ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 「殺し屋」〜殺しの依頼、受け付けます〜
- 日時： 2009/12/17 14:44
- 名前： ミカ （ID: fFHAvkbZ）
どうも、ミカです。
何故私の小説はこんなにも消えるんでしょうか・・・・
もっかい書きます。
〜プロローグ〜
『Wolfのホームページへようこそ。』
カチカチッ
『ログイン』
『パスワードをどうぞ。』
カタカタ
カチッ
『Murder様、今回のご用件は？』
カチッ
『依頼』
カチカチッ
『パスワードをどうぞ。』
カタカタ カチッ
『ターゲットの名前、住所、特徴を書いてください。』
カタカタカタ カチッ
『……送信中……』
『送信しました。』
ここは、会員制殺し屋グループWolfのHP。
選ばれた者たちだけが一流の殺し屋たちに依頼できる。
あなたは誰かを殺したい？
〜登場人物〜
Name【Ken Yazaki】
Code Name 【Sword】
Class【Seven】
Age【Ten】
Data
【矢崎剣。自分を虐待していた両親を殺し、家出した。
森下美樹に才能を発見され、殺し屋グループ『Wolf』
の一員となった。】
Name【Tateka Yumizaki】
Code Name【Shield】
Class【Nine】
Age【Ten】
Data
【弓崎盾花、主人公のパートナー。
剣と精神的双子と言っていいほど、過去や言動が似ている。
防御系Wizardで、能力だけなら、クラス１０以上。】
Name【Momoka Huuma】
Code Name【Wind】
Class【Six】
Age【Eight】
Data
【風麻百花、風使い。元は普通の女の子だったが、
Wolfに殺人を依頼し、チームWeaponsの仕事ぶりにあこがれて、殺し屋になった。
「妹のようで可愛い」、とグループ内のお姉さまたちに人気。】
Name【Miki Morisita】
Code Name【Rose】
Class【Ten】
Age【Twenty】
Data
【森下美樹。殺し屋グループ『Wolf』の幹部。
メンバーの中では、「お姉さま」的存在。】
Name【？】
Code Name【Boss】
Class【∞】
Age【?】
Data
【『Wolf』のボス,グループの黒幕的存在。
ボスの本名、個人情報を知っているのは、
幹部である森下美樹だけ。】
Name【Hikaru Kugi】
Code name【Light】
Class【？】
Age【Ten】
Data
【久木光。剣の元クラスメートで、いじめを受けていた。
助けてくれなかった剣を恨んで、復讐するため殺し屋になった。】
〜目次〜
Wolfの主なメンバー >>11
第1〜20話 >>34
では、お楽しみください！
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- Re: 「殺し屋」〜殺しの依頼、受け付けます〜 ( No.1 )
- 日時： 2009/12/17 14:45
- 名前： ミカ （ID: fFHAvkbZ）
第一話 〜ハジマリ（上）〜
帰りたくない・・・・
この少年、矢崎剣小学４年生は今、彼の家の玄関前に立っていた。
彼が何故、家に帰りたくないかというと、
矢崎剣は両親から虐待を受けているからである。
彼の学校も、今はあまり居心地のいい場所ではない。
最近のいじめのターゲットは彼のたった一人の友人だからだ。
それで、剣に残された居場所はただ一箇所。
家と学校の間にある、公園である。
彼は学校が終わった後、いつもそこで夜まで過ごすのだ。
そして、今に至る。
しょうがなく、ドアを開けると、そこには母親が居た。
「あら、剣。おかえり。ご飯よ。」
いつものように、ガラスや卵の殻の入った夕飯を食べ終えると、剣は立ち上がろうとした。
「剣、お母さん、剣のために特別なデザートを作ったのよ。」
剣はどうせ生ごみだと思い、無視しようとした。
しかし、母がそれを許さなかった。
剣の腕をつかむと、いきなり包丁で切りかかってきた。
「お母さん！痛いよ！」
「ほら、出てきた。あなたの、血のジュース・・
早く！飲みなさい！！」
剣が逃げようとすると、母親は彼の上に覆いかぶさってきた。
「ほら、早く！！」
腕の切り傷を剣の口に近ずけると、無理やり飲ませた。
「どう？おいしい？もっと切ってあげるわ！！」
剣は必死で包丁を遠ざけようと母親の腕をつかんだ。
その時、偶然にも、包丁が
母の胸に
刺さった・・・・
第一話 〜ハジマリ（上）〜
完
- Re: 「殺し屋」〜殺しの依頼、受け付けます〜 ( No.2 )
- 日時： 2009/12/17 14:46
- 名前： ミカ （ID: fFHAvkbZ）
第1話 〜ハジマリ（下）〜
剣の母親は、
まるで
スローモーションの様に
倒れていった。
「か、母さん！！」
「う、剣・・・・
許さないよ・・・どうなるか・・・
分かって・・うっ！！！」
グサッ グサッ
剣は
無我夢中で
彼の母を
刺した。
「母さん…
全部あんたが悪いんだよ・・
僕をいじめたから、その報いだ！！！！！」
やがて息をしなくなると、
今度は死体をバラバラにして、
冷蔵庫に押し込んだ。
この時、
剣は一生懸命で、それどころではなかったが、
彼の体は確実に、
人を殺すことに
快感を覚えていた……
第1話 〜ハジマリ〜
完
- Re: 「殺し屋」〜殺しの依頼、受け付けます〜 ( No.3 )
- 日時： 2009/12/17 14:46
- 名前： ミカ （ID: fFHAvkbZ）
第２話
床の血や包丁を処理し終えると、
剣は荷物をまとめるために、二階へ向かった。
そう。彼は、ある「目的」を果たしたら、家出をするつもりなのだ。
その「目的」とは・・・
「おい沙織（母親）〜。今帰ったぞ〜・・・おい、沙織？」
そう、母親を殺してしまった今、剣のやるべきことはただ一つ。
彼の父親、俊樹を殺すことだ。
「おい！！剣！！居るのか！？出て来い！！」
「は、はい。何？」
「沙織はどうした！？」
「今、買い物に出てるよ。それまでビールでも飲んで待ってて、て。」
「おい！買い物なら子供のお前がすることだろ！・・
・・それにしてもおかしいな・・なんで今頃買い物なんか・・
ま、いいか。」
そう言いながら冷蔵庫を開けたとたん、
バラバラッ
バラバラになった彼の妻、沙織の死体が出てきた。
「沙織！？おい！！！お前がやったのか？おい！！！！！！！」
「うん。そうだよ。だって、むかついたんだもん。」
「お前・・・・自分の母親を・・・」
「母親？自分の子供を虐待している母親なんか親じゃないよ！！！
・・・なんならお前も殺してやろうか？」
「や、やめてくれ！！頼む！！」
剣は狂っていた。
まるで悪魔が取り付いているかのように・・・
ーコロセ！ソイツハオ前ノ父親ナンカジャナイ！−
ーコロセ！−
「死ぬ前に、何か言うことは？」
「た、頼む！やめてくれ！何でもするから！！」
「死ね」
グサッ
第２話
完
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