ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜
日時: 2009/12/30 16:56
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: http://snow-happy.jugem.jp/

〜はじめに〜
はじめまして!
†Snow†と申します!
元:闇音というものです。
(↑知らないと思うけど)

これは、サンタさんの物語です。
サンタさんを悪くしちゃってます。
そんなのいや!
という人は【戻る】を。
あと、ほんの少しグロありかもしれませぬ。

それから、主のブログもよろしく!

〜†Snow†のブログ〜

。・*゜*・.Snow†music.・*゜*・。

http://snow-happy.jugem.jp/

それでは早速プロローグから。

あなたを真っ暗な世界へ



             ご案内☆(笑)
*********プロローグ*********


サンタがいった。

「サンタだよ。君の欲しい物は何?」


「…。そうか。それじゃあ、クリスマスに持ってきてあげるね。」


「でもね、おじさんもタダであげるわけにはいかない」


「だから、君達にはゲームに参加してもらうよ

別に、強制じゃないから、参加するのは自由」



        *

サンタはそういって消えた。

僕は遊び感覚でゲームに参加してしまった。

赤く染まるゲームに。



≪Merry Christmas≫

人々が言う≪24日≫

その言葉と同時に、



ゲ ー ム ガ ハ ジ マ ッ タ .......


*********プロローグ終わり*********


☆★☆サンタゲームイメージソング(替え歌:赤鼻のサンタクロース)☆★☆

≪赤鼻のサンタクロース≫

 ♪〜真っ赤なお鼻の サンタクロース
 いつもみんなの   人気者。
 でもその年の  クリスマスイヴ〜
 サンタのおじさんは 言いました

 イヴとクリスマス  あかいろの〜
 サンタのゲームが  幕をあげるの

 幸せなイヴ  それからクリスマス
 今宵すごいぞ  血の色になる〜♪




*★*————○目次○————*★*
登場人物>>1
一話>>2
二話>>6
三話>>10
四話>>12
五話>>20
六話>>
*★*————○終○————*★*

☆★☆ルール☆★☆
・荒らしは【戻る】クリック
・文句、暴言、中傷など禁止
・そんな場合があってもスルー
・更新が遅い場合もあることがあります。
そのときはすみません。
・アドバイスはOK
・コメントしてください。
・以上のことを守ってください。

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Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.2 )
日時: 2009/12/17 20:17
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: http://snow-happy.jugem.jp/

一話

辺りは血に染まる。

バラバラにされた者。
皮膚がはがれているもの。
血をながしたまま死んだもの。

死体がゴロゴロと転がっている。


僕はただただ、それを眺めるしかなかった。


話のはじまりはこの数日前のこと.....。


 *

世間はクリスマスムード。

3日後、クリスマスイヴがやってくるからだ。


おもちゃ屋ではセールをしたり、
デパートには、赤や緑の飾りつけ。

「はぁ。もうすぐだな......」

ある町のある一人の少年が立っていた。


少年の隣を横切る小学生。

「ねぇねぇ!ゆみちゃんはサンタさんになにもらう?」

「えーっとね......」


       夢があるなぁ。

少年は思った。

もう中学2年生。
この年頃になればそんなことは考えない。

サンタなんて.....

 イ ナ イ ン ダ ....。

すると、数メートル先から手を振りながら走ってくる人が。

「おーい!まもるぅ〜」

少年、守は気づき、そっちにかけていった。

「よぉ!武!」

走ってきたのは武という少年。

「もうすぐイヴだな!」
「武ってさ、サンタ信じてる?」
「んなわけないよ。守は?」
「俺もだよ!」


サンタはいないよ。

サンタはいない。

いるはずがない。

あのプレゼントは親からの。


「んじゃあ俺、出かけるから家に帰るよ」
「わかった。じゃあな武。」
「おう」

そういって十字路を左に曲がっていった。

僕は真っ直ぐいった。

数分後僕は家についた。

「ただいまー」
「おかえりー」

母がリビングにいた。

「あっお兄ちゃん!おかえりー!」
そこには、妹の【美佐】もいた。

美佐は、小学校2年生の女の子。

「お兄ちゃんは、サンタさんになにもらうの?」

「サンタさん?そんなのっ.....」

あわてて口をおさえる。
あぶないあぶない。美佐はサンタを信じている。

夢を壊してはいけない。
母のほうをそっとみると

絶対、サンタはいないっていわないで。

そんな目でみられた。

「お兄ちゃん?」

「あっ。えっ。まだ考えていないなぁ〜」

「お兄ちゃん!あと三日だよ!」

「う.うん。考えておくね」


なんとか誤魔化せた。



そして時が流れ、もう夜中だ。

そろそろ寝ないと、大変だ。

僕は眠りについた。

深い、深い、眠りにおちた。



「...ん...くん....まもる..守君。」

「は?!」

自分の部屋だった。

そして僕の目の前には

赤い服とズボンに、上には白いボンボンが付いている帽子。

もじゃもじゃした白いひげ。
それで顔の鼻から下あたりはみえない。



そう。サンタクロース。

「やぁ守君。君はサンタを信じないんだよね?」

「う.え?」

まじか?

目の前に サンタクロース??

「これで信じてもらえたかな?僕の存在を。」

「あ。まぁ。」

とりあえず、言った。


「君の願いはなんだい?」

「え....お金が欲しいかな。
親にあげたり、欲しい物かったり。妹にもプレゼントしたいかなぁ。なんて」


「君はいいこだね。人の為に…。」

「そ.そんな。」

「願いは、なんとなくわかった。もし、その願いかなえたいなら【ゲーム】に参加してくれ」


「…。え?」

僕はてっきり、24日の夜、お金をくれるのかとおもった。

だって、サンタじゃないか。

「僕も、そんなタダであげるわけにはいかない。」





「だからゲームに参加してくれ。」

「うーん」

「参加するか参加しないか。YESかNOか」

「……。参加します!!」

「それでは、契約書を。」

そういって一枚の紙を出された。

なまえをかき、指紋を押した。


「——契約完了」


そういってサンタは消えていった。
気のせいだろうか?
そのサンタは、不気味な笑みを浮かべていたのは....


このときからもうすでに始まっていた。


地獄のゲームが。



僕は後々後悔することに



ま だ 気 づ い て い な か っ た 。

Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.3 )
日時: 2009/12/16 19:54
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: 元:闇音

あげー

Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.4 )
日時: 2009/12/17 18:41
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: 元:闇音

あげますぅー

更新しますー

Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.5 )
日時: 2009/12/17 19:35
名前: RiFa ◆3HYJsIYo1Q (ID: UcmONG3e)

ぁ、すごい集中してみてた…………

Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.6 )
日時: 2009/12/17 20:01
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: 元:闇音 ブログもよろしく! http://snow-happy.jugem.jp/

二話

サンタが消えていった。


—ジリリリリリリリ.....

「は?!」

すると、僕はベッドの上だった。

もう、朝だった。


もしかして.今のは.....


「夢?」

夢だった。でも、ハッキリした夢だった。

「守ー!おきなさーい」

リビングから母の声が聞こえた。

「いまいくよー」

朝ごはんを食べた後、制服を着て家をでた。


「いってきまーす」

今日は22日。イヴまで残り2日。

そして今日で今年の学校は終わりだ。



「よぉ。守おはよー」

「おっはよー」

クラスに入ると武がいた。

しかし、クラスはなんかざわついていた。

教卓の周りをみんなが囲んでいた。

「なぁ武。なにしてんだよ?」

「あれ?お前のところにも来なかったか?









                サンタクロース」

「え…」

というとみんなのところにも来たってことか?

「あ。守君。あなたのところにもきた?」

月見 雪。同じクラスの女子。俺の好きな人....

「あぁ。夢にな」

「本当?私もなんだよ!みんなもなんだって」


「そういえばさ、守。契約した?」
武が聞いてきた。

「まぁ。一応な。」

「俺もなんだよ。あれって本当にやるのか?だいたい日にちがわからない」


「たぶん 24日とかじゃない?」
大野 空がこちらに気づき、話しかけてきた

「なんでだよ?」

「だってサンタは24日の夜じゃないだからそれくらいでしょ」

「でもさぁ。ゲームってなんだろうね?」
雪がみんなに問いかける

「さぁ。願いをかなえるらしいよね。」

—キーンコーンカーンコーン

8時のかねがなった。
急いでみんなは席に着席し、
今年最後の学校が始まった。



夜。
今日は結局クラスのみんなは【サンタ】の話で
もちきりだった。

終業式とか前後左右で話をしていた。

自分のクラスだけじゃない。
もう全学年といってもいいだろう。

校長先生の話。
みんなはいつも半分寝ているのに
今日はベラベラとしゃべっていた。

「はぁ。さて、今日も寝るか」

一人そうつぶやきベットにもぐりこんだ。

そしてまた僕は眠りについた。









        深い。深い。眠りに—————


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