ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- アビリティ・ワールド
- 日時: 2010/01/09 10:02
- 名前: 遊太♪ (ID: EWcIN/Ij)
題名は前と同じだけど、中身はまるっきり違うのでご了承を。
■□■□注意&呼びかけ■□■□
1.喧嘩・荒らしは絶対にだめ!!
2.アドバイス・コメント待ってます☆
3.誤字・脱字があれば言ってください
4.受験前なので、更新は遅れます(T_T)
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- Re: アビリティ・ワールド ( No.1 )
- 日時: 2010/01/09 10:19
- 名前: 遊太♪ (ID: EWcIN/Ij)
〜超能力・・・?〜
俺は今、2040年、暗黒歴17年の世にいる。
俺には仲間がいた。一人の女と裏切り者の男。
しかし、その仲間はもういない。
俺は能力を奪われ、すべてを失った。
‘体の至る所を刃物に変える力’という能力。
俺はあれから10年。すでに30を超えている。
高橋七海・・・愛する者よ・・・・
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暗黒歴17年 日本
暗黒歴が始まって17年、日本は決して晴れることのない暗い空の下で生活をしていた。
といっても、日本にはすでに一般人が誰もいない。
東京は半壊し、北海道は壊滅、九州・四国地方はひどい状態になっている。
唯一、関東地方だけがその最悪な状況を免れた。
そして、東京の街のど真ん中には、ある建物が建てられていた。
‘超能力者隔離施設 ワールドエンド−814’
その建物は5角形の建物で、地下30階から地上50階の高さまである。
40階後半は、すでに雲に隠れていて見えない。
その建物は17年前にいきなり東京に建てられた。
通称‘ペンタゴン’と呼ばれるその建物の地下25階に、今回の主人公はいた。
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ペンタゴン 地下25階 特別超能力者隔離部屋
ベットとトイレだけがある畳3畳半ぐらいの部屋に一人の男性がいた。
男性はベットに寝転がり、何もないコンクリートの天井を見つめる。
男の眼はすでに死んでいる。いや、精神が死んでいるのだろう。
部屋には男の息を吐く音しか聞こえない。
捕まって18年、男は飯を食べてベットに寝るの行動を続けていた。
男が変わったのは愛する者を殺されてからだった。
知っている仲間はすべて殺されたか、ここに収監されているか。
それか、敵に寝返ったか・・・・
しかし、そんなことはどうでもいい。
「七海・・・・」
男はそうつぶやくと、静かに目を閉じた。
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