ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 君と僕らの嘆きの世界。
- 日時： 2010/01/06 16:56
- 名前： 紅奈 （ID: .057oP6P）
未来がバラバラに崩れさって、
楽しい思い出は奈落へ葬り去られる。
哀しみや苦しみは一生心に残ってしまう
君ト僕ラノ嘆キノ世界。
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- 君と僕らと嘆きの世界。-序章- ( No.1 )
- 日時： 2010/01/06 02:36
- 名前： 紅奈 （ID: vWq4PSF8）
・・・)いい??じゃ、始めぇっ!!
髪が肩に届く位の桃色の髪の少女は、始めの合図と共に、走り出した。
・・・)朱子!?何処に隠れるのよ・・・。待ってっ!!
金髪の長いな髪を揺らしながら走る少女は、朱子と呼ばれる少女の後をついて行く。
朱子)リョー☆見つかる前にいこっ!!
涼葉)でも・・・。立入禁止よ・・・??
建物の前には、"立入禁止"の板がある。
朱子)涼葉は怖がりだねぇ☆早く早くっ♪
涼葉)違うわ。危ないから・・・っあぁ!!
階段が崩れ、涼葉はバランスを崩してしまった。
涼葉)・・・っあぁ!!・・・あっ!・・・ぅっ!!
朱子)リョー?ねっ??涼葉ってばぁっ!!ね・・・ぇ
目の前で頭から血を流した少女を見て、朱子は思った。
——このまま、ここから消えて・・・涼葉はもう帰った事にすればいいんだ。
——そぉーすれば、わたしがここに涼葉を連れて来た何て分かんない・・・よね??
・・・５分後
結依)あっーちゃん見ぃーケっ♪あれ??リョーちゃん一緒じゃないのぉー??
朱子)りょっ！リョーは用事あるからって・・・さあっ、先帰ったよ!!
結依と呼ばれる紅髪を二ツ結びしている少女は不思議そうな顔をした。
結依)ふぅーん。うち達も帰ろっか。
朱子)うん。
——そのあと涼葉が帰ってないと電話が来たが、先に帰った事しか解らないとしか言わなかった。
- Re: 君と僕らの嘆きの世界。 ( No.2 )
- 日時： 2010/01/07 01:51
- 名前： 紅奈 （ID: 3c0JYUg8）
—五年後—
朱子)ねぇー!!知ってる??
最近近所に、おっーきなお寺が出来たらしいの!!
ガラッ・・・
先生)今日は・・・ぇえっと、転入生がきてますよ!!どうぞ。
結依)ぅう〜ん、名前は確か・・・
紅髪を二ツ結びにしている少女は、オデコに手を当て、何やら考えている。
・・・)高寺、
結依)それだぁっ!!高寺さんだよぉっ!!
高寺)え!?あの・・・
結依は立ち上がり、大きな声で叫ぶ。
周りの人はそれを呆然と見ていた。
先生)はぁ・・・。大澤さん??
快斗)はぁっ??てめぇーなにやってんだ??頭おかしーぞ??
高寺)あのっ??
笑っていた声が止まり、黒髪の少女が不思議そうな顔をした。
高寺)高寺、涼葉と申します。よろしくお願いいたしますね??
＿高＿寺＿涼＿葉
黒板の字を見た朱子が言った。
朱子)わたしじゃないっ!!リョーが勝手にっ・・・っうぁああ!!
皆がいっせいに朱子の方を見る。
すると、涼葉が笑った。
涼葉)待ってたのよ??あ、か、こ??
リョウコチャン??イキテイタノ??
- Re: 君と僕らの嘆きの世界。 ( No.3 )
- 日時： 2010/01/08 12:56
- 名前： 紅奈 （ID: DrxGkANi）
[朱子を殺しに来たの??]
青紫色のショートカットの少女が、涼葉の耳元で囁いた。
[復讐??何の事でしょう??]
そう言うと少女はニコッと微笑んで美和子の方を向いた。
[あたし、５年前のかくれんぼの時、あそこの近くに隠れてたっ[何の事だか解りません・・・。]
涼葉は美和子の話を聞いて笑った。
[とぼけないで!!あなたが何故頭から血を流したかも、何故朱子が逃げたかも、しってるの!!]
[ふぅぅん。面白いじゃない。今日の放課後、教室で待ってるわ。]
涼葉の口調が変わり、笑いながら美和子にいった。
キーンコーンカーンコーン・・・
[今日はここまでです。はい、日直さーん??黒板消といてー!!]
[わたしっ、神崎朱子よろしくね♪リョ・・・涼葉ちゃんだよね??一緒にバスケやらない!?結依もいるよ??]
[有難うございます。山梨さんも一緒にやりませんか??いいですよね??]
[美和と友達になったの??どうやってー??]
ただ、地獄に連れ込む招待券をあげただけよ
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