ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 包帯の矢をひく少女。
- 日時： 2010/01/20 18:25
- 名前： 夢歌 ◆GHEd/X9.3I （ID: DGGfSCZ7）
はじめまして！
夢歌と言いますっっ！
頑張りますので、ヨロシクお願いしますっっ！
クリックしてくださった方！
本当にありがとうございます！
あっっ！戻るを押さないで、ちょっとだけでも読んでいってくださると嬉しいですっっ！
さて、このまま『！』を続けてると、脳の血管が切れてしまいそうなので、
少々登場人物紹介をしたいと思います。
□主な登場人物□
* 西園寺 梨愛 サイオンジ リア
・12歳 祖母から包帯の矢をもらい、飛鳥時代に行った。
* 華古町 るうい ハナコマチ ルウイ
・14歳 祖父から包帯の弓をもらい、飛鳥時代に行った。
* アオイ=ミーティア
・10歳 梨愛の専属守り神。るういを敵対視する。
□お客様
* ・
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- Re: 包帯の矢をひく少女。 ( No.1 )
- 日時： 2010/01/20 18:36
- 名前： 夢歌 ◆GHEd/X9.3I （ID: DGGfSCZ7）
□１ . 平和から 飛鳥時代へ□
「ばあちゃん、ばあちゃーん！」
私は西園寺梨愛。
ばあちゃんに呼ばれたから、探してるんだけどどこにも居ない……。
「ばっあっちゃーん！」
「梨愛。こっちこっち」
あ、ばあちゃん。
ずいぶん若いよな、うちのばあちゃんは。全く。
「何なの？用って」
「んー？んっと、これこれ」
なんだそれ。矢……？
「矢だよ。梨愛」
「わかるよ。それぐらい。それが何？」
「ん。ちょっと、コレ持って」
んー、メンドクサイなぁ。
「よし。ッと、ほい」
ドン
「ほえ？」
……
ちょ、ばあちゃ、ココ井戸ぉぉぉぉおおぉ！！！
「バイバイ、梨愛。生きて帰ってきな」
ちょ、何ソレ。無責任すぎるんですけど。
まさか、ばあちゃんに殺されるとは思わなかったなぁ。
バイバイ、私。
バイバイ、この世。
バイバイ、みんな……。
- Re: 包帯の矢をひく少女。 ( No.2 )
- 日時： 2010/01/20 18:47
- 名前： 夢歌 ◆GHEd/X9.3I （ID: DGGfSCZ7）
「バイバイ、私の明日ー……って、あや？」
ん？しゃべれてる？
生きてるっっ？
「やったぁ！私って無敵ッッ！？」
でもさ。あんたがったどこさ。
「ここはどこよ」
そうなのだ。ここは、井戸の中じゃない。（井戸の中なんて入ったことないけど）
「森の中……」
ですネ！
って、誰？
「ん？何だ、お前」
お前こそ誰だ！
「名乗れ」
お前がナ！
「さ、西園寺、梨愛……」
「なんだぁ？女か」
何よ！ショートカットだからって、勝手に男にしないでよね！
「あんたこそ、誰？」
「華古町、るうい」
るうい？ヘーんな名前！
『あたちが居ることも、わちゅれないでね！』
誰だぁぁあっぁ！
何このちっちゃい子！
『あたちは、アオイ=ミーティア！梨愛の、専属守り神よ！』
守り神……。んなファンタジックな。
「ホントに、ココどこ。守り神って何。るういって何者？」
私の疑問は永遠に……。
- Re: 包帯の弓をひく少女。 ( No.3 )
- 日時： 2010/01/20 19:08
- 名前： 夢歌 ◆GHEd/X9.3I （ID: DGGfSCZ7）
「うっせぇなぁ。俺のほうが年上なんだから、言うこと聞けよ」
「うるさぁい！るういなんか、るういで良いのよ！それよりねぇ、ココどこと知ってるんでしょ！教えてよ」
『梨愛。あたち、お腹ちゅいた！』
うるさいなぁ、なんだっけ！？アオイだっけ？
「俺だってしらねぇし。ジジィに壊れたさい銭箱に突き落とされてココに来たんだし」
ん？私のときとちょっと似てる。
「ねぇ、そのとき、矢みたいなの貰わなかった？」
るういは、ん？というように、
「あぁ、もらった。俺は弓だけど？」
せ、セットぉ？
「私、矢。ペアかな？」
「そうみたいだな。どっちも、包帯が巻いてある」
言われてみるとそうだ。
ブッキミ〜。
「矢射ってみっか？」
「ちょっとるうい。こっち向けないで」
るういは、いっくぞーと言って、弓をひいた。
「ちょっとるうい！あぶな……」
ヒュン……
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