月の鐘の横で　-うらぎり山- | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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月の鐘の横で　-うらぎり山-: 日時： 2010/01/21 20:41; 名前：雛仔(・×・)ゞ（ID: TiVvIMad）; クリックど・う・も・で・す。ヽ┃´・ｃ_・｀┃ノ
嬉・゜嬉*:゜*:・(o＾(工)＾o)゜*:・゜*・嬉・。嬉

雛仔と言います。
シリアスダーク、書けるか分かりませんが、宜しくです☆

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Re: 月の鐘の横で ( No.1 ): 日時： 2010/01/21 20:26; 名前：雛仔(・×・)ゞ（ID: TiVvIMad）; 主な登場人物

・雨ヶ咲　鄙/Amagasaki　Hina
穂娑姫高校に通う高校１年生。
天然で腹黒い。ピンチの時には悪じえが働く。

・北柱　桜子/HokuBasira Sakurako
穂娑姫高校に通う高校１年生。
物静かで、とても現実的。口が悪い。

・葉多　灯/Hatta Akari
穂娑姫高校に通う高校１年生。
しっかり者で、少し負け惜しみな所も。

・橘　遊覧/Tatibana Yuuran
穂娑姫高校に通う高校１年生。
マイペースで、のほほんとしている。

・小江田　小鳥/koeda kotori
穂娑姫高校に通う高校１年生。
すごい自信家。自分が大好き。

Re: 月の鐘の横で ( No.2 ): 日時： 2010/01/21 20:39; 名前：雛仔(・×・)ゞ（ID: TiVvIMad）; -Ⅰ-

穂娑姫高校に通う高校１年の雨ヶ咲　鄙は、まだ現実と言うものを理解していなかった。

「さく仔ーーーっ！　待ってよーーーっ！」

鄙とは正反対の性格の、北柱　桜子はスタスタと鄙を置いて高校へ向かう。
その後ろで、鄙が追う。

「うるさいっ！　私はお前みたいなクソと一緒に行きたくねーんだよっ」

桜子は、そう言うと自慢の長いミカン色の髪を一つにくぐった。

「えー……さく仔ってば冷たいよーっ？」

「冷たくて結構、お前は甘えすぎだ」

そして、また歩き始めた。鄙もこりずに、後を追った。

赤いリボンを首に巻いて、かん高い声で笑う彼女の名は、小江田　小鳥。
とてつもない自信家。

「遊覧！　カバン持って」

小鳥の横でへにょへにょと笑う彼女こそが、世界一不思議ちゃん＆マイペースの、橘　遊覧。
遊覧は小鳥にゆっくりと近づくと、カバンを取った。

「それでいいの、遊覧っ　早歩きで行くんだからねっ」

そして少し変わった二人組もまた、穂娑姫高校を目指していた。