ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

戦争ゲェム
日時: 2010/01/23 14:12
名前: 【虎徹】 (ID: cm34dabg)
参照: http://syousetu.gaym.jp/monster_hunter/read.cgi?no=542

—プロローグ—

初めはただの「ごっこ」のつもりだった…。
でもそれは「ごっこ」ではなくて、「事実」「本当のこと」
誰の性でこんなになってしまったの…?
なぜ友人を殺さなければならないのか
殺らなければ自分が殺られる。

でも私は信じるよ…
いつかこれから抜け出せるって…
このふざけた輪廻から

Page:1



Re: 戦争ゲェム ( No.1 )
日時: 2010/01/23 14:30
名前: 【虎徹】 (ID: cm34dabg)
参照: http://syousetu.gaym.jp/monster_hunter/read.cgi?no=542

第一話「ハジマリ」

平成2009年の8月24日AM10:00…

「紅葉!夏休みだからっていつまでも寝てない!」
「うん…」

お母さんに起こされ、紅葉(くれは)はベッドから起き上がり、すぐに着替えを済ませて下の階に降りる。
キッチンではもう朝食ができていた。というかラップをかけられていた。

「いただきまーす」

朝食はご飯とみそ汁、あとおかずにベーコンと卵焼き
コーヒーもあった。

「?、今日は悠君と出かけるんじゃなかったの」
 …多少の時間差で紅葉は大切なことを思い出した。
今日は同級生の悠と出かける日だったのである!
しかも…待ち合わせは10時…

「いけないっ!」
朝食を食べるのをすぐ中断し玄関に走って向う。
ドアを乱暴に開け

「行ってきます!!」
バン…

キッチンがまるで嵐が去った後のような雰囲気になった。


AM11:00 公園前

紅葉が公園に着き、辺りを見回す。
人影はなかったが後ろから声がした。

「紅葉…遅いよ…」
「ごめんなさい…悠」

悠がため息をつくが、紅葉を見て笑い
「じゃ、行こうか」
「うん!」

これが全ての始まりだった。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。