ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ねぇ・・遊ぼうよ・・
日時: 2009/12/25 20:15
名前: 鈴歌 (ID: 39RfU1Y2)

シリアス・ダーク初挑戦です!!
よろしくお願いします!
下手かもしれませんが・・・><

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Re: ねぇ・・遊ぼうよ・・ ( No.3 )
日時: 2009/12/28 16:58
名前: 鈴歌 (ID: 39RfU1Y2)

         〜登場人物〜
久瀬氷哉<くぜ・ひょうや>
男の子

中槻彩音<なかつき・あやね>
女の子

葎加隼斗<りつか・はやと>
男の子

金定弥生<かねさだ・やよい>
女の子

屋久梨花菜<やく・りかな>
女の子

Re: ねぇ・・遊ぼうよ・・ ( No.4 )
日時: 2009/12/28 17:18
名前: 鈴歌 (ID: 39RfU1Y2)

「氷哉!今日もやるだろ?」

「おぅ!もちろんじゃん!」

オレは氷哉。中2。

隣にいるのが隼斗。中2。

オレたちはゲームをしている。

名前は「イジメ」

ムカつく奴をイジメる。

ただそれだけだ。

案外これが楽しい。

「あッ氷哉、隼斗」

梨花菜と彩音に呼ばれる。

「よぉ〜。あれ?弥生は?」

「今日は来れないってさぁ」

梨花菜、彩音、弥生もゲーム仲間。

オレたちは昔から仲がよかった。

彩音とオレ、弥生と隼斗は付き合ってるし。

まぁ梨花菜だけ相手いないけど。

彩音と弥生はバツグンに可愛い。

梨花菜は普通・・いや微妙。

なんて本人には言えないけどな。

最近イジメてるのは・・・

「もぅ・・やめて・・」

この女。名前は流美だったかな。

ムカつく所はたくさんある。

家が金持ちで自慢してる所。

そんなに可愛くないのに男に媚びる所。

口が悪い所。

まだまだあるけどな。

こういう奴をイジメるのは楽しい。

「ねぇ?金持ってきたぁ?」

校舎の裏でそっとイジメる。

暴力はふるわない。

バレるから。

「持って・・きました」

そっと財布を出す。

「はぁ?なんで3万円?5万でしょぉ?」

梨花菜はイジメの時、すごく怖い。

オレだって怖いくらいだ。

「無理よ!!毎日5万なんて!!親にバレるわ!!」

「うるせぇな。大きい声出すなよ」

隼斗がにらみつける。

「親にバレる?こうなったのは誰のせい?」

黙っていた彩音が口を開いた。

「私・・そんなつもりじゃなくて・・」

イラッ

オレは無償にイライラした。

こういう態度ムカつく。

「お願い・・もう許して」

「じゃぁさ、学校やめろよ」

オレの口が勝手に開いた。

「やめるって・・親が・・」

「は?親?お前さぁ親に甘やかされてるじゃん

 すぐやめれるって」

オレは笑って言った。

「氷哉。キレてる?」

「いや?こんな奴にキレるのメンドいし」

隼斗も笑った。

オレらはこんなコトしてていいのかな。

ときどきオレの中の誰かが言う。

Re: ねぇ・・遊ぼうよ・・ ( No.5 )
日時: 2009/12/28 18:02
名前: 鈴歌 (ID: 39RfU1Y2)

別に悪いコトじゃないさ。

また別の誰かが言う。

そんなコトがよくある。

♪〜♪〜♪〜♪〜

「ヤバッ下校のチャイムだ」

オレらは帰ることにした。

彩音がそっとオレの手を握る。

オレは彩音の頭を撫でる。

「ラブラブでいいなぁ〜。弥生〜」

隼斗がうらやましそうにした。

「隼斗だって相手いるからいいじゃん!」

梨花菜はスネたように言う。

オレは梨花菜をそんなに好まない。

なんかいやだ。

「梨花菜だってすぐできるよ」

彩音・・優しいッ

可愛いぞ〜、彩音。

「彩音は可愛いでしょ!?

 私の気持ちなんて分かんないのよ!!」

パシッ

梨花菜が彩音のほっぺを叩いた。

「痛ッ」

オレの彩音に・・・何すんだ・・・。

「梨花菜!!お前・・謝れよ!!」

オレは梨花菜の髪をひっぱる。

「痛ッ何すんのよ!!氷哉には関係ないでしょ!?」

「はぁ!?彩音はオレの彼女だぞ!?関係ある!!

 お前みたいな汚い奴は触んじゃねぇ!!」

パシッ

思いっきり梨花菜のほっぺを叩く。

「氷哉・・もうイイの」

彩音のほっぺが赤くなってる。

「彩音・・大丈夫か?」

「ちょっと痛いけど大丈夫よ」

痛い・・・?

「梨花菜!!謝れよ!彩音が痛がってるだろ!?」

梨花菜はそっぽをむいている。

パシッ

もう一回ほっぺを叩く。

「なによ!!氷哉は彩音ばっかり!!私はね・・・

 氷哉のコトが好きだったのよ!!」

「お前に好かれたって気持ち悪いだけだ」

梨花菜は目に涙をためて走っていった。

「氷哉・・ありがとね」

彩音がそっとささやく。

「絶対許さねぇ」

「氷哉。次のターゲット梨花菜にするか」

オレはそっと頷いた。

次の日の放課後オレらは梨花菜を呼んだ。

今日は弥生もいる。

弥生には梨花菜のコトを話した。

「何よ・・・」

梨花菜は少し警戒している。

「ノート貸して?」

彩音が笑顔で言った。

梨花菜は大人しく従った。

ビリビリビリッ

オレは大きな音を出して破いた。

「何するのよ!?」

「今日から、ターゲットはお前だ」

その日から梨花菜へのイジメが始まった。

「弥生・・助けて・・・」

ある日、梨花菜が弥生に助けを求めた。

「はぁ!?彩音を傷つけた奴なんか知るか!!」

実は弥生はキレると1番怖い。

彩音はみんなから好かれている。

だから彩音のコトならみんな本気で怒る。

1対4だ

イジメがしばらく続いたある日。

梨花菜が・・・死んだ。

自殺だと聞いた。

遺書もなく、部屋で手首を切って死んだらしい。

「えっと・・みんなも知ってると思うが

 屋久が自殺した」

先生が言ったとき泣いた奴はいなかった。

悲しんでる奴もいなかった。

「屋久の両親がな?イジメがあったんじゃないかと

 おっしゃっている。知ってる人いるか?」

クラスがざわめく。

「イジメなんてあるわけねーじゃん」

色んな奴がそう言う。

オレたちはバレてないみたいだ。

4人で目を合わせて微笑んだ。

「でもイキナリ自殺するのもおかしいからな」

先生もメンドくさそうに言う。

そう、梨花菜はクラスではどうでもいい存在。

死んでも別にどうでもいい。

でも・・・オレらの考えは甘かった・・・。

Re: ねぇ・・遊ぼうよ・・ ( No.6 )
日時: 2009/12/28 18:45
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

こんにちは!
藍羽の小説に来てくれてありがとうです!!

死んじゃいましたね・・・っ。
イジメって怖いですねー・・・!
続き頑張ってください!

Re: ねぇ・・遊ぼうよ・・ ( No.7 )
日時: 2009/12/28 19:56
名前: 翼 ◆ZuTpsAmG.w (ID: nZ60vFmZ)

こんばんはです!
自殺しちゃいましたかΣ∑
ほんとにいじめは怖いですねぇ;;
これからどうなるのか、俺らの考えが甘かったって、どういうことなんでしょう∑

更新頑張って下さい♪


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