ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 輪廻〜永遠の軌跡〜
- 日時: 2009/12/13 18:53
- 名前: レイ (ID: laYt1Tl.)
初めまして。レイです。私は冒険系の小説を書こうと思います。
まだまだ下手ですが、応援よろしくお願いします!
Page:1
- Re: 輪廻〜永遠の軌跡〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/13 20:29
- 名前: レイ (ID: laYt1Tl.)
登場人物
名前 ディア
性別 男
年齢 23歳
出身 不明(多分日本)
属性 闇
設定 生意気なガキ。外見は大人で、中身はわがままな子供のまま。
名前 アリス
性別 女
年齢 22歳
出身 ロンドン
属性 光
設定 普通の人間。戦うことで性格が暗くなっていったが、ディアとの出会いでもとの明るい少女に戻る。
名前 劉 朱震(りゅう しゅしん)
性別 男
年齢 外見は64歳くらい
出身 中国
属性 火
設定 仙術が得意なおじい様。ちょっと考え方が古いかも。
名前 レリア
性別 女
年齢 ヒ・ミ・ツ
出身 不明
属性 水
設定 妖しい女スパイ。気分的に色んなものを爆破しちゃう超・迷惑な人。
名前 ロベルト
性別 男
年齢 400歳以上
出身 柩の中
属性 地
設定 吸血鬼。超・迷惑な魔力をもった人間のような悪魔の力によって目覚めた。
名前 ジャン
性別 男
年齢 14歳
出身 アメリカ
属性 風
設定 孤児。孤児を集めた盗賊団のリーダー。ディアのサイフをスリして、迷惑をかけた。実は母親は生きていて、母親を探している可愛い男の子。
- Re: 輪廻〜永遠の軌跡〜 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/14 17:19
- 名前: レイ (ID: laYt1Tl.)
第壱話「少女の悪事」
世の中、ヘンになってきちまってる。
俺達の住む村、キラードにアユマーダ・シンゲルってクソじじぃが現われてから、戦いが始まった。
人間同士の意見のぶつかり合いで戦ったことはあったが、今回は違う。何か得体のしれないモンと戦ってるんだ。
大尉「ん?Aチーム。アリスがおらんぞ」
ディア「よんできまーす」
アリスちゃんって、おとなしい女の子がいる。
戦いは嫌いみたいだ。
ディア「アリス少尉の所在の確認がしたいんですけど」
グロリア「アリス少尉の携帯電話は電源が切られています。居場所の特定が不能です」
ディア「そうっすか」
まぁ、自室から探してみるか…。
コンコン
ディア「アリスちゃん、いる?」
…。返事がない。カギが開いているから入ってみよう。
今日は雨で真っ暗なのに、電気も付けずにパソコン画面と睨めっこしているアリスちゃん。
ディア「アリスちゃん、何やってんの?」
アリス「きゃあ!」
ディア「ん〜…?」
画面を覗こうとすると、
アリス「見ないで!見ちゃダメ!!」
必死に止めようとする声。
ディア「もー見ちゃった。これ、ハッキングだよね?」
アリス「あっ、ああっ…」
涙目になって、声は震えて、歯はガタガタなっている。
ディア「はい、記録の抹消したから。安心していいよ。俺、言わないから」
アリス「えっ?」
驚いた声を上げる。この村のヤツも気が狂っちまったのか、クソじじぃを信用してしまっている。
そんな中で、俺みたいなのは珍しいからだ。
ディア「でも、もうこんなことしちゃダメ。解った?」
アリス「はい…」
声のトーンを下げて言った。
ディア「ほら、行くよ。訓練始まる」
アリス「あのっ!ありがとう…ございます」
その声は、不安に満ちていた。
ディア「本当に俺、言わないから。信用して」
アリス「はい」
戦闘訓練の同じチームの仲間でも殆ど会話することはない。
たとえ同じチームの仲間でも敵。そんな考え方を持った大尉に受け持たれているからだった。
ディア「アリスちゃんって、魔法得意だよね。うらやましい」
アリス「お父様がそんな能力を持った人だったんです。私には力がなくて、物理攻撃が得意なディアさんがうらやましいです」
こんな風に、それぞれ得意なことも苦手なことも違う。
ディア「俺はただ馬鹿力なだけ。魔法はもともと才能ないと。ほら、力なんて訓練すればつくから」
励ましたつもりだった。
アリス「でも、魔法だって魔法語の練習さえすれば覚えられるし、読めるようにだってなります」
ディア「俺は馬鹿だから。全っ然解んないの!」
アリス「ふふっ…」
笑った。綺麗な銀髪が揺れて、黒い空を一瞬だけ明るくした。
ディア「あっ、笑った。笑ったほうが可愛い」
お世辞が苦手な俺。だから俺は嘘は言ってない。
アリス「もうっ!からかわないで下さいっ///!」
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。