ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 紅色のシャーペン 〜自殺志願者と自殺志願者
- 日時: 2009/12/24 15:10
- 名前: シン (ID: 6xDqgJhK)
ん〜、シンです
なかなか小説が長続きしない
今回は長続きするように頑張る!!
〜人物ショーカイ〜
鑑 淳 (かがみ あつし) ♂
自殺志願者 何度も自殺を試みるが失敗
償いといっていろいろな人の相談に乗る
音宮 愛莉 (おとみや あいり) ♀
自殺志願者 淳のもとをおとずれる
破瓜 奏 (はか かなで) ♀
ひそかに淳に思いを寄せる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こんな感じですかね。
それでは
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- Re: 紅色のシャーペン 〜自殺志願者と自殺志願者 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/24 15:17
- 名前: シン (ID: 6xDqgJhK)
〜プロローグ〜
芯のはいってない尖ったシャーペンで手に文字を書く
『これが僕の遺書』
この書き出しで字を書いてから何分経っただろうか
脂汗が額からにじみ出る
なんども汗をぬぐい取り、跡を残していく。
肉が裂ける音が心地よい
最後に
『これが僕の償いです』
と書きシャーペンを手首に這わせた
脂汗をもう一度ぬぐい
「これが僕の償い」
シャーペンを手首につきたてた
「これが僕の償い」
そうこれが僕の『償い』
- Re: 紅色のシャーペン 〜自殺志願者と自殺志願者 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/26 12:27
- 名前: シン (ID: 6xDqgJhK)
〜愛莉サイド〜
彼のうわさを聞いたのは一週間前だった
「空き教室を貸し切り、いろいろの人たちの相談に乗る変人がいる」
行くかどうか迷っていたが、友達の「愛莉、行ってみなよ」の一言に背中を押された。私には誰にもいえていない悩みがあった
友達に書いてもらった地図を頼りに今は使われていない旧校舎の階段を上って行く
トクン、トクン心臓がビートを刻む
そのビートはだんだん速くなっていく
その変人のいる部屋の前にたどり着いた時には心臓のビートがサビを迎え、ドドドドという音に変わっていた
開けようか、でも……
あの悩みを真剣に聞いてくれる人なんているのだろうか
一回、この一回だけ……
そう思って、色のはげた扉を開けた
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