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3丁目
日時: 2009/12/01 17:14
名前: はまゆう (ID: xjVeCsQd)

主な登場人物

主人公:高村 雄樹 高ヶ丘中学校の2年1組 スポーツ万能だけど成績はテスト平均点30点・・。
西山 春樹 おなじく高ヶ丘中学校2年1組 野球部に所属していてキャプテンをしている。高村とは「たかゆう」と呼び合う仲家が近いことからも大の友人である。
戸田 友也 おなじく高ヶ丘中学校2年3組 身長180センチと背が高くみんなから見ればいっけんスポーツ万能に見えるが万能ではない。

〜プロローグ〜
3人組はいつも一緒に帰る。しかし途中上町3丁目という通りを通って帰らないといけない・・。ある時怖いことが3人組に近寄ってくる・・・?

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3丁目 ( No.1 )
日時: 2009/12/01 18:14
名前: はまゆう (ID: xjVeCsQd)

〜第1話〜
11月2日、今日は、11月になり最初の学校に行く日である。
高村 雄樹は、いつもどうり学校に行ったがもう遅刻の時間である。西山は、いつも学校に行く時間がはやいことから帰りだけ一緒なのだ。 戸田とは、地区が違うからたまに上町3丁目の近くでばったり会うことがあるが今は遅刻の時間だから戸田とはあうはずない。
「あぁー遅刻、遅刻」高村は全速力で走っていく。
足の速さと体力だけは学年1位である。が、今日はだるいことにいろんな教科が入っていてかばんの重さで足が思うように前に進まない。
「くそー」と、言いながら高村は歯をくいしばって走る。
「よし、後ちょっとだ」高村は、上町3丁目に入った。 上町3丁目は、全然人が通らない場所で直線100メートルほどなのでそこだけは死ぬくらい本気で走った。
50メートル地点のところをさしかかったとき横に知らないおばさんがたっていた。
「ぼうや」と、おばさんは言うが
「すいません、時間がないんです」と、いい通りすぎた。ちょっと悪い気がした。
「シッシシシッシ」とちょっと笑い声が聞こえたような気がしたがそれも無視をした。
そして、ようたく学校に到着。ギリギリの1分くらいで間に合った。
「遅いぞ!!」と、西山が笑いながら言う。
「そうだぞ!」学級委員長の島田が言う。
苦笑いをしてかばんを直し席につく。
となりを見ると席がひとつ増えていた。
「島ちゃん(島田)なんで席があるの?」の「の」を言おうとしたら「あ、そこは今日転校生が来るんだよ!」と言った
「転校生とイチャイチャすんなよ!」と西山が言うとクラスの3分の2が笑った。
すると、扉が開いた。
「ゆでたまごをゆでたまご・・おはよー」と、クラスの担任福島先生がいつものだじゃれでクラスをしけムードにひっぱてしまう。
「起立、れい」と、委員長の号令でみんないっせいに「おはよーございます」と言う。
先生は席にすわれとは言わずに「今日は、転校生が来ているぞ!入ってこい」と先生がいうと静かに入ってきた。
「となりの宇藤中学校から来た鹿屋さんだ!みんな^仲良くしろよ!・・・・・あっ!鹿屋さんの席はあのかっこいいかわからないくらいの顔をしている子の隣だからね。」
と、言ったとたん俺の顔を一瞬で向いた。今日は、欠席が3・4人くらいいるのに一瞬で分かるなんて怖いと思う。隣にきて顔をちゃんと見たそれがいがいとかわいかった。
「ねぇ鹿屋さんの下の名前はなんて言うの?」と、聞いたら
「未来よ」と、速答で答えられた・・ちょと笑いがきたがこらえた。
昼休みになり自分と西山と戸田でいつものしょうもない遊びをやりに体育館裏にいったらなにか声が聞こえた。
「あんたあんまりみやがらないでね!みやがっていると地獄におとすよ!」と、クラスのみやがり女子田中さんが言っていた。相手は、転向してきたばかりの鹿屋さんだった。すると静まった話が終わったのだ。
横を鹿屋さんが通った瞬間俺の耳の近くで「あの人を地獄におとす・・」と、言うとすぐ立ち去っていった。
「おい、あいつ誰だ?」戸田が言う。
「転校生だよ」と、俺は言い返した。
そこで、西山が言う。
「あっ!そろそろ始めようぜ」と、言うと戸田と俺はうなづいた。
放課後3人は所属する野球部の部室に行くと顧問の大鳥先生が「県大会が近いぞ!1回戦の相手は光塚中学校だからな!はりきっていくぞ!」と、言ったがはるきっているのは一人だけに見えた。
そして、部活が終わり3人はいつもどうり帰った。

3丁目 ( No.2 )
日時: 2009/12/01 21:45
名前: はまゆう (ID: xjVeCsQd)

〜第2話〜
俺ら3人はにぎやかな話題をして帰っていた。
空を見るともう暗かった。そして3丁目付近にさしかかった。
「そういえば・・あの転校生かわいそうだったな・・・」
と、西山が言う。
「あぁ・・」戸田が言い返す。
「そういえば・・・なんでもない」俺は、朝の事をいおうとしたが怖かったのであえて言わなかった。
「なんだよ?」と、戸田が言う。
「今日、服が届くんだよ・・ケータイで注文したからよ」と、俺が言うと。
「おいみんなで目つぶってみないか?」と西山が言う。
「なんだよ急にきもちわるいなぁ」戸田が言う。
「この話は父ちゃんから聞いたんだけど上町3丁目付近で目を10秒つぶると変なばばぁがでてくるらしいぞ・・・あくまでも噂だけどな」
すると戸田が「やろーぜ!俺そういうの好きなんだよ!」
「俺はやめていたほうがいいと思うけどな」俺はそう言った。朝のばあさんがもしそのばばぁだと思ったら怖くなった。
「さぁ目をつぶれ」西山が言う。
俺は、でないことをしんじてつぶった
「10・9・8・7・・・・・3・2・1・」
と、西山が言う。俺は0という前に目を開けた
「・・・おぉい・・と・・・だ・・後ろ・・」
すると戸田が目を開け「なんだよ・・・」
西山も「後ろ」と言った。そこには、今日の朝見たばあさんがたっていた。
「ワーーー」と3人がほえたら。
「あのぉ・・暗くなるからはやく帰りなさい・・。」
と、ばあさんが言った。俺らは「はーい・・」と言ってすぐそのばを立ち去った。3丁目を抜けて俺らは話した「怖かったな」と、俺が言うと。
「別に・・」と2人が言った。
怖がっていたくせにいじはるところだけはすごいと思った。まだこの時は3人に危機がせまるとは誰もが思っていないと思っただろう。
3人と別れ家に帰宅すると服がとどいていた!
クレジットカード払い3800円した。
「お帰り」母さんが言った。
「父さんは?」と、言った。
「田中さんの家に行っているわ」
「田中さん・・?なんで?」
「田中ちゃんのお母さんが亡くなったんだって」
「はぁっ!?」と、俺はいった。
「いつ?」
「1時30頃」
そういえば1時30分頃は田中が鹿屋さんにいろいろいっていた時間じゃなかったけ・・と振り返る。
「そういえば・・5時間目から田中さんみなかったな・・・」俺は、言った。
「急に亡くなったんだって・・変死だわ・・」
俺は、話を聞き終わると部屋に入り窓から外を眺めた。
「ん?あれは鹿屋さんじゃない・・・?」
鹿屋さんは自分の家の近くの道路をうろちょろしていた・・。
「何かしゃべっている・・?」と、耳をすまして聞いてみた。
「ざまみろ ざまみろ ざまみろ」と、言っていた。
怖かったので部屋に入ろうとした瞬間俺のほうを見て「あいつざまみろ」と言った。俺はすぐ窓とカーテンをしめた。
「あいつ人間か?なんか怖いな」と言ってTVゲームを始めた。
そして、本格的な異変がおき始めたのは2日後の11月4日からであった。

3丁目 ( No.3 )
日時: 2009/12/01 22:14
名前: はまゆう (ID: xjVeCsQd)

〜3話〜
11月4日
1日祝日の休みであいたおかげで気持ちはちょっとリフレッシュできた。
しかしやはり今日も田中さんと鹿屋さんは休んでいた。
「どうしたんだろう・・?鹿屋」と、西山が言うから「今は、授業中だぞ」と、返す言葉がなかったから適当に返した。
「授業中じゃねぇし・・朝の会だぞ!!ボケてんじゃねぇだろうな?」
「ボケてねーし・・・授業に集中しろ」
「やっぱボケているじゃん・・」
俺は、11月2日のことが気になってしょうがないのだ・・
休み時間俺と西山でトイレに行こうとしたら
「おい・・たかゆう・・鹿屋さんの机見ろ・・」
「ひでぇー」
そこには、きも○とかいろいろ書いてあった。
「書いたの誰だ?」
「字てきに・・・山葉ちゃんじゃない?」
山葉ちゃんとは田中といつもつるんでいる人だ・・学年1かわいいと評判がいい・。
実は西山は山葉ちゃんのことが好きなのであった。
「おい・・山葉ちゃんにあの落書き消してきたほうがいいぞていってこい」俺が言うと
「わかったぁぁ!」とはりきっていったがいざとなると「ゃまぁ・・は・・・ぁ・・ぁ・・・・・・」何を言ってるか俺には聞こえなかったが相手には聞こえたようだが「別にいいじゃん・・あいつださいし」と、返された。
俺は、思った絶対消したほうがいいと・・・。
そして放課後、今日は部活休みなのですぐ帰った。
「はるき・・ともや・・3丁目通って帰る?」
「あたりまえだろぉ?」2人に答えられた。
そして、3丁目にさしかかった時「ん?おくにいるの鹿屋さんじゃねぇ?」西山が言った。
「誰それ?」戸田が言った。
「転校生・・てかこの前言ったろ?覚えてないのか?」
「へ?あの子鹿屋っていうの・・・?」
話をスルーして
「何か怖くないか?ずーぅっとかたまってこっち見ている・・・まるで・・」
後ろを振り返ると2人は立ち止まっていた。下を向いて歩いていたので全然気づかなかった。
「おい・・何してんだ」俺が言うと
「たかゆう・・あいつの手見ろ・・・よく見ろ・・何かへんなものもってないか?」
そういわれたからみると
「・・人間の足・・そして・・顔が血だらけ・・」
すると奥からゆっくりこっちに向かって歩いて来る
「ゆうき・・・逃げるぞ!」
はじめて西山に呼び捨てで呼ばれた
「うん」
そして3丁目を抜けた。
「なんだあいつ・・まじ怖い」
3人いっしょにはもった。
すると前から車が来た3人はよけた・・。
「かっけぇ新車だったな」
俺が言うと2人はぼーっとしていた
「なんだ・・そんなに俺の話いやなのか・・」
「みなかったのか?車にのっていた人・・。」
「は?誰が乗ってたんだよ・・先生か?」
「違う・・鹿屋さんの母さんと鹿屋さんが・・のっていた・・」と、戸田と西山が言った。


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