ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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馬力◇power
日時: 2009/12/23 22:52
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

この物語は
何処の小説に入るかわからなかったので

一応シリアスということでココに
入れさせてもらいます!!

ホラーでもなんでもないです★

しかしこの小説は
好みでしょうねw

車好きの人にとっては
燃えると思います!!

ぜひ、この小説を読んで
車好きが増えてくれるという
「頭文字D」に近づけたら、良いと思います!!

応援よろしくお願いします!

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Re: 馬力◇power ( No.1 )
日時: 2009/12/23 23:11
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

深夜零時が過ぎたころだろうかー

首都高速道路にて
事故発生。

「兄貴!!兄貴!
 いやだよ!死んだら嫌だよ!!!」

ピーーーーーーーー

病室になり響いたその亡への音

★第一話◇ロードスター★

兄貴が死ぬ前の話だ。

ロードスターという
マツダの車を知っているだろうか?

スポーツカーでオープンカーだが
馬力は130あってそこそこの遅い車だ

兄貴はその車が小さい頃から大好きだった

ただ…大人になってくるにつれて
その車が遅いことに兄貴は気づいたのだ

しかし兄貴は俺にこういった

「たとえ遅くても、俺はこの車が好きだ。
 俺は免許をとったら
 ロードスターの本当の馬力を
 見せ付けてやる…」

兄貴の目は真剣だった

そして免許を取り
兄貴は就職もした

頭の良かった兄貴はそこそこの給料をとっていた

そして兄貴はロードスターを改造していったのだ


「連…。今度首都高にいっしょにこないか?」

兄貴が俺に問いかけてくる

「いいよ…今どれくらいでるの?」

兄貴は即答嬉しそうに答えた。

「湾岸をぶっとばして300キロ出るようになった」

俺はビックリした

「そんなに!!だってオードスターでしょ!?」

「そんなこというなよ…
 この車も本当に早いんだ。」

ゴアァァァァァァァァ!!
ロードスターのスキール音が鳴り響く
環状線からいよいよ湾岸線へ合流だ

バヒュウウン
ギアを入れ替えたときにでてくる
マフラーからの排気ガスがたまらない

289…290…

スピードメーターはどんどん加速していった。

兄貴はそれから
いろんな相手を倒した。
GT−RだろうがRX−7だろうが…

首都高最速「銀色の弾丸」
はその兄貴を見逃さなかった。

兄貴の通り名…それは
「赤い湾岸蝶」

兄貴が湾岸線へ合流したときだった。

銀色の弾丸が後ろからおいあげてきたのだ。

「−!!!
 銀色の弾丸!!」

銀色の弾丸…
湾岸最速…いや首都高最速の
銀色のポルシェボクスタ・・・

「そうか…こいつを倒せば俺は…
 首都高最速…。
 ロードウターが速いと証明される!!」

兄貴はおもいっきりアクセルを踏む

バヒューン
バン!!!

マフラーから火が吹く

銀色の弾丸は後ろからぴったりとくいついてくる。

ごあぁぁぁぁぁぁ!!
深夜零時の首都高湾岸線に
二つのエンジンスキール音がなり響く


湾岸から横羽へ…
そしてc1に戻ってきた

カーブのおおいC1では
ロードスターのほうが有利だ。

「よし・・・勝てる!!!」

兄貴がアクセルを踏み込んだときだった。

長い間走っていたせいか
タイヤがたれていたのだ。

ロードスターが
コーナーへと突っ込む

がっしゃぁぁん

赤い湾岸蝶は燃えた・・・

すぐに救急隊がくる。

そして兄貴は命を引き取った。

これが俺のすべての
始まりだった…。

Re: 馬力◇power ( No.2 )
日時: 2009/12/24 15:53
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

18歳のとき

俺は勉強よりまっさきに
免許をとった

兄貴のロードスターへの思いを
俺が
引き継ぐために…

★第2話◇銀色の弾丸★

新型ロードスターが誕生したと
雑誌に書いてあった。

170馬力

やはりこれでは力不足なのか…

普通のスポーツカーなら
せいぜいノーマルで280馬力

だが
新型GT−Rの登場により
かなり変わった

GT−R(R35)は480馬力という
化け物

ロードスターじゃぐうの音もでない

でも
それを越そうという兄貴を思えば
なんとしてでも俺は勝ちたかった。

「連!!
 やっぱりここにいた」

俺の名前を呼びかけてきたのは
俺の彼女
木下優

「新型のロードスターがでたそうなんだ」

「え!?本当!」

優は親が車好きで
おやの影響で車がすきなのだ。
大きい車は好まない

なのでロードスターは大好きなのだ
俺の理想の女だった

(しかも顔もいいしね<笑)

「どのくらいするの?」

「この本によるとそこそこ2000万くらい」

「今の貯金は?」

「50万円そこそこ」

空気が重くなる

「まだまだね…」

「トホホ」

優とはよく夜中に首都高へ行く
まぁ走りにいくわけではないが
普通の乗用車で銀色の弾丸をさがしている

さぁ、すたんどのバイトが終わったときだった。

ピリリリリ

ケータイがなった

「もしもし?」

「もしもし連!!
 いますぐ私の家まで来て!

 もちろん車で」

「お・・・おう!」

俺は言われたとうり
車で優の家までむかった

話かたが急ぎ目なので
車をかっ飛ばした

優の家についた

「どうしたの?」

「ほら!あれ見て!
 あっ!いっちゃう!」

今ファミレスを出てこうとする車
銀色のポルシェボクスター

ー銀色の弾丸!

「追いかけるぞ!」

すぐに車に乗り込んだ。
C1の料金所にむかってる

「やっぱり…首都高はいるぞ!」

銀色の弾丸はC1にはいった瞬間だった

ゴアァァァァァアアアアア!!

急にものすごいいきおいで
マフラーから火をふいて加速していった。

こっちも追いかけるが
所詮は安い乗用車

あっという間に話されてしまった

「…っち、まぁ当然の結果か…」

次の日

「連・・・そんなに落ち込まないで…」

「やっぱり…、もっとバイトを増やさないと」

「これ以上ふやしてどうするのよ!!」

でも俺はなんとしてでも
銀色の弾丸を倒して
兄貴の仇をとりたい…

もちろん…
最速のロードスターで


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