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不幸霊祓師
日時: 2010/01/19 17:26
名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: LTX6Bi5r)

初めましてorこんにちは、朝架です。

早速ですがお願い、忠告。

・荒らし、チェーンメールは覚悟の上で。ネットの果てまで追いかけるとか。ね。
・たまに1ヶ月くらい消えます。時々1週間くらい消えます。更新スロースピード!……ごめんなさい。
・ノリって恐ろしい!思いつき作品です。
・駄作嫌い?ご注意ください。

なんか変なことになる可能性があります。
それでも良ければお付き合いください。
宜しくお願い致します。

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Re: 三目の守護霊事情。 ( No.1 )
日時: 2010/01/18 22:44
名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: LTX6Bi5r)

序章


同じ画像なりマークなりを毎日見せることによって、それがあっても不自然じゃない状態になる。
これはすなわち洗脳への第一歩だ。

仮に、君の部屋の壁紙に普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。

時々、突然気分が悪くなったり眩暈がしたことはないか?金縛りにあったことは?

お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?

大きな都市が丸ごと停電する夢を見たことは?

球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?

マンテル・チャイルズ・ウィッティッド、その次は?

『アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?

螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?


ところで、さっきから貴方の後ろに居るのは誰?


「……(自称)守護霊です」

「(自称)は余計だ」

……これは意味不明は僕と意味不明な背後霊の物語。

Re: 三目の守護霊事情。 ( No.2 )
日時: 2010/01/18 23:01
名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: LTX6Bi5r)

登場人物紹介。


成瀬 慧/ナルセアキラ
16歳 男
主人公。
静かというか天然というか何か微妙な奴。
凄い不幸体質。

崎田 紫織/サキダシオリ
17歳 男
なんか守護霊みたいな。
でも人の目には見える。
結構静かなほう。多分ツンデレ。


追加時は後程。

Re: 不幸霊祓師 ( No.3 )
日時: 2010/01/19 18:09
名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: LTX6Bi5r)

第1章

不幸な霊媒体質、これでも霊祓師。


第1話


「あああああ……紫織、暇なんだけど」

「知るか、俺に言うな」

「そんな真面目に返すとか残念な子……」

「…………」

はは、イラついてますねー。
でも口喧嘩なら多分僕のほうが強いよ。

此処は僕らの事務所のようなもの。
まあそんなに大層な物じゃなく、実際僕の家の一室だ。
僕は一人暮らしだから一部屋なくなるのくらい痛手じゃない。

でも最近は……微妙な同居者が出来ました。
崎田紫織、残念な子です。

「お前の情報を広める力が弱いから誰も来ないんじゃないか」

「紫織の霊祓が本当に凄いなら自然に口コミくらい広まってもおかしくないと思うよー」

この一言で紫織は沈黙。
こいつの口喧嘩の弱さは尋常じゃない。

「だれか、また来てくれないかな、今月もお金危ないな……」

と呟いたのも束の間、チャイムの音。

「はーい」

廊下を走り抜け、玄関の扉を開ける。

瞬間、凄まじい風が部屋の中にふいてきた。
なんとなく頬に水滴の当たった感触。
嵐のような幻影が見えたような。
吹き付ける嵐に目をつぶってみる。次に目を開けると、幻影は消えていた。

幻影が見えたりするのは多分霊のせい、こういうのは慣れている。

「どちらさまでしょうか?」

「私、桝本結莉と申します。成瀬さんの霊祓所というのは……こちらですか?」


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