ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 墓の下で埋まる
- 日時: 2009/12/01 22:56
- 名前: 夢故 ◆X0Idle3QAw (ID: xYJBB/ey)
(だいすきはもういえない)
残す言葉はありがとう?
*
2009,12,1**スレッド生成
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*ご挨拶
二次元スレの方でこの書き方に見覚えがある方も居ると思いますが、そこはスルーします。
初めまして、夢故と申します。今回の小説は、色々と同じ様で違う小説になると思います。そうなるといいなぁ、とも思っております(
宣伝はおk。ですが、宣伝だけのコメはお断りしています。
では、これからも墓の下で〜を宜しくお願いします。
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*このスレでのルール
・荒らし、チェーンメールなどの意味不明なコメントはお断りしています。
・アドバイス、感想待ってます。
・雑談はお断りしています。
以上の三つのルールをご了承の上、ご覧下さい。
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*目次
序章**>>1
一話 出逢い
1 >>2
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*お客様
只今〔0〕名のお客様がいらしてくれました。
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- Re: 墓の下で埋まる ( No.1 )
- 日時: 2009/12/01 22:46
- 名前: 夢故 ◆X0Idle3QAw (ID: xYJBB/ey)
序章
「ここは、どこ……?」
一人の女性は不安げに辺りを見渡す。辺りと言っても、真っ暗で、見渡せるものでは無い。
女性は、白のセーターに、デニムのジーンズと言ういつもと同じ服装を着て、いつもの様に黒髪のポニーテールに黒眼の女性だった。
ただし、それはその空間内だけのことであって——。
外に出たい一心だった。どこに行けば、行けるんだろう、と思いながら彷徨う女性。
扉など、あるわけも無い。暗い空間の中、女性だけか、一人では無いのかも分からない。
この空間から、外に出たいと思う女性の物語。
- 一話 出逢い ( No.2 )
- 日時: 2009/12/01 22:54
- 名前: 夢故 ◆X0Idle3QAw (ID: xYJBB/ey)
暗い空間の中、一人で立っていた女性が居た。白のセーターに、青のデニムのジーンズを着ており、黒髪のポニーテールに、黒い眼。それが木本凛子だ。よく考え、彷徨い、出口を探していたけれど、見つからない。
「本当、真っ暗——」
と凛子は言い、顔を下に向けた。諦めたわけでは無いが、考える気力すら、もう無いのだ。
「ねえ、誰? 君」
すると、この真っ暗な空間に一人の声が聞こえた。年齢は八歳か九歳ほどと分かったが、女の子か男の子かは良く分からない。凛子は声に気付き、顔を上に上げて、質問に答えた。
「……凛子。木本凛子。あなたは、誰なの」
質問に答えている時に、顔を目の前に居る少年に合わせた。少年は、黒髪のショートに黒眼の少年。眼は少し、吊り上っている。服装は、青のTシャツに灰色のズボン。凛子はさっきの声は、きっとこの少年だろう、と思い、名を訊いた。
「ぼくは、直樹」
「直樹……?」
凛子は、直樹、と言う名前を言い不思議そうに首をかしげた。直樹と言う名前を、凛子はどこかで聞いているのだ。この空間では初めて聞いた。じゃあ、他の空間で聞いていたのかもしれない。
凛子は、確信した。この空間は、たくさんある中の一つの空間。じゃあ、私が居た空間もあるはず、と。どんな空間かは分からない。
「……悩むより動け!! 直樹くん、来る?」
「うん!」
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