ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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≪宝探し屋≫の学園生活
日時: 2009/12/01 18:32
名前: 玄月 (ID: AQHMnU3E)

初めまして。玄月と申します。
これから、ここで小説を書かせてもらいます。

…最初に言っておきます。僕の書く小説は…ドがつく下手です。
次に、お願いがあります。
荒らし・チェーンメール等は、やめてほしいです。
こんなに、お願いしてしまってスイマセン。これでもいい人は、お読みください。

目次(話は、主人公視点でお送りします)

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Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.1 )
日時: 2009/12/01 18:34
名前: 玄月 (ID: AQHMnU3E)

〜プロローグ〜


今は、午前二時。

俺はさっきまで…は、寝ていた。

が、先程電話が鳴ったので、起こされた。

「…この電話は、けんg」

『…圏外です。って言う気か?』

…そうだな、そう言おうとした。

でも、それがわかったってことは…舞桜か?

『じゃあ、本題に入るが…』

舞桜のなら、別に切ってもいいか。

俺は考え、10秒後に、電話を切ることにした。

電話を切り、布団をかぶって、また寝ようとして、5秒後…。

突然、バァン!!! と大きな音がした。

布団から顔を出し、部屋を見回すと…、壊れそうなドアと、赤い髪の男が見えた。

この、赤髪の男が舞桜。舞桜は俺に

「…お前、なんで人が話してる途中で電話切るんだよ!?」

と怒鳴る。

俺は

「自分が今までどんな内容の電話してきたか考えればわかると思うぞ」

と言って、また布団に潜る。

舞桜は
       
「今回は仕事の話。 俺らになんかメンドくせェ任務押しつけられたんだよ!
 出発、8時間後だから準備しとけ!!」

舞桜はそう言って、また大きな音をたて、ドアを閉める。

このドア…たぶん寿命短いな。

そう思いながら、俺は舞桜に言われた通り、任務のための準備をした。

Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.2 )
日時: 2009/12/01 18:37
名前: 玄月 (ID: AQHMnU3E)

主な登場人物


霧生 刹那/キリュウ セツナ(主人公)
黒髪で、片目が薄い青の目が特徴の男。
舞桜を喧しい奴と思っている。冷静過ぎて怖い人。

神崎 舞桜/コウザキ マオ
赤髪の男。刹那の相棒のような存在。
子供っぽいところが目立つ。

緋勇 龍麻/ヒユウ タツマ
黒髪で、片目がグレーの若い男教師。
刹那と舞桜のクラスの担任の先生。

烏森 蛍夜/カラスノモリ ケイヤ
黒髪で、眼鏡が特徴の男。
物静かで、−思考。だが、戦闘時は、とても頼りになる。

雨宮 紅葉/アマミヤ クレハ
茶髪のロングヘアーの元気な女子。
バスケが得意で、戦闘力は…聞かないほうがいいかもしれない。

Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.3 )
日時: 2009/12/01 18:41
名前: 玄月 (ID: AQHMnU3E)

第1話『…誤って、警察呼ばれるようなことすんなよ?』


「さ、行くぞ!」

舞桜がそう言って、車に乗る。

準備したものを、車に入れて…いよいよ出発だ。

…ん? 舞桜が免許持ってるかって?



               持ってないに決まってんじゃん。



持てるわけない…っつったほうが良いのか?

まァ…現実見ればわかると思うぞ。

「じゃ、出発!」

「…誤って、警察呼ばれるようなことすんなよ?」

舞桜は、俺の注意を聞いたか聞かないかわからないが…、車を走らせた。

時速、170キロ…。しかも、凄い運転の仕方するし…とても危なっかしい。

心配になって、後ろを見てみると…?

ホラ、やっぱな?

「そこの車! 止まれ!」

警察が来たし。なんか、止まれって言われてるし。

俺等に言ってるんだろうな。制限速度とか軽く無視してるもんな。

でも、舞桜は

「あ、警察…誰か、何かしたのかな?」

と言っている。自覚なしか…コイツ。

まァ、そんな感じに…俺等は早速危険な状況にたたされながら、ある場所へと行った。

Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.4 )
日時: 2009/12/01 18:43
名前: 玄月 (ID: 4CT2wXi/)

第2話『だッ…だれが…!』


やっと…着いた。

ここは東京にある、ある学園だ。

この…学園の地下に、『秘宝』があるらしい。

「あ、いたいた! おーい、君達、転校生2人組?」

黒髪の長身の男がこっちに走ってくる。

なんか…元気いいな…。

ってか、子供っぽそうだ!

「そうだけど、それがなに?」

舞桜が、そう聞く。

男は

「じゃあ、早速教室行くから」

と言って、俺と舞桜の手首をつかんで…すごい速さで走る。

…あァ…、なんか…気…遠い…。


————————————


「じゃ、今日は転校生を紹介します。ってなワケで…自己紹介どうぞ〜」

気が付いたら、俺は教室で舞桜と俺をここに連れてきた男がいた。

男がそう言ったので、俺は

「霧生…刹那」

とだけ言って、とりあえず…生徒を睨んでおいた。

「俺は、神崎舞桜! 仲良くしてくれると…いいな」

舞桜は、ほとんど脅しっぽくそう言った。

…1人の女子生徒だけは、楽しそうにしているが…ほかの生徒は、全然口を開こうとしない。

しかも、ほとんどの生徒が舞桜と目を合わせようとしない。

「…ハイ、ありがとうございました。俺は3-Aの担任の、緋勇龍麻。よろしくな」

担任の龍麻と言う男が、そう言い、俺と舞桜に笑いかける。

…神様みたいな笑顔…だな。でも、なんか…気が抜ける。

とりあえず…無視しておいた。

「じゃ、刹那君はあの眼鏡の暗そうな奴の隣。
 舞桜君は、茶髪のロングヘアの…さっきから騒いでるやつの隣な!」

…。

行っていいことと悪いことがあるぞ! 龍麻先生…。まあ、わかりやすいけど…。

そんな感じに、俺等は席について授業に取り組んだ。

—————————

今は昼休み。授業がやっと終わった…という感じだ。

「あ、の…、刹那君、舞桜君…」

俺の隣の席の男子生徒が話しかけてきた。

舞桜は

「何の用だ?」

と、笑顔で…でも、声のトーンを低くしていった。

何やってんだよ…コイツ。普通の生徒なら脅えてるぞ?

でも、眼鏡の男子生徒は…

「よかったら、学校案内するよ…? どうかな…」

と言って、少し首をかしげて見せる。

すると、ロングヘアの女子生徒が

「あ、ズルーイ! 私も案内する!」

といって、こっちに走ってくる。

ってか、案内するッテ決定したの?

まァ…いいか。

「ありがとう。眼鏡君」

「だッ…! だれが…!」

俺の言葉を聞き、眼鏡が怒る。

それを気にせず、ロングへアの女子生徒が

「…あ、自己紹介してなかったね。私は雨宮紅葉。この眼鏡君は、烏森蛍夜クン」

「だ…、なんで…!?」

蛍夜が、顔を真っ赤にして怒る。

「…まあ、いいでしょ? じゃあ、早速出発〜!」

紅葉がそう言うと、舞桜が走ってついて行き…蛍夜は2人を追いかける。

俺は…、廊下を走っている3人を追いかけて行った。

Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.5 )
日時: 2009/12/01 18:47
名前: 玄月 (ID: 4CT2wXi/)

第3話『常識? うーん…ないと思うなぁ』


「まずー、ここが図書室!」

紅葉がそう言って、図書室に入る。

オイオイ、図書室は静かにするとこだぞ。そんなうるさくしてると追い出されるぞ。

舞桜…は、静かにしてる…よな?

「わー、高そ…面白そうな本がたくさん」

…高そうってなんだ? 舞桜…。

ここの本、盗む気か? と聞いてみる…か?

蛍夜は、舞桜の言葉を聞き、眉間にしわを寄せ

「…じゃ、次行こう…ね?」

と言って、図書室から出て行った。

俺たちは、蛍夜に黙ってついて言った。

—————

「…次、ここが最後。ここは…旧校舎」

蛍夜はそう言って、教室、理科室、屋上…旧校舎の色々なところを見せてくれた。

「…あのさ、ここに…地下…ってある?」

俺は、蛍夜にそう聞いてみた。

蛍夜は

「…ウン。あるよ。…でも、地下に行った人は…絶対帰ってこないんだ」

蛍夜がそう言うと、紅葉は

「…そう言えば、そうだね…。あと、地下ってどうやっていくんだろうね…?
 あの扉…何してもあかないのに…」

と言って、うーん。と唸り、首をかしげる。

…扉…があるのか?
 
何をしても開かない…ってのは、本当なのか? だったら、どうやって任務達成すればいいんだか…。

「あのさ…、その地下への扉って、どこにあんの?」

俺がそう聞くと、紅葉と蛍夜は

「…こっちだよ」

と言って、どこかへ走っていく。

————————

「これ。この扉…だよ」

蛍夜が、美術室の赤い…鉄の扉を指さす。

…なんとも、奇妙な扉だ。

なんか、札とかはってあるし…いかにも何か出そうだ。

「…あのさ、この学校に常識ってある?」

舞桜がそう聞くと、紅葉は

「う〜ん…どうだろうね」

と言って、蛍夜は

「常識? うーん…ないと思うなぁ」

と答えて、苦笑する。

その時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

俺たちは、あわてて教室に走って行った。


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