ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死という名の狭間
- 日時: 2009/12/15 00:07
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
初なんで下手かもしれないです…
神坂 春 高校二年生 男
佐々木綾 〃 女
杉本 啓 〃 男
この三人が主、w
ただ、後からもっと出てきますw
最後に…少々(?)グロい内容がありますので〜w
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- Re: 死という名の狭間 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/15 00:23
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
一、いつもと同じ
「ふっ…俺には勝てねーんだよ…春…」
「畜生…結構がんばったんだけどな…」
ゼェゼェと二人とも汗ダラダラで息を切らして芝生に倒れ込んでいる。この体力バカが杉本 啓である。それに対抗してるのが、俺、神坂 春である。
「ハイッ!タオル」
「ありがとな」「サンキュー」
このタオルを渡してくれたのが陸上部唯一の女マネ、佐々木 綾である。
俺ら三人は小学からの友達で、同じ部活、まぁ、いわゆる、幼なじみってやつだ。
三年の先輩方が引退して7ヶ月、季節は冬、つまり今は冬季トレーニングまっさかりなのだ。
「さて、帰るか。」
「帰りコンビニ寄ろうぜ〜腹減った〜」
「そうだね。そうしよう。」
全員の意見が一致、コンビニに行くことにした。
「うおっ!あったけぇ〜」
やはり先頭は啓、次に綾が入っていった。
やれやれ、そう思いながら俺も続く。
なぜだろう、となりの車のサイドミラーが妙に白い。
この時、俺がこれを見なかったら…今はどうなっていたんだろう…
- Re: 死という名の狭間 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/15 23:12
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
二、謎の少女
その隣の車のサイドミラーをチラッと見てみた。
そこには・・・
白く輝くまではいかないが、ぼんやりと明るく白い少女が立っていた。
服装はパジャマのような、薄いレースの付いた物だった。
薄い?今は冬だぞ?
振り返ろうとした瞬間、少女は手を上に振り上げた。その途端、突風が吹いた。
俺は思わず目を閉じた。
後ろを見ると、少女がいなくなっていた。
(なんだったんだ・・・今の・・・)
「春〜どうかしたの〜?」
「いや、なんでもないよ」
そう言ってコンビニに入っていった。
「もう暗いし、帰るか」
「うん。そうだね!」
途中までは一緒だが、最初は啓、次に綾と別方向に分かれた。
「ただいま」
そこにはいるはずのない人物がいた
- Re: 死という名の狭間 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/16 18:33
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
三、親
「父・・・さん?」
「よっ!春!」
「よっ!じゃねぇ!仕事はどーした!仕事は!」
この人は俺の父親、神坂 秋人だ。
現在は単身赴任でここにはいない・・・はずなのだが・・・
「いやぁ〜また職場がこっちに移ってね〜」
「あっそ、俺、今日疲れてるから、飯食って、風呂入って寝るから」
お〜い、俺のも作れよ〜、という父さんの呼びかけも無視し、チャーハンを作り始めた。
「はい」
「さすが!」
カツカツ
カツカツ
・・・
「なぁ、春」
「なに?」
「学校楽しいか?」
「うん、なんで?」
「いや、特に意味はない」
「そっか、ごちそうさま。食器洗っといて」
「あぁ、」
「んじゃ、風呂いってくる」
湯につかり、体を落ち着かせる。
(それにしても・・・さっきの女の子なんだったんだろう・・・)
考えながら、体を洗い、風呂場から出る。
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
バサッ
ベッドに寝転がる。
(霊?いや、俺は霊感が無い方だ、幻?それもあまり考えられない・・・でも・・・)
・・・
・・・
- Re: 死という名の狭間 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/17 23:02
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
四、謎の少女 再来
どこだ?ここ・・・
そっか・・・俺寝ちゃったんだ・・・つまり、ここは夢か・・・
でもリアルだな・・・奇妙な程にリアリティすぎる・・・
ん?あれは・・・?
そこには例の少女がいた
なにかを話しているんだろうか・・・口が動いている
「君は誰なんだ?なんて言っているんだ」
・・・
「誰なんだよ!教えてくれ!」
・・・
わずかに見えた、その口の動きは
タスケテ
助けて?
いったいなにを?
なに・・・を・・・
・・・
ピピピピ
・・・
ピピピピピピ
カチャ
俺は居間へと降りていく
昨日の夢はなんだったんだ?
助けてって・・・なにをなんだ・・・
そう考えながら登校するための準備にとりかかった
- Re: 死という名の狭間 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/18 23:31
- 名前: ルゥ (ID: NhKv.GhU)
五、転校生
「うぃ〜っす!春!」
「よぉ、啓」
「なんだ〜?冴えない顔して!」
「色々とあってね、」
「まっ!元気にいこうではないか!」
そうだ、本当に色々あった。
父親がいきなり帰宅、謎の少女・・・
(だぁ〜!頭ん中整理しきれねぇ!)
「二人ともおっはよ!」
「「おはよ〜」」
「遅刻しちゃうからさ、早くいこっ!」
学校に着き、HRが始まった。
「よーし、今日はニュースがある!」
俺らは小学生か
「転校生だ!」
今時転校生ではしゃぐのは女子くらいだ
だが、その転校生は俺にとって大ニュースってレベルじゃないものとなる
「さっ、入っておいで」
ガラガラ
・・・
「佐藤沙羅です。よろしくおねがいします。」
「・・・!!」
「どうした?人目惚れでもしたか?」
「啓、俺はおまえとは違う」
その転校生は、あの
夢と幻覚の謎の少女だった
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