ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Schlussel-シュリュッセル-
日時: 2010/01/03 01:25
名前: 冬宮準 (ID: YP83uDEF)

schlussel(シュリュッセル)とはドイツ語で「鍵」という意味。貴方の「心」は、この世で生き、誰かと絆を深めるということの「鍵」、シュリュッセルとなる—…。

************************************************

ちょっとぶっ飛んだ紹介になりましたね、はい。私、冬宮準ともうします。Psychitisca -サイコティスカ-という小説も書いています。この物語はダークファンタジーながらも「心」とか「絆」をテーマに書いていこうと思います^^


キャラクター

橋宮 斎 ハシミヤ イツキ
【年齢】16歳
【性別】男
【性格】冷静沈着。常に無口で無表情。
【見た目】黒い髪に灰色の瞳。ブレザーの制服を仲間の中で唯一正しく着ている。ネクタイの色は紺。
【シュリュッセル】メインは「アメシスト」。特殊な新しいタイプである「幻属性」
【ルーフェン】黒い銃

御舟 祈 ミフネ イノリ
【年齢】16歳
【性別】女
【性格】明るく元気。
【見た目】オレンジ色の少し跳ねたセミロングに、茶色い瞳。制服のリボンの色は赤。
【シュリュッセル】メインは「コハク」。「電気属性」。
【ルーフェン】レモンの香りのする香水。小さな瓶に入っている。

森川 健一 モリカワ ケンイチ
【年齢】16歳
【性別】男
【性格】明るいムードメーカー。
【見た目】跳ねた茶色い髪に茶色い瞳。灰色のTシャツの上に制服のブレザーを着ている。
【シュリュッセル】メインは「エメラルド」。「木属性」。
【ルーフェン】濃い緑色のヘッドホン。

Page:1 2



Re: Schlussel-シュリュッセル- ( No.2 )
日時: 2010/01/03 14:03
名前: 藍羽 (ID: H3TLDNR4)

まあ、ドイツ語ですかっ。
カッコイイですねぇ・・・!!
頑張って下さい^^

Re: Schlussel-シュリュッセル- ( No.3 )
日時: 2010/01/04 00:30
名前: 冬宮準 (ID: P2C8LicT)

key 00 Prologue

「…みんな!後もう少し、がんばって!!」

と、現場のバックアップを務めていた小沢史佳(オザワ フミカ)は通信機に向かって叫んだ。彼女の後ろには、彼女の「心」—…青く輝く、蝶の形をした仮面をつけた女性が両腕を広げ立っていた。ただの女性ではない。史佳より2倍も高い。史佳のかけているメガネのフレームは、青白く光っていた。

一方、「現場」である港崎学園高校の校舎の屋上では、5人の少年少女達が立ち尽くしていた。彼らは一体の、とてつもなく大きな黒い化け物を囲んでいた。その黒い化け物—「ファントム」は、骸骨を幾つも鎖でつなぎ合わせてあり、なんとも醜い姿だった。ファントムの鎖がジャラジャラと不気味な音を立てる。

「…橋宮君っ!!今です!シュリュッセル召喚を!!」

橋宮斎(ハシミヤ イツキ)は通信機のイヤホンに手を当てた。史佳の声が響く。彼は静かに

「了解」

と返答すると、ガンベルトから黒い銃を取り出した。そして、ガンベルトについているカードケースから一枚のカードを取り出した。カードの裏にはなにかしらの魔法円が描かれており、表には黒い少し変わった西洋系の鎧を着たの戦士のようなものが、立派に描かれている。斎はそれを空高くに投げ、銃口をカードに向ける。カードが落ち始める。斎は右の人差し指に力を入れ、思いっきり叫んだ。

「アメシスト!!!!」

ドンッ!!

斎は引き金を引いた。銃口から黒い弾丸が飛び出し、落ちかけのカードと激突した。するとたちまちカードは紫色の光に包まれ、それは次第に例のカードに描かれた黒き戦士へと変形していく。斎の黒き戦士—…アメシストは、ファントムに向かって巨大な刃を向け突進していく。そして、

ザンッ。

アメシストはファントムを大きく切り裂いた。ファントムが大きな苦痛の雄叫びを上げる。それを確認したバックアップ係の史佳は、通信機に向かって最後の止めををさすかのように叫ぶ。

「橋宮君、森川くん、祈ちゃん、由香子ちゃん、翔矢くん!!一気に物理攻撃を!!」

名前を呼ばれた高校生達は「了解!!」と元気よく言うと、それぞれの武器を構えた。斎は銃をガンベルトに素早くしまい、太刀を構える。そして、彼はリーダーとして、

「今だ!!」

と絶好のタイミングで皆に伝えた。全員が各々の武器と共にファントムへ走っていく。そして、勢いよく武器をファントムの死への鍵と化させた。

斎は太刀をファントムの一番大きい骸骨に刺す。

健一ケンイチは槍で刺す。

祈(イノリ)は薙刀を横に振る。

由香子(ユカコ)はブレードのとがれた美しい扇子で、
そして翔矢(ショウヤ)は拳銃を使い全ての骸骨を粉々にした。

『ギャァアアァアアアァッ!!?』

ファントムは最後まで醜い声で叫び、爆発と共に死というなの世界へ飛び込んだ。斎達は爆風により吹き飛ばされたが、これまでの何回かの実践により身につけた勘と身体能力で見事に灰色の冷たい屋上に着地した。全員はファントムが粉となって消えた事を確認すると、一斉に「フゥ」、と安堵のため息を漏らした。斎はカードへと戻ったアメシストをキャッチし、カードケースに入れた。

「やりました!!皆さんお疲れ様です。私のところへ…校庭に下りてきてください」

通信機から史佳の声が聞こえる。斎が

「わかった」

と短く返事をすると、森川健一(モリカワ ケンイチ)が斎の背中をバンッ、と叩いた。

「やったな、隊長!!」

彼に続いて、仲間達が斎に駆け寄り安心したような声で言った。

「橋宮君の「今だ」、超タイミングよかったよっ」

「私もそう思う。私でも計れないタイミングだった」

「リーダー、お疲れさん」

祈、由香子、翔矢は微笑んだ。斎も珍しく肯き微かに笑む。そして彼らは階段へと繋がるドアを開けた。


そして彼らは知ることになるだろう、この戦いの本当の「意味」を—…。

Re: Schlussel-シュリュッセル- ( No.4 )
日時: 2010/01/05 21:01
名前: 冬宮準 (ID: uB4no500)

なんかプロローグが長くなったー。

Re: Schlussel-シュリュッセル- ( No.5 )
日時: 2010/01/05 21:32
名前: アルフ ◆wSaCDPDEl2 (ID: ykAwvZHP)
参照: http:

おお!新しいのですか!
楽しみです

Re: Schlussel-シュリュッセル- ( No.6 )
日時: 2010/01/08 21:31
名前: 冬宮準 (ID: uB4no500)

ありがとです><


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。