ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【 獣 少 年 】
- 日時: 2010/01/09 11:19
- 名前: 早坂 春葉 (ID: vW1aB74L)
─私が迷い込んでしまった森には
狼のような少年が
住んでいた─
登場人物
*飯間 巳和(主人公)
*バク(少年)
*ソソフト(化物)
*ジョウ(化物)
*神
などなど
(初めて書くので、下手だと思いますが、
ぜひ読んでみて下さい。頑張ります)
Page:1
- 第一話【怪しい森】 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/09 11:38
- 名前: 早坂 春葉 (ID: vW1aB74L)
「巳和ー。今日、一緒に遊ばない?」
『うん。いいよー』
「じゃぁ、大木丁公園に集合ね」
『おっけえ』
「じゃ、また後でね」
『ばいばい』
私は手を振って、友達を見送った。
教科書をカバンに入れ、帰る支度をした。
私の名前は【飯間巳和】
藤夜中学校の一年生。
さっき話していた友達は【木野綾】
明るい女の子。
カバンを背負い、廊下を出て行った。
私はふと窓を見た。
サッカー部、陸上部、野球部…様々な部活がグラウンドで頑張っていた。
『私、もっとやりたかったな部活…』
私は元陸上部で、一年だけどレギュラーだった。
でも、大会の前日…足が動かなくなったんだ。
今ではすっかり治ったけれど、部活はやるなっていわれちゃった。
『はぁ…』
ため息をして、また前に歩き始めた。
- 第一話【怪しい森】 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/09 12:33
- 名前: 早坂 春葉 (ID: vW1aB74L)
私はボーとして、歩いていた。
『あ、あれ?!』
ふと前を見てみると、怪しげな森が。
『猟丘…森…(りょうおかもり)?』
こんな森知らない。
私は周りをみわたした。
誰もいない…知らない場所…。
『ど、どうしよう…』
私はその場にしゃがみこんだ。
すると何者かの足音が聞こえた。
私は素早く立った。
「ウァァァ…クァァ…」
『何?この声…』
何かの生き物?
こんな変な声をしている生き物…いないはず。
ガサガサ
泣き声の持ち主が草からでてくる。
「ウァァ、クァ…」
『え?』
出てきたのは小さな二本の尾が生えている狐のような生き物。
凄く可愛い。
私はそっと手を出した。
『おいで』
「クァァ…」
ゆっくりとやってくる狐。
私のほうへやってきた。
頭を撫でようとした時だ。
『そいつに触るなッ!』
木の上から男の人の声が聞こえ、振り向いた。
そこには、私と同じ年くらいの、
少年が…。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。