ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ぼくらの『歪』童話
日時: 2010/01/24 14:39
名前: 音 ◆fpcvJMKcxg (ID: IJ2q7Vk/)
参照: 歪んだ童話の「作者」—マスター—は何?  —「ぼくらの『歪』童話」 

「あのひとを、しらない?」

〆ご挨拶。
おはようございますこんにちはこんばんははじめまして。朝からカップラーメンは異常なんでしょうか(とりあえず謝っておきますすいません)音と名乗りやがっているものです(長い)。
現代ファンタジーになるといいな。とりあえずそこら辺のジャンルです。
思い立ったらなんでも挑戦しやがりますよ六は。そこら辺注意。

!注意
・駄文は嫌だ。
・荒らしに来たよ。
・グロいの好き。
・そもそも音が嫌い。
以上に一つでも当てはまる方は即刻「戻る」で帰ったほうが良いです。むしろそうした方が貴方の為です。

そんなわけで、宜しくお願いします。

〆目次

0,
始り >>1
御伽 >>2
1.
思考 >>3


※偶に一番上に音の独り言が入ります。無視してやってください。

Page:1 2



始り ( No.1 )
日時: 2010/01/22 20:21
名前: 音 ◆fpcvJMKcxg (ID: IJ2q7Vk/)
参照: 歪んだ童話の「作者」—マスター—は何?  —「ぼくらの『歪』童話」 

「あのひとを、しらない?」
目の前の少女が発した言葉は、痛みを訴えるものでもなく謝罪や心配の言葉でもなく僕の耳が正しければ間違いなくその言葉だった。
「え、し、知らない、けど…」
何が何だか分からないままそう答えると、目の前の彼女は聞いているのかいないのか無言のまま立ち上がって、そのまま夜の闇に消えていった。
…説明しよう。ここは夜…正確に言えば午後11時の住宅街。しかも路地裏。僕がこんな所にいる理由は単なる塾の帰り道。の近道だから。
さっきの少女は単にぶつかっただけであり、僕がストーカーしていたとかそういうわけでは絶対にない。確かに美少女といえる容姿ではあったがまだ小学生くらいの筈だ、多分。僕にそういう趣味は無い。
何は兎も角僕がぶつかって色々こんがらがっていると彼女が何を言うでもなくいきなり冒頭の言葉を発したのだ。
取り敢えず家に帰ろう。遅いご飯を食べて風呂入ってちゃっちゃと寝よう。そうしよう。
自分の中で計画を立てて家に帰ろうと帰路に着こうとした。…ら。
「…あれ?」
どこだよ。ここ。

御伽  ( No.2 )
日時: 2010/01/23 10:12
名前: 音 ◆fpcvJMKcxg (ID: IJ2q7Vk/)
参照: 歪んだ童話の「作者」—マスター—は何?  —「ぼくらの『歪』童話」 

「…ここは<<おとぎ話>>。」
…は?
何か蒼いのが見えた。ゆらゆら炎みたいにゆらめくそいつが言う。
「キミはオズ?王子様?それともそれとも、…何かなあ?」
…何だよ。それ。さっぱり分からない。僕はどうすればいいんだ?
「答えはカンタン。きみはこのおとぎ話でワタシを見つけてくれれば良いのさ♪じゃ、ばいばい」
声は消えた。蒼い炎みたいなのも消えた。周りにはチェス盤の上のような光景が広がるばかり。…これは二回目の台詞だが、さっぱり分からない。本当に。
不意に目の前に落ちてきた紙。…何だ。
床に落ちたそれを拾ってみると、一文だけ書いてあった。

「あなたのおとぎ話は 作者の中」
その一文で、すべてがわかった気がした。
…オーケー。とりあえず進んでみよう。そうしなきゃ何も始まらない…気がする。



序・終

思考 ( No.3 )
日時: 2010/01/24 14:45
名前: 音 ◆fpcvJMKcxg (ID: IJ2q7Vk/)

「……あれ?」
紙に書かれていた言葉を呟き、ふと紙から顔を上げると何も無い筈の空間から、西洋風の屋敷に使われているような(見たことは無いが)どこか不思議な雰囲気を漂わせる扉が現れた。
普通に見れば怪しい。かなり怪しい。……でも、僕はその扉に吸い寄せられるようにして近づき、ドアノブに手を伸ばしていた。開けた扉の中には底の見えない闇。僕はそこに飛び込んだ。
……多分、ここが始まり。いや、恐らくはあの少女にぶつかった時からこの一見くだらないおとぎ話は始まっていた。気がする。恐らくそれは、偶然とも呼べる必然的な運命と呼ばれるものによって。
なあ、そうだろ?………僕をここに呼んだのかも知れない「作者」とか呼ばれてるどっかの誰かさん。

そして少年は扉を開けた。
その行動が、思想が、全てを破壊へと導く事になるとも知らずに。
……運命と呼ばれるのは物語を動かす「作者」(mastar)。
偶然と呼ばれるのは必然的なる運命。

それでも僕らは歩き出す。
先の見えない闇を抱いて

〜〜〜〜〜
つづり……合ってるかなぁ……


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。