ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ちょっと、殺しあってください
- 日時: 2009/12/02 19:01
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
とくになし
以上!
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- Re: ちょっと、殺しあってください ( No.1 )
- 日時: 2009/12/02 19:08
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
プロローグ
ある日、ある日だった。
あ、一気に言うからちゃんと覚えてね?
「下駄箱に封筒があると思ったらそれはラブレターでも果たし状でもなくてッ、宇宙人に会ってそんでもって「ちょっと、殺しあってください」なんて馬鹿なこと言われてッ、地球の運命の変わりに汗ばんだ手でカバンを握ってたらそれが落ちて宇宙人を殺しちゃってッ、戦争にまではならなかったけど裁判になったッ、宇宙人相手にッ! 宇宙人相手に裁判ってどんな裁判だよッ!?」
はぁ……はぁ……、って訳だ——
- Re: ちょっと、殺しあってください ( No.2 )
- 日時: 2009/12/02 19:23
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
第一話
……下駄箱に、一枚の封筒があった。
これから連想されるのは一つしかない。
——果たし状だ。
果たし状。名詞。意味として俺が知ってるのは「あなたをぶちのめしますよ?」ってことくらいだ。
ちなみに、俺の場合は「ラブレター」なんて呑気なものは考えない。ってゆうか思いつかない。
だってさ、誰からも忌み嫌われてない人間なんていない訳じゃん?
しかし、だからといって「果たし状」と断定できる証拠がない。
なぜなら、その真っ白な封筒の表面は真っ白。宛名も氏名もなんにも書いてない。
つまり、アレだ、ラブレターだった場合、誰かの入れ間違いってことになるな、ハハ。
ってことはだ。勝手に人の下駄箱に入ってた紙だ。捨てても文句は言われまい。
そう思い、微塵の未練もなくその封筒をクシャクシャに丸め、ゴミ箱に放り込んだ。
どうせ、ただの紙だ——
『オイ、そこの生き物! 我らの由緒正しき要請状に対する仕打ち、もう勘弁ならん!』
……どこからか(目の前にあるんだけどね)野太い声が聞こえてきた。
……そこには、小学生がラクガキにでも書きそうな「円盤」と「宇宙人」がいた。
オイオイ、ドラ○もんだってこんなにガラガラ声じゃねえぞ——
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