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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神話の再来
- 日時： 2009/12/26 14:32
- 名前： かぶら （ID: Kxa936Ty）
……カオスが生まれ、
ガイアが芽吹き……
世界は生まれた……
たとえ、時を越えても。
世界は、変わっても。
存在は変わらない。
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- Re: 神話の再来 ( No.1 )
- 日時： 2009/12/26 14:41
- 名前： かぶら （ID: Kxa936Ty）
佐藤めぐみ。ただの高１。共学にこの春入学した普通の高校生。
でも、私は「神の代弁者」であることを昨日知った。
最初は不思議なだけだった。先生じゃない大人が学校にいる。でも彼女はだれの目にも留まらず、私を見つめていた。
「やっと、会えた」
鋭い目が人差し指とともに私へと突き刺さる。まるで、ローマの知識人のような、白い布をまいた、女性だった。髪は長く、黒かった。白人のように肌は白く、目は蒼かった。
「さぁ、こちらに来なさい」
日本語ではなかった。ちなみの英語でもなかった。
でも分かった。そう言っているのだと。
「ガイア……」
彼女の名前はガイア。世界を創った女性であるとも分かった……何故？ 自分でも分からない。
「アテネ、はやく」
そう、私の名前はアテネ……
- Re: 神話の再来 ( No.2 )
- 日時： 2009/12/26 14:53
- 名前： かぶら （ID: Kxa936Ty）
「私たちは、代弁者を集めるの」
彼女はにらみつけていた。
……イミが分からない。
「神は再び再臨する。あたなは、神を集めるの」
……ゼウスを再臨させ、世界を振り出しに戻す。
ふと、頭によぎる。素晴らしい。笑みが意味もなくこぼれた。
「神はこの世を憎んでいる。こうなるはずじゃなかった」
……戦争は度重なり、人々は憎しみあい、殺し合う。
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