ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Requiem〜約束の鎮魂歌〜/オリキャラ募集中
- 日時: 2012/04/17 23:04
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
ご挨拶____〆
こんにちは。はたまたこんばんは。はたまたおはようございます。
どうも。架凛と申しますw(今は黒猫です)
また唐突な思いつきによる小説なので、少々ぐだぐだになることはご承知お願いします。
今回は、前々から書きたいなぁと思っていた死神とか魔法とかでてくるお話です。
コメディになりがちかもしれませんが、なるべくシリアスに……。
どうぞ生暖か〜い目で見守ってやってください。
†____注意事項
*まず、荒らし、チェンメは[戻る]の連打をお願いします<(_ _)>
*架凛の更新速度は亀よりも遅いです。
*他にも書いてたりするので、少々おろそかになる可能性大!
*コメ、アドバイス大歓迎です。Come on!!
以上です。では、ちょっぴり愉快でちょっぴり“ダーク”で、
ちょっぴり切ない死神の世界をお楽しみください。
◆…主な登場人物…◆
■ファトラ=フォートセバン(♂)
死神の少年で愛称は“ファト”
普段は茶色い髪と同色の瞳。生前の記憶が殆どない。
□エルゼリア=カーナック(♀)
ファトラ同様死神。愛称は“エルザ”
なぜかいつもファトラの面倒を見ている少女。
ブロンドの髪と深い緑色の瞳を持つ。
彼女も一部記憶が抜け落ちているらしい。
†_____Contents
序曲−prologue− >>1
Tune01 二人の死神-beginning- >>2
Tune02 情報屋-advice- >>10
Tune03 漆黒の喰魂-jet soul- >>11
Tune04 教会-church- >>12
Tune05 暗闇の底-phantom-
†_____お客様
*更沙@某さん様 *冬宮準様 *ギガまる様
*六様 *藍羽様
†____オリキャラ
“エルゼ=クレヴィング” 某さん様ご提供 >>4
“サンサリス=ミーゼット” 冬宮準様ご提供 >>5
“エリクシール=フランティスカ/カイス=フランティスカ” 六様ご提供 >>8
- Re: Requiem〜約束の鎮魂歌〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/03 16:37
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
†序曲−prologue−
「死神」それは、とても悲しい生き物。いや、生き物と言うのかすら定かではない。
体をなくした魂が、正常に輪廻にまわされず、生前の姿で死神と化すのは何故か?
理由は至極簡単。この世に未練があるから。
通常ならば、死して命を……体を失えば、魂は清められ、輪廻のサイクルにまわされる。
だが、もちろん例外もでる。思いが強いあまり、完全に清めることのできなかった者達。
それらの者達が、俗に“死神”と呼ばれる存在になる。
この僕もきっとそう。“きっと”っていうのはね、
僕の記憶は真っ黒な絵の具で塗りつぶされて、見えなくなっちゃったからなんだ。
この世に残した未練は覚えてる。何がしたいのかも。
でもそれをしてほしい相手がわからない。どうしても、思い出せない。
このままじゃ一生死神のままだよ……。
ねえ、君は何か知ってる?
知ってるなら教えてよ……この、僕に_________________
- Re: Requiem〜約束の鎮魂歌〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/03 21:15
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
Tune01 二人の死神−beginning−
「暇だ……とてつもなく、暇だ……」
少年はベッドにごろりと横になって言った。
茶色の髪に茶色の瞳。至って普通の外見。
背中にある“それ”を除けば……。
「しょうがないでしょ、ファトが悪いんだから。
付き合ってあげてる私の気も察してよね。全く……せっかくの休日なのに」
ベッドの横で黙々と本を読む少女は少年、[ファトラ=フォートセバン]に言った。
二人の背中には灰色の翼。背丈や顔立ちを見ると、二人とも十五歳程だろうか。
「ずっと聞きたかったんだけどさ、何でエルザがここにいんの?」
「ファトの監視」
“エルザ”こと[エルゼリア=カーナック]は即答で返す。
そんなエルザを見てファトはむっとした表情を見せた。
「監視って、僕何も悪いことしてないけど」
「人一人怪我させたでしょうが! プルトリスの町で」
「あー、そうだっけ?」
死神は人間界に居座る以上、一つの使命をおびている。
死ぬ運命にある人間の魂を、その手でかりとることだ。
ファトはその仕事の途中、誤って他人を傷つけてしまったのだ。
「だってさ、勝手に割り込んできたんだもん。仕方ないじゃん」
「だからって、死ぬ運命にない人を傷つけちゃだめでしょ。
幸い軽傷ですんだから良かったけど……。
もしその人が命を落としていたら、堕とされてたかもしれないのよ?」
「僕、堕とされても別にいいよ。記憶ないから輪廻転生できないし」
“堕ちる”というのは、魂ごと消滅させると言うことだ。
輪廻のサイクルにまわれば再び別の命として生まれ変わることができるが、
堕ちてしまえばそれもかなわない。残るのは“無”だ。
「…………」
エルザは無言で本に視線を戻した。
「さーてと、行こっかな」
「行くって……。ファト、あなた監禁中でしょ?」
「いいのいいの!」
「良くない」
エリザが言うのもかまわずファトはベッドからおり立った。
そしてその灰色の翼をぱたぱたさせながらあくびをすると、翼をしまった。
というよりは、翼が透明になった。
「待ちなさい、ファト!」
「待てないね〜、じゃ」
ファトは扉を開け外へと飛び出していった。
エリザは深くため息をついて本を閉じると、その後を追った。
- Re: Requiem〜約束の鎮魂歌〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/03 18:01
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
始まって早々ですがオリキャラ募集しますっ。
†…オリキャラ応募用紙…†
[名前(英名でお願いします)]
[異名]
[性別]
[年齢]
[人間or死神or魔術師]
[特徴的な容姿三つ程]
[補足]
ありがとうございました<(_ _)>
採用できない可能性もありますので、ご承知ください。
- Re: Requiem〜約束の鎮魂歌〜/オリキャラ募集中 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/03 19:47
- 名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)
†…オリキャラ応募用紙…†
[名前 Else Clewing/エルゼ=クレヴィング]
[異名 黒御使(ダンジュ=ノワール)]
[性別 女性]
[年齢 見た目は12〜13歳]
[魔術師]
[特徴的な容姿三つ程 太股の中間まである金髪 翡翠(エメラルドグリーン)の瞳 黒服]
[補足 感情表現に乏しく、丁寧語に強烈な毒舌を含む。魔術師だが主に情報屋や殺し屋のような職業をしているらしい。
魔術に関しては召喚魔術、喚起魔術や錬金術などが得意。武器は破滅の杖(レーヴァティン)と退魔の杖(ガンバンティン)を所有。
黒御使の由来はエルゼの使う主な魔術の中に“闇翼”(エイル=オプスキュリテ)という背中に黒い翼を生やす魔術が、エルゼの外見も含めて黒い天使(=堕天使)のようだから
一応レーヴァンティンとガンバンティンの説明も
・破滅の杖(レーヴァンティン) エルゼの武器その1 エルゼの魔術は主にこの杖から放たれる(ただし闇翼のようなものは例外) また破滅の杖という由来通り、自身の魔術強化の能力もある
・退魔の杖(ガンバンティン) エルゼの武器その2 魔術など魔力に関するものをどんなに強力でも、問答無用で打ち消してしまう。結界などを張る役割はこっちの杖]
新小説ですか、死神や魔法とは楽しみにしてますよ^^ ファンタジー大好きですし、架凛殿の小説ですから。
相変わらず小説お上手ですね、その文才が羨ましい限りです。
いらない補足としては、エルゼの外見と性格はフェイトのルチアまんまry ついでにエルゼ=クレヴィングはドイツの名前です。
設定に関しては今思いついたのを瞬時に書いただけなので(黒御使とか)ヘンテコネーミングが多いですけどそこが気にせず。
……そして思いつきで自身の小説のネタバレを含めてしまった馬鹿な俺。(=レーヴァンティンとガンバンティン)
長文で読み辛くて申し訳ありません。では小説の執筆頑張って下さいね、影ながら応援しています。
- Re: Requiem〜約束の鎮魂歌〜/オリキャラ募集中 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/03 21:10
- 名前: 冬宮準 (ID: DE3AAuff)
おもしろそうなので作らせていただきます><
†…オリキャラ応募用紙…†
[名前(英名でお願いします)]Cythalis Meazetteサイサリス=ミーゼット
[異名]夢幻の玉輪(むげんのぎょくりん)
[性別]女
[年齢]16(?)
[人間or死神or魔術師]魔術師さん。ハイレベルな幻術が使えるため、「夢幻の玉輪」と呼ばれる。
[特徴的な容姿三つ程]長い黒い髪をポニーテールにしている。青い瞳で、水色のチャイナドレス(腰までの)の上に黒い服と黒いミニスカートをはいている。
[補足]性格は大人しいが、たまに腹黒い面を見せる。武器はブレードをとがれた鉄か何かで出来た黒い折りたたみ式のブーメラン。身体能力が高い。「…であります」口調でしゃべる。いつも目が死んでて怖い。とある貴族に仕えているらしく、主の言うことなら何でも聞くが、実はかなり嫌がっているご様子;
ありがとうございました<(_ _)>
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