 ( No.1 )
- 日時: 2009/11/29 15:13
- 名前: 藍羽 (ID: okEdKXH3)
序章 それは雲がかかった満月のように。
また僕たちは、無力さを感じ取った。
このままじゃ駄目。消えちゃうよ。
神様に祈っても、無駄、ってことくらい知ってる。
だって僕たちは神を反対の存在、だから。
だんだん消えていくのも、知っている。
だって僕たちはそういう運命、だから。
「・・・変えればいいのか。そうだ!」
今からでも、遅くはない。
間に合うよね?
- Re: 孤独な少年と道化師 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/29 15:24
- 名前: 藍羽 (ID: okEdKXH3)
第一章 白銀の鎌と少年。
それは、満月が綺麗な夜のこと。
今日の部活は、すごく長引いて、疲れてしまった。
はあ、とため息をつく。
家まで、あとどれくらい?
神山水巳は、綺麗な満月を見ながら歩く。
「お?水巳じゃねーか。部活帰りか?」
「驚いたぁ・・・!詩穏か。うん、そうだよ」
水巳の隣を歩くのは、同じクラスの木下詩穏。
サッカー部である。ちなみに水巳は、吹奏楽部。
「顧問がさー、怒っちゃって!疲れたぜ」
「あぁ、あの若い男の先生でしょ?怒るとこ見たことないな」
「あんまり怖くないぜっ。ちょっと笑えるし」
あはは、と詩穏は笑う。
このとき、わたしは白銀の何か、を持った少年を見た。
目の端で、ハッキリと。
その少年とは、また後で出会うのだが。
- Re: 孤独な少年と道化師 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/03 20:10
- 名前: 藍羽 (ID: mM51WarG)
登場人物
■神山 水巳(かみやま みなみ)
中学2年生、14歳。吹奏楽部。
親は常に外国に行っている。
お化けや魔女、などは信じない。
■木下 詩穏(きのした しおん)
中学2年生、14歳。サッカー部。
親と姉の4人暮らし。水巳と同じクラス。
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