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狂い魔-クルイマ-
日時: 2009/12/31 10:03
名前: 実姫 ◆SgJGa0Dhu6 (ID: IPa3Cr.F)

初めまして、実姫といいます^^

執筆は初めてなので、頑張ろうと思います^^

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Re: 狂い魔-クルイマ- ( No.1 )
日時: 2009/12/31 10:12
名前: 実姫 ◆SgJGa0Dhu6 (ID: IPa3Cr.F)

▼World1(死を告げるメッセージ)

01*

夢なんて叶わないに決まってる。
そう感じていた私だったが一応夢はあった。
  <ネイルサロン>で働きたい。ー

叶わない夢だとは自分でもわかっている。
センスもない私、ネイルサロンなんて遠い夢だ。
ーだが、叶えば私はとても嬉しい。
誰よりも。
そして世界中のだれよりも。

センスのない私の叶う夢はとても大きい夢だった。
光を差し込んでくれるのは誰?

ー、でも夢なんて遠い夢の世界の夢。
叶うワケがないだろう。

そんな夢を持つ私の心にはある野望が生きていた。

Re: 狂い魔-クルイマ- ( No.2 )
日時: 2010/01/01 15:17
名前: 実姫 ◆SgJGa0Dhu6 (ID: IPa3Cr.F)

02*


静かに鳴るベルの音。
あたしの家のベルの音。

あたしは無視し続けた、
来た人はお母さん。とても嫌いな人が帰ってきた。
あたしは無視する。母の声が響いてくる。煩い声を聞きながらコーヒーを飲む。

「奈々子!?何してんのよ!!早くドアを開けてちょうだい!!」
…煩い。とても煩い。とても耳が痛い。
あたしはコーヒーにミルクを加え飲む。美味しいコーヒーの香りに包まれながら。
「奈々子……!!何をしているの!!??」

怒りだした母。それを無視するあたし。
もう我慢ができない、煩すぎる。耳が壊れてしまう。

ー、開ける事にした。
「何、煩いんだけど。あたしの夢を狂わせたくせに」
母が憎いのだ。
「その口の聞き方はやめなさい!!ストレスが溜まったの?」

……ストレス。
父は他界した、戦争に行き、戦死したのだ。
今、生まれたあたしは何をしているのだろう。
戦争なんていう物がある為に父はあたしの前に姿を見せられなくなり…、

そして夢も叶わない現実を見る、ー


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